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落語が好きというわけではなく
この人が大好きだった。
稀代の名人と知ったのは最近のこと。
噺家というより、昔むかしの「鬼平犯科帳」の木村忠吾役。
それが好きだった。白鴎の鬼平よりずっと良かった。
女好きで、間抜けで食いしん坊で、池波正太郎のねらいとは
違ったかもしれないが、いかにも江戸っ子らしかった。
志ん朝がまだ40代の男の盛りの頃、椿父は志ん朝を
「鉄火な感じで・・・」と言ったが、当時の志ん朝の
威勢がよくて侠気があって色気のある様子を
言い得て妙だ、と思った。
一般の評論家は
「口調がはっきりしていて、明るくて、艶があって聞く人を幸せにする」と
べた褒めで、当時「今こそ志ん朝を聞かねばならぬ」と朝日新聞に
評されたほどだ。
新聞記事を覚えているくらいだから、よほど気にしていたのだろう。
それから月日が流れ、私は特別の落語ファンでもないので
志ん朝をたまにテレビで見かけるだけだったが
彼が亡くなる1ヶ月前に出演した「ニュース・ステーション」の
1コーナー「最後の晩餐」を偶然に見た。
鰻断ちをしている志ん朝が、この世の最期に食べたいものは
「鰻」
司会の久米宏が
「鰻断ちをしているのに、食べていいんですか?」と聞いたら
「いいじゃないですか、最後の晩餐なんだもの」と
人情噺の一部のような語り方をしてにっこり笑った。
ああ、志ん朝も歳をとったな、枯れる、という境地に入ってきたんだなと
感慨深く見たのを思い出す。
志ん朝の訃報を聞いたのは、その1ヶ月後。
「愛嬌」という言葉がこれほどぴったりくる男の人を私は知らない。
私にとって愛嬌とは、粋でいなせで威勢がよくて、侠気があって
色気があって、華やかで、愛すべき人、という総称だ。
こぼれんばかりの色気、という言葉があるが、志ん朝のそれは
まさに「こぼれんばかりの愛嬌」と言えるものだった。
今回発売されたCDを聞いた。
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安曇野には「白鳥湖」という場所があって
毎年、冬の間、白鳥がそこで生活している。
3年ほど前に、安曇野で個人の休耕田に遊びにくる白鳥たちを
見かけた。
住んでいるのではなく、白鳥湖から昼間だけ遊びに来るということだ。
それ以来、スキー帰りにはちょっと回り道をして白鳥を見るようになった。
今年は数が少ないような・・・。
この田んぼの持ち主は、冬の間休耕田に水を張って
1日2回、決まった時間に餌をやって白鳥をもてなしている。
バックに北アルプスが入って、なんとも雄大な景色に
なっている。
が、とにかく寒い。
構図を考えてシャッターを押している暇なんか、無い。
白鳥は寒くないのかしら?
ま、寒かったら、こんな所に来るワケがない。
夕方になると、ぴんと張り詰めたような空気の中で
木々の枝も冴え冴えとした感じになる。
いやー、それにしても寒そうだわ。
そして、真冬、猫は団子を形成する。
(これは正確には団子ではない)
好んで窒息寸前状態になる、変った趣味を持つ猫。
実は私、連休明けに会社のテストを受けなくてはいけない。
そうなのよ。
受けるのは私だけじゃなくて、ほとんどの人が
受けるんだけどね。
別にアンタがドキドキすることはないのよ。
本当なら勉強しなくてはいけないのに
こうしてブログを書いて、現実逃避している私。
おまけに、この連休はスキーだってのに。
スキー場にテキスト持込みだわ。なさけな~。
そして、このテストは来月も再来月もある。
せっかくのスキーシーズンだってぇのに。
もちろん、毎日遊び呆けていて何も努力しない私が
一番悪いのだけど。
それにしても、同じようなことを何十年も前に
言っていたような気がする。
全然学習しなかったってこと
だって、この歳になってテストだなんて、まさか
受けるようになるとは思ってなかったんだもの。
普通はないよね。
わっ、 コワイ~!
そういうわけで、連休明けのテスト終了まで
ブログをお休みします。
昔と違って、勉強したことが全然頭に入ってこないのは
どうしてかしら・・・ぶつぶつ。
本文とは何の関係もありません。
このお正月に超高級猫じゃらしをもらった。
それも私のイメージカラーのピンク。
と言っても猫にプレゼントされたものだが。
だいたい私は貧乏性なので、猫じゃらしはお菓子の箱についてきた
リボンや紐で代用している。
たいそう美しくゴージャスな猫じゃらし、1つだけ持っていることは持っているが
もったいなくて、タンスの奥深くしまいこんでいる。
(そして忘却の彼方に)
なので、この猫は当初は高級猫じゃらしに戸惑ったようだ。
足元の猫じゃらしにほとんど関心がない、ように見える。
どれどれ、じゃあちょっと揺らしてみましょう。
ほれほれ~
おっ、その気になってきたね。
と、次の瞬間
ほう、やっぱり猫だわ。
猫じゃらしには本能が働くのね。
鼻の頭にシワが寄るほどがっちりと咥え込み、そのまま逃走。
ちょっと~、高級ねこじゃらしを返して~!
言ってみるもんだ
いや、ブログに書いてみるもんだ。
この年末に実家に帰っての「大掃除」が結構大変だったんだ。
なので、それを31日の夕方に(美味しいとこ取り)で帰ってきた椿弟に
あれこれ訴えた。
すると
「あれこれ文句もあるだろうと思って、プレゼント買ってきたから。ほれほれ」
と、立派な紙袋を渡された。
まあ、さすが私の弟だわ。 気が利くじゃないの。
と、ごそごそ紙袋に手をつっこんでみたら、いっぱい入ってた。
まず、これ。
目をつぶったキティちゃん。
椿弟「これは、広島バスセンターまで行って買ってきたんだから!」
椿「ああ、はいはい、ご足労かけましたねえ。」
次、 おっ、これは・・・
まあ、広島菜の漬物じゃないの。
1度食べてみたかったのよ。
椿」「ねえねえ、これは “ねこしま” だから買ってきたの?」
椿弟「いや、別に。普通に売ってたから。広島菜って野沢菜と同じだよ。」
椿「でも、1回食べてみたかったんだもの。」
そして
きゃ~っ、超高級化粧筆 「熊野筆」の3点セット!
これを1度使ったら、他のチークブラシはもう使えない。
ほんのりとチークが程よく発色し、その肌のさわりの良いことといったら
「私、今まで、こんなに柔らかな肌ざわりのチークブラシを使ったことがない!」と
絶叫したほどだ。
クリスマスプレゼント用のセットだから、他にもシャドウブラシとリップブラシも。
椿弟「これは山の中の“熊野筆センター”に、わざわざ行って買って来たんだかんね。」
椿「それはそれは、恐縮です。大変ありがとうございました。」 (キャッキャ)
今朝、早速使ってみたが、筆の肌触りに朝っぱらからうっとりしながら
化粧をしてしまった。
そして、オマケ(じゃないけど)も。
名産らしい。
ちりめんが小さくていかにも上等そうだわ。
まあ、弟ったらホントに私のこと理解しているわね~。
あ・・・
椿弟は、メロンを食べると口が痛くなるんだって。
「だからメロンは無いからね」ってさ。
実家のお土産のメロンの皮を食べたじゃないの。
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椿
性別:
女性
趣味:
読書など
自己紹介:
老後はミモザ館(やかた)の
女主人になることを夢見つつ
4匹の猫と暮らす。
(いつの間にか5匹に)
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