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今年も12月がやってきた。
ナオミさんからいただいたアドヴェント・カレンダーの窓を
毎日1つずつ開けていく。
今日、12月1日は大きな星のしっぽ(?)の真ん中あたりの窓だ。
では、12月1日、最初の窓を開ける。
今年のカレンダーはスゴイ。
開いた窓の裏側に聖書の言葉が記してあり、窓の中の絵は
その内容に則したものだ。
The People who walked in darkness have seen a great light
Isaiah 9:2
「闇の中を歩んでいた民は、大きな光を見た。」 イザヤ9:2
カレンダーの最初にふさわしい一節だ。
この後にはこう続く
「死の陰の地に住んでいた者たちの上に光が照った」
イザヤという人が書いた預言書の中にある、やがて救い主が
誕生する、という預言が記された箇所だ。
救い主の誕生を予感させる一節から今年のカレンダーは始まる。
尾道に行った次の日は、安芸の小京都 竹原に連れて行ってもらった。
初めて見るのに、不思議と懐かしく感じる街並みが続く。
しかし、日曜日の真昼間というのに、この人の少なさは何だろう?
家の玄関には、必ず竹筒に花が挿してある。
これは和風小物の店だが、ディスプレイが素晴らしい。
端切れで作った小さいちゃんちゃんこ。
ここは、ニッカウィスキーの創設者の生家。
中国地方の秋の山の色、というのも初めてみたが
長野や福島とは全然違う。
黄色い中に鮮やかな赤が混ざっている、という印象だ。
見るからに暖かそうだ。
行ったことはないが、倉敷も似た感じなのだろうか。
有名な酒造にて。 将来の酒豪候補が興味深そうな顔をする。
この中で売っている小物はセンスのよいものばかりだった。
次に行った時はグラスか茶碗を買いたい。
さすがは海の近くの街だ。
こんなところに蛸の意匠。
お約束。
どこの街に行っても、必ず猫の姿を探してしまう。
この棒瓦は、この街を象徴するものらしい。
竹原の街並み保存地区の入り口にある、昔ながらの駄菓子屋。
昭和30年代にタイムスリップしたようだ。
人が少ないのは街にとっては困るのだろうが、私のような観光客には
歩きやすく、ベビーカーも押しやすい、カメラを構える人も少ない、と
なかなか渋い、玄人好みの街、という印象が残った。
それにしても広島は暖かい。
千光寺公園からの山下りの難所を過ぎると
生活感の漂う住宅が坂道に沿って続く。
このお宅の飼い猫なのか、当然のような顔で玄関から家に入る猫。
さらに石畳の坂道を下っていくと
まだ、あどけなさの残る猫が、観光客のアイドルに
なっていたりする。
写真を撮っていたら、すっと膝に乗ってきた。
猫のたよりない重さに、切なくなってしまう。
ロープウェイの乗り場まで下りてくると、先ほどの猫が毛づくろい真っ最中。
こちらは首輪をつけた飼い猫で、栄養は充分のようだ。
商店街を歩きながら横の路地をふと見ると
ずっと坂道が続いている。
夕方近くになって、商店街の入り口付近にある魚屋には
海の町ならではの光景。
カレイがズラっと干してあり、斜め向かいの店には
「チャイダー」 の 看板。
今度行った時にはチャイダーとやらを飲んでみよう。
干したカレイは紐をくるりと丸めて
この地方名産の「でべら」と呼ばれる。
そして、広島と言えば忘れてはいけない
朝、海から上がったばかりの焼き穴子。
右の方にちらっと見えるのは蛸めし。
ここで店頭販売をしている小母さんの、バリバリの広島弁に
うっとりしながら、焼き穴子を購入。
もちろん、心強いスポンサーである弟の財布からお金は出た。
猫が似合う坂と海の街、ノスタルジック尾道。
せっかく弟宅を襲撃したのだから、観光も、と
尾道に連れていってもらった。
尾道の街でしょっぱなに出会ったのがこの猫。
何でも、有名な看板猫らしいが、詳しいことはわからない。
千光寺公園に行くロープウェイの乗り場近くでも
心が和む光景を目にしたりする。
ロープウェイは、こんな景色の中を山頂めがけて上っていく。
投入堂ほどではないが、この斜面に建立するなんて
資材を運んだ人たちは、さぞ恨んだことだろう。
カオルは初(長時間の)おでかけ。
山頂で大人と一緒に軽食を食べる。
大人は評判の豚まん、カオルはさつま芋をふかしたもの。
さらに、展望台からははるか彼方まで見渡すことができる。
それほど天気が良かった、ということだ。
今まで見たことのないような風景が眼下に広がっていた。
山下りは全員で徒歩だ。
途中はこんな素敵な景色が広がっている、というのに、結構な難所が続き
弟がベビーカーを持ち、K子ちゃんがカオルを抱き
私がカオルのオムツやら食料の入ったバッグを持って下りたものだから
景色を楽しむ余裕があまりなかった。
オマケに私はピンヒールのショートブーツ、という悲惨な足元だったのだ。
「姉ちゃん、大丈夫?」
という弟の問いかけに
「大丈夫、今、一番転んでいいのは私だから、平気!」と
健気に答えた私に向かって、弟は
「いや、こんなところで入院されたら困るからさ」
と、冷たく言い放ったのだった。
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椿
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老後はミモザ館(やかた)の
女主人になることを夢見つつ
4匹の猫と暮らす。
(いつの間にか5匹に)
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