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先週のことだ。
会社から家に帰り、ドアを開けると
大概猫3匹が1階を走り回っている。
時々風猫の姿が見えないが
ロフトで寝るのが好きな彼は、私に気づいてから飛び降りる、という
動作があるために出遅れることがある。
しかし、この日、風猫は下りてこなかった。
「きっとまだロフトで寝ているのだろう。ま、よくあること」と
私は着替えるために自分の部屋に上がっていった。
寝室にちらっと風猫の姿が見えた。
しかし、なんだかゆっくりした動きをしていたのが気になった。
まあ、いいや、着替えてからで。
と、着替え、寝室風猫の様子をに見に行った。
「!」
画像が無いので説明すると、彼の状態は
以前に摩耶猫の起こした事件(?)とほとんど同じ。
しかし、彼は熊谷直実の母衣のように
紙袋を背負った状態だった。
これは・・・気の毒過ぎる。
「フーちん、フー ・・・どうしたの?大丈夫?」と
静かに声をかけながら近づく。
と、そこには
どうやっても自分から離れない紙袋を背負い
さんざん暴れ、全ての手をつくし
これ以上どうしたらいいかわからない、という諦めから
ウ~ ・・・ ウ~ ・・・ というかすかな唸り声が聞えたが
それは部屋の隅に潜んだ摩耶猫の発しているものだった。
一瞬、この状態を画像に残すか?という考えが浮かんだが
すぐにそれは自分の中で否定された。
途方に暮れたあまり、にこにこしている状態の猫を写真に撮るほど
私はブログネタに困っているわけではない。(強がりだけど)
「フーちん、平気だよ。平気だよ。フーちん」と声をかけながら
猫の頭を撫で、とりあえず母衣(紙袋)の部分を千切り取った。
母衣の部分は取れたが
紙袋の取っ手がたすき掛けのようになっている。
風猫は体格が良いので、焼豚にかかった紐のように見える。
これは私の部屋から持ってきたハサミで
猫の毛を切らないように、慎重に切る。
やっとこさ体が自由になった猫は
体を伸ばして安心した表情を見せ
階下に走り去っていった。
「あ! そうそう、ご飯、ご飯!」 という感じだ。
今回は、紙袋をそのままに放置しておいた私が全面的に悪いのだが
あの大きな体でアンリの小さいお菓子の袋(の取っ手)に入るとは
考えもしなかった。
子供と猫だ。
それは今まで十分経験しているはずなのに
いつの間にか忘れてしまっていた。
まだまだ目の離せない、オマケに言うことをちっとも聞かない子猫がいるうちは
よくよく気を付けないとダメだ、と学習した私だった。
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椿
性別:
女性
趣味:
読書など
自己紹介:
老後はミモザ館(やかた)の
女主人になることを夢見つつ
4匹の猫と暮らす。
(いつの間にか5匹に)
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