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12月24日 待降節最終日の窓を開ける。


12-24-1.jpg


こう来たか。 飼い葉桶の幼子だと思ってた。




And suddenly there was with the angel a multitude of the heavenly host,
praising God and saying, "Glory to God in the highest heaven,
and on earth peace among those whom he favors!"
 Lk. 2:13

すると、突然、この天使に天の大軍が加わり、神を賛美して言った。
「いと、高きところには栄光、神にあれ、地には平和、御心に適う人にあれ。」





a3085e4a.jpg

O.ヘンリーの「賢者の贈り物」

 

若い、貧しい夫婦が、相手の最高のものをより耀かせるために
自分の
最高の者を売って、それを手に入れる。だが、その贈り物で
「より耀くはずのもの」は既に
どちらも持っていなかった、という短編。


だが、作者のO.ヘンリーは最後にこう結んでいる。

 

「贈り物をするどんな人たちよりも、この二人こそ最も賢い人たちであったのだと

現代の賢明な人たちに向かって言っておきたい」

 

この世で一番素晴らしい贈り物は「自分の持っている最高のものを与えること」

それこそが、作者の考えるクリスマスプレゼントの本質なのだ。

 

贈り物を渡しあった後のこの夫婦のクリスマスディナーも、ポーク(たぶん)チョップと

安いワインなのだろうが、泣き笑いをしながらの楽しいディナーになることは

間違いない。


さて、みなさんは今夜と明日、誰とどう過ごされるのでしょうか。



12-24-2.jpg

うつむきがちにチャーが歌っているのは ああベツレヘムよ




クラシックMIDIラインムジーク
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無題
コメントありがとうございます。

◇マイクママさん
O.ヘンリーが好きな文学少女は少なくなかったですね。
皮肉やで、ちょっと悲しくて、そして最後は暖かな
気持ちにさせてくれる、そんな短編ばかりだったような
気がします。
この夫婦のような相手への愛の示し方ができたら
なんと幸せなことでしょう。
椿 2008/12/25(Thu)13:59:49 編集
無題
中学生のときにこの小説を読んでから、長いこと
O・ヘンリは好きな作家の上位にいました。
自分の持っている最高のものを与える…そうでしたね。
与えたいという気持ちがあるだけで、もう幸せですね。
マイクママ 2008/12/24(Wed)20:50:20 編集
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