忍者ブログ
05

1 2 34 5 6 7 8 9 1011 12 13 14 15 16 1718 19 20 21 22 23 2425 26 27 28 29 30 31
×

[PR]上記の広告は3ヶ月以上新規記事投稿のないブログに表示されています。新しい記事を書く事で広告が消えます。


私のふるさとは「果物王国」だった。
昨年までは。

胸を張って言えるふるさとだった。
もちろん今だって、石を投げられても胸を張って言える。

今年はあのような事故があったため
例年になく出来の良かった桃や梨やりんごが
全国の人の口に入らないのが残念だ。


実家からは梨に続き、りんごが送られてきた。

4fd8d63f.jpg

まわりの人に配りたいので、あまり大きくなくてもいいから、と
個数の入っているものをリクエストした。

「福島のりんごですよ」と、充分に前置きをしてから
「ついては・・・よろしければ」と、そして
「どうぞ、遠慮なく断ってください」と悔しいがにっこり笑って言う。

みなさん、喜んでもらってくださった。


3268eaaf.jpg

自信満々で配った割には
自分で食べてみたら、まだ酸っぱかったので
「少し置いてから食べて」と触れまわった。

こんなに甘そうな顔をしているのに。



りんごの箱の中にはリーフレットが何枚か入っていて
そのうちの1枚は、福島在住の詩人で
「詩の礫」で脚光を浴びた和合亮一氏の詩だった。

ada93b5a.jpg

おそらく、あの事故以来、どこかで一節くらいは
目にした、あるいは耳にした方もいると思う。

ちなみに、椿弟の高校の後輩でもある。

椿父曰く
「たいした詩じゃないが、やたら脚光を浴びている」
かなり厳しい。

ただ、この詩は、この土地に住んで生きていくという
その場に現在進行形で存在している人でないと
詩えなかったものなのだ。
あの事故からほどなくして発表された詩を
ここでは、さりげなく画像で紹介するだけに止める。


PR
コメントをどうぞ。
お名前
タイトル
文字色
メールアドレス
URL
コメント
パスワード   Vodafone絵文字 i-mode絵文字 Ezweb絵文字
コメントありがとうございます。
◇ナオミさん
今年は桃も梨も大きくて、それはそれは美味しかったんですよ。
この美味しい果物が堂々と全国に出回る日が早く来ますように。
椿 2011/12/26(Mon)09:35:27 編集
こんなに
美味しそうなリンゴなのに、あの事故のせいで肩身の狭い思いをさせてしまい本当に申し訳ない気持ちでいっぱいです。

どうか、早く収束しますように。
うっしー 2011/12/20(Tue)07:52:01 編集
カレンダー
04 2025/05 06
S M T W T F S
1 2 3
4 5 6 7 8 9 10
11 12 13 14 15 16 17
18 19 20 21 22 23 24
25 26 27 28 29 30 31
私のこと
HN:
   椿
性別:
女性
趣味:
読書など
自己紹介:
老後はミモザ館(やかた)の
女主人になることを夢見つつ
4匹の猫と暮らす。
(いつの間にか5匹に)
最近のコメント
[05/14 椿]
[05/08 micmac]
[04/03 椿]
[04/03 nana-bata]
[09/27 naomi]
リンク
アーカイブ
ブログ内検索
バーコード

583  582  605  581  580  604  579  603  578  577  575 
12月20日 12月19日
忍者ブログ [PR]