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猫飼いが夏を実感するのは、天気予報でも
スイカでも、海開きのニュースでもない。

家の中で、こんなふうに猫がぽとぽと落ちている姿を
目にする時なのだ。



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この猫がここまで上を向いて寝る姿は初めて見た。
ちょんと曲げた手がポイントだ。





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この猫は撮影に非協力的なので、すぐにポーズを変える。
もちょっと協力してくれても、バチは当たらないと思うんですが
いかがなもんでしょう。





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この猫は、涼しくもないこの場所が好き。





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ピクとも動かないが、寝ているフリをしている時もある。





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この猫は扇風機の下で寝るのが好きだ。





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「足のせ」があるからだろうか?



先日〇陽軒での法事から帰ってきた私に夫が言った。

「シュウマイは? あそこまで行ってシュウマイを買ってこなかったのか?」

「ええい、ウルサイねぇ。 シュウマイくらい私が作ってやるよ!」

と、いうワケでえ、日曜日はシュウマイを作った。



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奮発して、海老入りシュウマイだ。
上にのせるグリーンピースは必要ないだろう。





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うーん、ビジュアル的にはいまひとつ。
やっぱりグリーンピースはあった方が良かった。

もっちりした、というよりもさっくりしたシュウマイができあがった。

今度は春雨を細かく切ったのをつなぎに入れてみよう。
あとはタケノコか?

とにかく、冷凍のシュウマイに比べたら格段の差の味だが
まだまだ改良の余地はある。 

次はビジュアル的にも美しいものを作ってみよう。





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さて、昨日の続き、メイン料理だ。



「広東式北京ダックとライチのサクサク揚げ添え」

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小皿にころんと揚げたライチが1個




「中に餡が入っています」という説明に、私たちは小豆餡を想像したのだが
実際に入っていたのは


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蟹肉と魚のすり身。

わざわざライチの中に詰めるほどだから・・・うん、不思議だけど、合う。






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「広東式北京ダック」 と揚げた海老せんべい。

若いもんは「かっぱえびせんの味だ!」と言って喜んでいた。
北京式というのはなんだろうか? 餅が丸くないのだろうか?
ダックの皮だけを使う、ということなのだろうか?





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「巣篭り 夏野菜とタラバ蟹爪・翡翠大海老・富山産シロエビのソテー」

麺で揚げて作ったバスケットに、ソテーした野菜、魚貝が美しく
盛り付けられたのを見せられた後に、銘々に配られる。
ここの店の何が美味しいかって、この魚貝のソテーが美味しい。

タラバ蟹の爪を手づかみで頬張り、爪の先の肉も
余すところ無く吸って食べ、ついでに指も舐める。
海老もキクラゲもカボチャも美味しい。





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「冬瓜と鹿児島産黒豚スペアリブのやわらか南乳煮 熱々壷焼き」

これは初めて口にした味だ。
冬瓜とエリンギとスペアリブに味が滲みて美味しいので
ついつい、たくさん口に入れたくなるが、いつまでも熱く
ふーふーと吹きながらでないと、食べられない。



コースも終了近くになってきた。

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「冷やし稲庭饂飩 羅漢果風味」

いったい羅漢果とは何か?
いわゆる和風の冷たい稲庭饂飩で紫蘇と梅干と茗荷が
薬味にのっかっている、それ以外の何物でもない。
もちろん、つるつるっと喉に滑り込んでいく美味しさだ。




さて、デザートのお皿が出る前に、若いもんが多い私のテーブルでは
追加で炒飯を頼んでいた。


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海老炒飯、蟹炒飯、フカヒレあんかけ炒飯だ。

私はフカヒレ炒飯は食べなかったのだが、写真をあらためて見ると
すごいボリュームだ。 
このフカヒレの量もハンパじゃない。
フカヒレ、一口食べればよかった。 めったに口に入るものではないし。




料理も大団円、デザートだ。


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特製デザート

キゥイ、ライチ、葡萄、生クリーム添え。
白玉の黒蜜ソースかけ。バニラアイスクリーム、ピラミッド型杏仁豆腐。

もう、目も舌もお腹も大満足だ。




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ピラミッド型の杏仁豆腐が珍しいので、意味なくもう1枚。


そして、私は温かいコーヒーもオーダー。
やっぱり甘いものの後の〆はコーヒーだ。


まあ、こんなコースはなかなか自分で食べることはないが
ハマにでかけた折には、ランチくらい食べたいものだ、と
思ってしまうような、そんな料理だった。






昨年のちょうど今ごろ、伯母の一周忌があったのだが
あれから1年、3回忌だ。

法事とはいえ、目的がほとんど親戚の顔合わせに
なってしまったのだが、伯母はそれでも喜んでいるだろう。

昨年の中華街の老舗の料理がいまいちだったので
施主の従兄の奥さんは、半年も前から張り切って
親戚中でも評判の良い、横浜駅前のシュウマイで有名な店の
宴会場を予約したということだ。

もちろん、宴会だけではなく、その前にお寺で法要があり
全員でお墓参りにも行ったのだ。宴会は従だ。
まあ、でも大概の人の頭の中は、お経を聞きながらも
「〇陽軒、崎〇軒・・・」だったに違いないのだが。

一昨年も、この店で会食だった。 
その時のヌーベル・シノワともいうべき中華料理に
出席者一同は感激して、伝説のように語り継いできた。



さて、本日の献立

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きちんと、日付、と宴会場の名前が載っている。
このメニューは1卓2枚、全部で4枚しかなかったのだが
私のテーブルでは、私と山梨の従妹が持って帰ってきた。
あちらのテーブルは、見なくても、山梨の従姉(姉のほうね)が
持って帰ったのは間違いない、ということがわかる。
前回と比べるためだ。 言っておくが、ここは笑うところではない。



グルメだった伯母に献杯をして、皆お待ちかねの宴会に突入だ。


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毎回ここの料理には感心するのだが、器が和風だったり
ノリタケの金線の入った器だったり、と、盛り付けも上品なのだ。
味はもちろん、素材の一つ一つが洗練されている。

「フカヒレのお刺身入り盛り合わせ前菜 銘々盛り」

一番左がフカヒレだが、山椒のソースでもかかっていたのか
食べると口の中がヒリヒリして、若いもんのテーブルは
ちょっとした騒ぎになる。




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前菜の一部を紹介すると、右から中華風ソーセージとチャーシュー、八角の
味がする醤油豆。 ほおずきみたいなカラの下はズッキーニの中に
なにやら詰め物がしてある。





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お刺身、とこぶしのゼリー寄せ、貝の煮たもの。





続いては2種の温かい前菜

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一見骨付きの鶏のようだが、これは
「沖縄産サトウキビの海鮮五目餡包み香り揚げ」

骨に見立てている部分がサトウキビの茎だ。
もちろん全員でサトウキビを齧って、味を確かめた。
「甘~い!」 あたりまえだ。




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「対馬産アマダイの紫蘇ソースかけ」

笹の葉の上の小さいガラスの器が涼しげだ。
もちろん味も良い。




私たちの若いもん中心のテーブルは
酒が飲めない、あるいは飲まない人がほとんどだったので
中国茶を注文する。

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凍頂烏龍茶と白豪銀針という2種類のお茶だ。
さし湯を入れるポットもお洒落。

今日は先を急ぐので、お茶の味の感想は次の機会にでも。




次、スープ代わりの 「極上気仙沼産葦きり鮫ひれとアワビの煮物」

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レンゲを口に運んだ瞬間
「あ、ウマーイ!」と声が出る。

アワビの味も申し分ない。
それにしても、このフカヒレの量、ハンパじゃない。




ほらほら、アワビを食べたら、下からどんどん湧いてくるように

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明朝、私のお肌がツルぴかになっていることは間違いない。



と、あまりにも使う画像が多くなりそうなので
今日はここまで。

期待高まるメインの料理は、次回のお楽しみ、ということで。




先週の猫脱走騒ぎで、すっかり忘れていた。
7月に入ってしまったが、紫陽花の話題の続きだ。


鎌倉の魅力は季節の花だけではない。


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こんな紫陽花の咲く御霊神社には




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渋く、黒い猫がゆったりと観光客の相手をしている。
15人くらいにカメラを向けられているのだが、全然動じない。




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最近良く見る、こんな花を眺めながら長谷寺まで歩を進めると





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塀の上をぴょんぴょんと走る小動物・・・タイワンリスだ!
口に巣の材料にするようなものを咥えている。

あまりにも動きが早いので、シャッターを切る手と
オートモードのカメラのピントが間に合わない。





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垂直な場所を走る時は、尾っぽを幡のように脹らませてバランスを取っている。
すごいわー。 リスといえどもあなどれない。





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この後、ぴょーんと木に飛び移って見えなくなった。

ところで、タイワンリスは 「カッカッカッカッ・・・」と鳴く。 知ってた?





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K子ちゃん、長谷寺はキンシバイが綺麗でした。
(K子ちゃんと椿弟がつき合うきっかけとなったのが、この花らしい)






つい先ほどの出来事なのである。

ここ3,4年ほど、心底動揺する状況に陥ったことはなかった。
こういうことは、できれば経験しないほうが良く
一度経験したらきちんと学習して,二度とこのような状況に陥らないように
しなくてはいけない。



猫が脱走した。

今日は運の悪いことが重なってしまった。
会社の帰りにちょっと買い物をしていたら
地下鉄が火災騒ぎでストップしてしまい
ただでさえ帰宅が遅いところ、さらに遅くなってしまった。

その帰りの電車の中、夫からメールが入った。
「本日遅くなります」 キーッ!

接続電車も混みに混み、家に着いたのは
いつもより2時間も遅かった。

ようやく家に着き、家の中が暑かったので家中の窓を開け
網戸だけにして風を通し、猫に1回目のご飯をやり
さて、その間に、と私はシャワーを浴びる。

そこへ椿父から電話だ。
急いで浴室から出て、話好きな父親の相手をする。
電話を切り、リビングに戻ってみたら、何かいつもと違う。

どうも猫の気配が足りない。
チャーがゆったりと歩いているのを視界の端にして、点呼だ。
「摩耶ーっ! ユメーっ!」

あ、摩耶はカーテンの陰、窓の桟にいた。
で、ユメは?

あっ・・・窓が開いてる !!!

網戸は閉まっているとばかり思っていた。
そうだ! 夫は私と反対側に網戸をセットするのだ。
が、この際、もうそんなことはどうでもいい。

窓の外は夜の闇だ。 裏は畑だ。
もしかしたら一生ユメには会えないかもしれない!
すぐ前の道に飛び出して、車に轢かれたらどうしよう?!
そんな最悪の状況が頭を掠める

とにかくなんらかのアクションを起こさないと!
そう思った私は、こんなことで戻ってくるのか、と思いつつも
飼い主と同じで食い意地が張っている猫の性格を考え
シーバの袋をカシャカシャさせながら、闇に向かって猫を呼ぶ。

「ユメーっ!(カシャカシャ) ユメーっ!(カシャカシャ)」

と、どこからかチリチリという鈴の音がした。
しめた! あれはユメの鈴の音だ!
窓から外を見ると裏の勝手口の前にユメの後ろ姿がある。
大急ぎで勝手口を開ける。 
が、ユメは入るどころか家の正面に走って逃げ
そのまま掃き出し窓から家の中に入ろうとした。
ところが、閉めてあった網戸にぶつかり、そのまま車の下に逃げ込む。

私は勝手口からスリッパのまま飛び出したが
スリッパのことは忘れ、シーバを手に必死で猫を呼ぶ。
「ユメッ、ユメッ!」
猫がほんの少し近づいてきた瞬間、前足に手をかけたが
一瞬のタイミングが狂い、猫は道路に出て(きゃーっ!)
そのままお隣の縁の下に入ってしまった。
(道路を走って逃げなくて良かった。)

お隣の縁の上(?)の掃き出し窓のシャッターは閉まっていたので
私はこっそりとお隣に侵入して、猫を呼ぶ。
「ユメ、ユメ!」
「みぇーん、みぇーん、あぉーん。」
10回ほども呼んだだろうか。 一向に出てくる気配はない。
しかし、動く気配もないので、私は作戦を変更することにした。
いや、作戦なんてハナから無いのだが。

一度家に戻り、スリッパをサンダルに履き替え
(いつもお隣さんと気取って挨拶をする時とはあまりに違う)
パジャマ代わりのぶかぶかのTシャツと、デカパンのような短パン
おまけにシャワーから出たてのためスッピンで、髪はクリップで
ちょん、と止めただけという、ひどい格好でお隣のチャイムを鳴らす。

「すみませーん。ウチの猫が脱走して、お宅の縁台の下に
 入ってしまったんですけど、入らせていただいてもいいでしょうか」

お隣さんとは結構仲良しなので、奥さんが走って出て来て
玄関ポーチのライトを点けてくれる。
「懐中電灯もいりますか?」という親切な申し出を断り
長期戦になるかもしれないので、一人で大丈夫です、と
家の中に入ってもらう。

今度は遠慮なく、猫の名前を呼びながらシーバでおびき寄せる。
手が届くギリギリのところまで来た、ところを、っとまた逃げられた。 
私も、猫もドキドキしているのがお互いにわかる。

しかし、私も伊達に長く生きているわけではない。(関係ないけど)
私はハラを決めた。
幸いなことに、縁台の下は私が潜れるギリギリの高さがある。
こうなったら、汚れようが、蚊にさされようが、顔や手足を
擦りむこうが、構わない。
地面に腹ばいになって、縁台の下にそーっと潜りこむ。
猫とは目線をそらさない。
充分に手が届く距離に近づいて、シーバを見せる。
一口ふたくち、シーバを食べ、一瞬の隙ができた猫の前足をひっ掴む!

やった、捕まえた!

は~っ、安堵感で体から力が抜ける。

掴んだ手は絶対に離さない。
猫の手を掴んだまま一緒に縁台の下から這い出る。
猫をがっちり抱き、家に戻り、心配してにゃーにゃー鳴き続けていた
2匹の猫の中に脱走猫を戻す。

私は再びお隣のチャイムを鳴らす。
「おかげさまで捕まえることができました。ご迷惑をおかけしました。
 ありがとうございます。」
扉を開けて出てきたお隣の奥さんは家の中に向かって叫ぶ。
「椿さんちの猫、無事に戻ったってー!」 「よかったねー。」
お嬢ちゃんの声だ。

そして、私は放心状態でフラフラと家の中に入った。
1分が1時間ほどに思えたこの捕物劇、時計を見たら
実際は、脱走したのが分かってから捕まえるまで30分ほど。
その後で食べた夕飯は、いったいどこに入ったのか
覚えていない。 味も覚えていない。

とにもかくにも
「猫が脱走しました。捜索中です」
などという記事を書かずに済んで良かった。



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帰還直後の猫


今後、よそのお宅の猫が、いつウチの縁台の下に入り込むとも限らない。
縁台の下は常にきれいにしておこう、と心に決めた夜だった。


今、確認したところ、Tシャツはドロドロ、髪の毛はぐしゃぐしゃ。
虫さされの跡、無数。 腕に擦り傷、数箇所。
でも、猫との対価としたら安いものだ。




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女主人になることを夢見つつ
4匹の猫と暮らす。
(いつの間にか5匹に)
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