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夕食の支度を始めようとしていたら
ピンポンとチャイムが鳴った。
山梨からトウモロコシが届いた。
予告があったので、届くのを楽しみにしていた。
とれとれのトウモロコシが大量に12本も!
父親や従姉から口をすっぱくして言われた教えを忠実に守る。
夕食の支度は取りやめだ。
すぐに大量のお湯を沸かす。
その間にゴム手をはめてトウモロコシの皮をむく。
ゴム手は虫が出てきた時の用心。 見たら叫ぶから。
「トウモロコシはお湯を沸かしてから畑にとりに行く」
というくらい、鮮度が大切だということだから
全てを放り投げて、トウモロコシを茹でなくてはいけない。
これも従姉の教えに従って、皮を1枚残す。
こうすると香りが良いそうだ。
もう、実がみっちり詰まっていて
(ふぐすまでは「実が入って(いって)」という)
茹でる前から美味しいのが約束されているようだ。
6本の皮をむいたところで、ちょうどお湯が沸いた。
すぐにトウモロコシを投入して、残りのトウモロコシの皮をむく。
むき終わった頃、トウモロコシの様子を見ると
すでにトウモロコシの魅力的な香りがする。
新鮮なものは、あっという間に火が通るのだ。
残りのトウモロコシを茹でる間
初めて見た不思議なモノに反応する猫としばし遊ぶ。
ああ、ちょっとちょっと、いくら不思議だからといって
トウモロコシのヒゲなんて口に入れちゃダメ!
(写真は皮だ)
トウモロコシの茹で上がり。
せっかくなので、ご飯の代わりに食べることにした。
まるで砂糖でもかけたか、というほどの甘さ。
トウモロコシの粒に歯を当てたら
びっくりするほどの甘いジュースが口の中に飛び込んでくる。
季節を食べる幸せ、とはこういうことに違いない。
茹でたてのとりわけ大きい2本を選んで
お隣にもおすそ分けもする。
(また猫が縁台の下に入るかもしれないし)
あまりにも美味しかったので、ワケもなくトウモロコシのアップを。
ああ、季節のある国に生まれて本当に良かった。
季節の美味しいものを食べると、しみじみ思う。
思わず手を合わせたくなる、という気持ちが
よーく理解できた。
ご馳走さまでした。
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HN:
椿
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女性
趣味:
読書など
自己紹介:
老後はミモザ館(やかた)の
女主人になることを夢見つつ
4匹の猫と暮らす。
(いつの間にか5匹に)
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