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箱乗り猫の出演者は全員無事です。
ふぐすまの爺婆が心配でしたが、こちらも連絡がとれ
無事であることを確認しました。
昨日の地震発生時、私は仲良しの同僚の元に駆け寄り
手に手をとって、机の下にもぐりこんだ。
「生き埋めになったときは、一緒に発見されましょうね!
アノ人(誰だ?)に重なったりしないように。死ぬときは一緒よ!」
と、カラ元気で騒いでいた。
私は地震王国とも言えるふぐすまで生まれて育ったので
大概の大きな地震の揺れは驚かないが
長い時間の揺れの経験がなかったので、ちょっと怖かった。
ホントにちょっと。
で、とっさに思ったことは
「ウチの猫は大丈夫だろうか?」だった。
避難勧告に従い、ビルの外に避難していたら
夫から携帯に電話があった。
「オマエ、どこだよ。」
「どこって、会社の前の道路だよ。」
「福島に連絡したか?」
「いや、携帯なんて全然繋がらないよ。」
一番どうでもいいヤツの無事が最初にわかった。
大きい揺れが治まり、会社で待機しながら
ふぐすまの爺婆や三原の弟に必死で電話を
かけまくったが、全然繋がらなかった。
そこで、弟にはPCにメールを送った。
「私は無事です! ふぐすまは?」
そうこうしていたら、再び夫から電話が入った。
「あー、オレオレ! 福島と連絡取れたよ。
無事だって。店の棚は倒れたけど無事だから
ゆっくり片付けます、ってさ。
オマエも無事だって、言っておいたよ」
結婚して27年、夫は初めて私の役に立った。
ほっとしたところで、私は言った。
「それは、とてもありがとう。
それでは、アンタはこれから歩いて家に帰り
猫に餌をやって!
私は電車が動くまで会社にいるから。」
「んー、そうだな。ここにいてもしょうがないしな」
「とにかく猫が心配だから、たとえ朝までかかろうとも
帰って!」
「んー、オマエって人を使うのが好きだな。 わかったよ。」
今回の震源地に近いので、一番心配だったふぐすまの爺婆が
無事とわかれば、後は猫だけだ。
すっかり心が軽くなった私は食料を調達し、医務室のベッドも確保。
お泊りの準備は万端だ。
そうこうしているうちに、広島の弟にも電話が繋がった。
「それがさ、結婚して初めて夫が役に立ったのよ」
「はいはい、ぷぷぷ、わかったわかった。
いやー、邪心の無い人が電話すると、繋がるもんなんだね。」
などとやり取りをして、心配してくれたK子ちゃんとも
話をして電話を切った。
後は、テレビを見たり、うとうとしたりしながら
会議室で長い夜を過ごした。
(医務室のベッドは年配者に譲った。)
途中、夫から何度も途中経過のメールが入る。
さすがの私も、結婚して初めて使うような言葉を返した。
「頑張ってね! お願いします!」
しゃべったら舌を噛みそうな言葉だ。
早朝4時、ようやく自宅に着いた夫から電話があった。
「それがさー、猫は全員無事で、家もなんともなかったよ!
唯一、乾燥機の上の洗濯籠が落ちていた。
後は何も落ちてなかったよ。」
「・・・(ホッ) そう。ありがとう。
私は朝になって混雑が落ち着いたら帰る。」
この時ほど、家具の一切無い家にしたことを
「良かった!」と思ったことはなかった。
こういう時のために、そうしたのだ。
そして朝、私は会社で朝を迎えた人に
モーニングコーヒーを淹れ、8時に会社を出た。
家に着いたのは9時半。
何故か、いつもは買わないドーナツが食べたくなり
ついつい買ってしまった。
ウチの唯一の被害
時間を追うに連れて被害が大きくなるのを
聞くのは辛い。
人はもちろんだが、報道されない猫や犬のことを
考えると尚更だ。
だが今はとりあえず、家族、友人の無事を喜びたい。
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「雛納め」 という優しい季語があるが
せっかくの可愛らしい紙雛なので
ウチは4月まで飾っておくつもりだ。
そして、弥生3月に入ったのを待ちかねたように
ミモザが開花した。
まだ、よくよく見ないと咲いているのがわからないくらいだが
小さいが黄色いホワホワした花が咲くと
あたりがほんのり明るくなる。
今、玄関を開けると鼻腔をくすぐるのは
近所の梅の花の香りだ。
ウチの白い沈丁花は赤い花よりも開花が遅いが
蕾のふくらみ具合と、傍を通るときに感じる香りが
直の開花を予感させてくれる。
これくらいの蕾でも、強くはないが充分に香る。
さて、芽が出るのが遅くて心配したチューリップだが
この2,3日で、いきなり伸びた、と夫が言っていた。
今年はこんな形の花も咲く予定。
変った形の花も元気いっぱい、にぎやかな感じで好きだ。
今日の見張り番。
キリっとした顔つきで外をひと睨み。
チューリップの開花まで、よろしくお願いします。
弥生三月、雛祭りを4日後に控えた昨日
まあ、なんとも心浮きたつような美味しいものを
仙台在住の方が送ってくださった。
白とサーモンピンクの風呂敷包みに
「要冷蔵」
結び目を解いてみると
私が仙台で一番美味しいと思っている
「阿部蒲鉾」のお雛かまぼこ だ。
ヤダ~、もう、箱から既に可愛い。
期待が高まる。
では、パンドラの箱(違)を開けてみましょう。
そこには、希望が・・・じゃなくて
春らしい色どりの、この季節限定のかまぼこがぎっしり。
本物のハマグリの殻を使い、内裏雛に見立てた蒲鉾は
ホタテ入り。口の中に入れるとぷりぷりした歯ごたえで
噛むほどにホタテの旨みが溢れてくる。
屏風に見立てたピンク色に、白の格子模様のものは
チーズ入りかまぼこ。(まだ食べていない)
手前は花型かまぼこと、菱餅に見立てた鮭のそぼろ入りかまぼこ。
もちろん、菱餅は三色三段になっている。
中ほどの、黄色い袱紗包みのようなものは「しんじょ包み」
白いしんじょうを黄色の柔らかいかまぼこで包んである。
ピンクと黄色の丸っこいかまぼこは雪洞見立て。
カステラ風かまぼこ、ということだが、黄色の部分は
伊達巻のような感じだ。
とにかく阿部蒲鉾のは、何を食べても全部ウマイ。
私の好みなのかもしれないが、ハズレたことはない。
送り主は気を使って
「ひな祭りだから、女猫2匹に。」と理由をつけて
送ってくださったのだが
残念ながら、これはニンゲンの食べ物なので
猫は匂いを嗅ぐだけでお引取り願い
飼い主が全部を賞味させていただく。
今年は、ひな祭りに思わぬご馳走が加わって
食べそこねた猫はともかく、ニンゲンは大喜びである。
あ、そうだそうだ!
お雛かまぼこにはオマケというか
従業員の方が折ったという紙雛もセットだった。
屏風まで付いているのだ。
これは桜餅用のお盆に乗せて、早速玄関に飾る。
明日から3月。
沈丁花の蕾も日増しにふくらんできた。
この花は、まだ固い蕾の時から香る、ということを
昨日、家の裏から鉢を運ぶ時に初めて知った。
もちろん鉢を運んだのは夫で
沈丁花の蕾の匂いをきちんと認識したのは私だ。
もう、一昨年のことになってしまうのだが
その年の秋は、帯状疱疹になって具合が悪かった。
そういう時に運悪くというか、熊本から上京した人がいた。
アテンドするつもりマンマンだったのだが、どうにも具合が悪くて
他の人にアテンドを任せてしまった、ということがあった。
心優しいその人は、アテンドを欠席した私にも
お土産を託してくださった。
そして、それはとうに忘れたころに
託された人(もちろんあの人)から郵送されてきた。
さらに失礼なことに、私はそれを開けもせずに
しばらく忘れていた。
何かの拍子にふと思い出し
「おお、そういえば・・・」と
バリバリと紙包みを開け、中を見ると
3つの猫の小物、というかアクセサリーが
入っていた。
1つ目はこれ。
まあ! チャーと同じブラウンのアメショーだわ。
ってことは3つあるから、あとの2つもウチの猫と
似た毛色の猫、ということも考えられるわね。
二つ目は
ああ、やっぱり。
なんと、ユメに良く似た模様の猫! へえ、よく見つけたこと。
鼻筋はグレーだし、白地にサバ模様の入り具合といい
足の模様なんか、もう・・・
あっ、違う!
似ている、んじゃない。 これ、ユメだ!!
心底びっくりして、よくよく見たら足の模様も身体の模様も
ユメなのだった。
向きがちょっと違うけれど。
そして、ブラウンのアメショーのキーホルダーを再びよく見ると
実は、これまたウチのチャーなのだった。
この、おっとりした気の良い感じの顔もそっくりだ。
そして、3つ目は、と見ると
もう、何もいえないほど摩耶そのものだ。
ホラ。
ねっ!
あまりのことに、到底使用することなどできるはずもなく
大事に大事にしまい込んでいた。
思い出してよかった。
お目にかかれなかった方には借りを作ってしまった。
次回の上京の際にはぜひ、ウチのアフタヌーン・ティに
お招きしておもてなしをしたい。
もちろん、それでは全然お礼として足りないのは
充分承知もしている。
しかしこれを作った職人も、プロとは言えスゴイ。
客の人数が多いと、なかなか姿を見せない猫も
客が一人か2人で、ケーキがサーヴィスされていたりすると
さりげなくテーブルの上に乗ってくる。
そして、そ知らぬ態度で客を観察し、イケそうだと思うと
おもむろに近寄る。
空腹なワケはない。
が、このお客様はきちんとしたポリシーがあるので
猫には絶対にニンゲンの食べ物をやらない。
が、深読みをできない猫はしつこい。
ようやく悟った猫は
素早く、いとも簡単に靡く飼い主に迫る。
もちろん、ひとくちだけでは納まらない。
それでも、私の厳しい目があるので
配給されるのは2カケラだ。
猫がテーブルの上に乗ることについての是非だが
ウチは、猫嫌いの人が来たとき以外は
そのままにする。
どうせ、留守にしている時はテーブルの上で
寝ていたりするのだ。
それに、テーブルが大きいので
猫の1匹や2匹乗っていたところで
全然気にならない(違)
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私のこと
HN:
椿
性別:
女性
趣味:
読書など
自己紹介:
老後はミモザ館(やかた)の
女主人になることを夢見つつ
4匹の猫と暮らす。
(いつの間にか5匹に)
女主人になることを夢見つつ
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