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皆様にとって本年がよりよき年でありますように

今年もよろしくお願いいたします。
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だいたい、旅行記を時系列で
どこに行って、ああしてこうして、こうだった
などと工夫もしないで書く、ということは
私の主義に大きく反する。
しかし、大中小、三人の旅行記に限っては
私たちの記憶力がさらに曖昧になり
旅を懐かしむ時に必要だ、という考えのもとに
書いている。
 
 
 
某国営放送人気番組のエンディングの曲を
脳内にイメージして
本文に載せきれなかった画像をごらんください。
 
 

♫~ 未来の あなたに

 












♫~ 幸せを 贈る
 





 



♫~ 記憶と 想い出を

  















 


♫~ 花束に 添えて








♫~ ひとときの 夢を









♫~ 瞬いて みせて
 
 



♫~ ラランラ  ラランラ  ラランラ ウォウォ ~♫
  


  
※だんだん ー ありがとう(愛媛のことば)

 旅行最終日の朝、起きるのは前日よりさらに辛い。

出発が9時とゆっくりなので
この日は中松に6時半に起こしてもらい
大藤さまと露天風呂に行く。

いいお湯だが、長くお湯につかっていられないので
元を取れない気持ちがあるが、上がって部屋に戻る。

朝食は私たちの好きなブッフェスタイル。
特筆すべきは、板さんが3種類のだし巻きを焼いてくれるのと
フレンチトースト、卯の花、ナスの揚げ浸し。

デザートはプリン、抹茶杏仁、わらび餅(全部一口)
果物とヨーグルト、フルーツカクテルまで
コーヒーとともに堪能。

なかなか良いホテルだったわね、と
身支度をしながら言い合う。
こういう時、一番もたもたしているのが私だ。

今日はH交通社のバスと添乗員がつく。
そして今日も集合時刻よりも早くバスは出発する。

残念ながら曇空で少し寒い。
そして、今日の目的地が山の中でスキー場まであるとは
勉強不足で思ってもいなかった。
バスはどんどん山を上り、雪国のような空が広がる。
スキーに来た、と思えば納得できる寒さだが
四国にいる、と思うと相当に腑に落ちない。

道の駅でなんとなくさつまいもデニッシュと
みかんを購入。
みかんはジュース代わりにメンバーに配布。


最初の目的地は御三戸獄。
通称、軍艦岩。




ホントに軍艦みたい。
画像を明るくしたけど、今見ても寒そう。


 
 
岩の足元の水は冷たく澄んでいる。



 

まあ、たったこれだけ、なので
3人の写真を撮ってもらったら、即、バスに戻る。




そしてまた広がる寒そうな風景。
これを夏に見たら、どんなにか気持ちがよかったことだろう。


中津渓谷に到着。
バスが大型でないため渓谷まで乗り入れ可能になり
当初の「坂道を片道15分歩く」のが無くなった。
ああ、よかった。
もちろん、私は平ちゃらだが、ツアー同行者は
相当な年配の人がほとんどなのだ。


 

しかし、ちょっと待った。
散策って、ここを上っていくの? えっ?




仁淀ブルーと言われる水の色は美しいが




これだよ。




ほらほら、奥の岩に柵が見えるでしょ
あそこを歩くのよ。

名ばかりの遊歩道は、あちこちに急な石段があり
足元も岩ばかり、欄干もない石橋が複数。
気が遠くなりそうだ。
そして、この道をまた戻る?!

しかし、年配者が歩いているのに
私たちが引き返すわけにはいかない。
足が竦むのを隠しつつ、現地ガイドさんのすぐ後ろを歩く。

気が付くと身体が温まり、汗をかくほどになっている。
そうしてようやく雨竜の瀧に到着。




マイナスイオンたっぷり。




ここまで来た記念に。


さあ、じゃあ戻りましょう、戻りましょう。
急ぎ足で、不安定な石場と急な階段
 欄干のない橋を息を止めて歩く。
 あー、心臓に悪かった。
トレッキングシューズを履いてくるんだった。
寒いどころの騒ぎじゃなかった。



さて、昼時だ。
渓谷にある小洒落た温泉ホテルで
ケーキとコーヒーでも。

 

このホテルは従業員の接客が素晴らしく
地方の良さ、なのだろうなあ、と3人の意見がまとまった。
 
ケーキを食べ終わる頃、遠くのテーブルに運ばれた黄色いものに
私たちの目は釘付けになった。
土佐ジローという地鶏を使ったオムライスだ。
コーヒーとケーキだけでは物足りなかったみたい。
 
1人1皿を食べるのは少しキツイが
3人で1皿ならちょうどいいのではないか、と
オムライスを注文する。

運ばれてきたオムライスは
ヨーイ、ドン! という素早さで平らげてしまったので
残念ながら画像はない。

売店で土佐文旦のマーマレードも購入。


 
 
旅の終わりは地元の人の優しさに触れ
気持ちよく中津渓谷を後にした。


松山空港までは休憩も含め約2時間。



みかんジュースタワーを見て
駆け込みでお土産を買い
(なにしろ、私は徳島空港発だと思っていた)
夕方の便で東京に戻った。

エンディングは・・・次の記事で。



※さぶい - 寒い (四国あたりのことば)
道後温泉の宿の夕食。

足摺岬のホテルと同じ、期待以上の夕食だったので
いちいち撮影してしまった。

 

ゴマ豆腐、器の中はタコわさび。
サンマの甘露煮(これ好き!)

酢の物はエビ、わかめなど、酢の具合がよく
3人で感心する。

他に一口の杏酒。




エビ、イカ、カンパチ、鯛のお造り。
氷の器が凝っているが、それ以上に刺身の美味しさに感激。
量もたっぷり、山葵も本物。

刺身とご飯だけで十分なくらいだ。




焼き物は甘鯛。金柑の甘煮。
これ、美味しい魚だ。




鯛のかぶと煮。

添えられた野菜は、少し濃いめに炊かれた鯛と一緒に
口に入れると、美味しい。
多すぎず少なすぎずの量で、今回は目玉も食べてみた。





コラーゲン入りの鍋。

ええ、お汁もきれいに掬って
コラーゲンをたっぷり摂取しましたとも!


 

茶碗蒸しにスプーンを入れると
しっかりした味の鶏と銀杏、かまぼこ。
この鶏の味が美味しかった。




浅い茶碗に軽く1杯半ほどの鯛めし。

他の料理の邪魔をしないグッジョブな味でした。




湯葉、しんじょう、松茸(まさか!?でも松茸)のお吸い物。

形と味は松茸だと思うのだけど。





この時季にスイカ? のデザート。

このスイカはびっくりするほど甘い。
そういえば、高知ってスイカの名産地じゃない?

いやー、食べた食べた。
満腹だ。


と言いながら、ロビーに立ち寄り
コーヒーのお伴に、またもや団子とタルトを食べた私だった。
言っとくけど、私一人が食べたわけじゃないよ。

あー、こんなことをしてるから
いくら走っても痩せないわけだ。




※お腹がおきる - お腹がいっぱい(愛媛のことば)

昨夜遅くまで楽しく話していたので
朝は沈没している。
きっちり起きて風呂まで入ってきた中松が
「おはようございます!」と
打ち合わせ通り6時に私たちを起こしてくれる。

私と大藤さまはやっとの思いで布団から這い出し
支度を始める。
今日の出発は8時。朝食は6時30分からだ。

 

和定食にはこの他にキビナゴの炙りがつく。

食事の最後にコーヒーが欲しかった、という
ちょっとしたイライラを抱えたまま
バスは8時前に出発する
と、思ったら5分もたたずに足摺岬に到着。



後ろ姿の銅像はジョン万次郎さん。





最近、高いところに少しなれてきたので
それほどは怖くない。


遊歩道を歩いて、写真でお馴染みの場所に行く。



似たような灯台をハワイで見たな・・・。




こんな岩の上で釣りをしている人を見つけ
バカだぁ、と思う。
怖くないのだろうが変態だ、変態。


 

四国最南端で自撮り。

この日も晴れてそれほど寒くないのだが
岬は風が強い。

岬にある四国第38番札所の金剛福寺の門をくぐる。
宗教が違うので、私にとってお寺は観光スポットだ。
失礼のないように静かに拝見しバスに戻る。


今日は宇和島、内子を見て道後温泉に行くのだ。

長い移動中、私たちはほとんど寝ている。
説明をしてくれるガイドさんには申し訳ないが
爆睡状態だ。




土地が隆起して地層がむき出しになっている、という
とても珍しい場所らしいが、あまりよく聞いてなかったし
いまいち興味がないので、思い出せない。

宇和島の真珠養殖筏などを眺めたり、眠ったり
道の駅に寄ったり。



そうしてバスは伊達博物館に到着する。
私たちはグループは天赦園を見学することにする。

宇和島のお殿様は伊達正宗公の庶子だったそうで
そういえば、家紋も竹に雀だ。



天赦園は七代藩主、伊達宗紀公が作った庭園。
この宗紀公の最大の功績は、百歳まで生きたことではないか、と
私は思う。
 
入園料を払うとチケットとオマケで一筆箋が渡される。
 入園料は200円!
いいのか? それで。

歩き出すと間もなく、熱い梅昆布茶が配られる。
なんなの? この庭園。

庭園の案内はボランティアのガイドさん。
金沢の武家屋敷のことを思い出し
少々不安になった私たちだったが
中年のきびきびした男性が2人、若い女性が1人つき
 問題はまったくない。
 
 


遠くの山までを借景として、上手に作られている、ということだ。


 

池の向こうに見える山には宇和島城が立つ。

ガイドさんは当代の伊達家当主と一緒に撮った写真などを
自慢げに私たちに見せる。
ま、私ら福島県人が、その昔、松平さんが知事だった時
「会津のお殿様」と親しく言っていたのと似た感覚なのだろう。
もちろん、宇和島の方が何倍も尊敬されているのだろう。
 
そして、園を出る時は
「ご近所からいただいた」という干し芋が配られた。
ますますびっくりだ。

隣の伊達美術館で化粧室を借りたら
ロビーにはお茶とみかんが「ご自由にどうぞ」と置いてあった。

ここはあれだな、儲けはまったく考えてないな。
それどころか、お接待精神もりもりの
すべてが「お殿様のため」のボランティアなんだろうな。
 
バスの中ではガイドさんが
宇和島の闘牛だの、大ウナギだの
獅子文六が疎開先の宇和島を舞台に「てんやわんや」を
書いたことなどを説明してくれる。

寝てばかりいた私だったが
獅子文六を読んでみようかな、と思った。
だから、ガイドさんが説明してくれた意義はある。

 
晴天で気温はどんどん上昇してくる。
昼食は真珠会館に停めたバスの中。
自由昼食なので、道の駅で調達したパン、饅頭を分け合う。
道の駅のパン、田舎だと思って侮ってごめん。
かなりのレベルのパンだった。
大藤さまからは「紅まどんな」も配給された。



よいお天気、お腹いっぱい、という好条件で
気持ちよく眠ること1時間弱、内子に到着だ。



内子の町を散策する。
内子は学生の時、寮で同室だった人の出身地だ。

当時、それを聞いた父親が
「お前、内子って相当な在郷だぞ~。」と言った記憶がある。

うん、お父さん、あれから40年経った今でも
内子は田舎だったよ。


 

人がいないにも程がある。
ただ、古い建物が並んでいるだけ、の感がある。
過剰な 期待をしすぎた。
 
 


それでもせっかくだから、古い建物の前に立ってもらう。


 

こうして見るとなかなか渋い。


 

内子の産業、和蝋燭を製造していた家の庭にて。





珍しくはないが、この街にはぴったりの干し柿。




昔の手水鉢の上には、い草で作ったバッタ?




カフェの一部。
和紙のロールスクリーンから洩れる光が素敵。

風もなく、寒くもない穏やかでゆったりした街。
住んでいる人がおっとりしている(と思う)ので
しばらくはこの状態の街で存在するだろう。

あ!たった今、友達の名前を思い出した。
クリタ ナオコちゃん、思った以上に内子は素朴だったよ。


さあ、道後温泉に向かって出発だ。
たいして歩いてないと思ったが、それなりに疲れたようで
松山市内中心部に入るまでの記憶はまったくない。

ホテルに到着は4時半。
道後の温泉街から少し離れた場所にある。
夕食までの間、シャトルバスに乗って温泉街を
散策することに決める。

内部が坊ちゃん列車を同じに作られたバスに乗ると
あっという間に温泉街に到着するのに
歩くと15分以上かかるらしい。
じゃあ、帰りも徒歩じゃなくてバス。決定。


温泉街の店に片っ端から入り、試食などをしているものだから
なかなか目的地の道後温泉本館にたどり着かない。




しかし、スマホのカメラってすごいね。
夜、これくらいに撮れたらコンデジはいらないな。


裏も素敵なのよ、と建物の脇の道に入る。

 

日中はこれがわからない。
私は今回初めて見た。








本館のお湯には入らなかったが
中松の強い希望で本館の下足箱の前で写真を撮る。


 

サササッと道を横切っていった黒猫。


来た道を戻りながら土産を買い
バスに乗ると、あっという間にホテルに到着。




ロビーには、坊ちゃん団子、タルト、ポップコーン
コーヒー、紅茶、ジュース、フローズンドリンクがあり
相当に嬉しかった。

街に繰り出す前の軽い腹ごしらえを
久しぶりのコーヒーとタルト、団子で済ませた。


夜も前夜以上に遅くまで話が弾み
おやすみなさい、を言った時は2時を回っていた。
 
 

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