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3日目
私の中のメインである平戸観光だ。
朝からのっけ飯を(思い残すことのないように)
たらふく食べ、荷物をまとめてバスに乗る。
朝からとてもよいお天気。
昨日の壱岐は雨で残念だったが
歩きが多い今日が晴れでよかった。
私のイメージでは、平戸はそれこそ船で渡る、のだが
平戸大橋ができたので、バスでさっと(でもないが)行ける島になった。
平戸のお城が見える。
ここからの写真が絵葉書になる「絵」だとか。
寺院と教会がこのように見えるのが平戸の風景らしい。
しかし、あの教会までたどり着くには
この石段を延々と上らないといけない。
私は平ちゃらだが、年配の多いこのツアー客には
難所だったんじゃないか?。
実際、バスガイドさんもスニーカーに履き替えていたし。
念願の教会に到着。
平戸ザビエル記念教会。
ルルドもある。
内部は靴を脱いで上がるようになっている。
きっと昔は畳が敷いてあったに違いない。
教会の売店でメダイとマリア様の御像を買う。
教会を出て坂を下りながら
平戸の教会に対して抱いていたイメージと
違うことにようやく気がづく。
私が思っていたのは、船で島に到着すると
海辺の近くに建っている複数の教会、だ。
ちょっと待って。
それって、もしかしたら五島の教会群じゃない?
あらら・・・。
これでは、いつか五島に行かないとダメだ。
なんとなく、感じが違う、と思ったのは
ソレだったのか。
まあ、それはそれでいいや。
平戸の藩主、松浦候のお屋敷は今は記念館になっている。
松浦候って歌舞伎の「松浦の太鼓」の方かしら。
あのお殿様だったら、ナイスな藩主だったろうなあ。
平戸の港
小さく幸橋が見える。
12月とは思えないほど温かく、のんびりしている。
通りには、オランダ商人、カピタン、宣教師などの像が並ぶ。
お約束、平戸のお菓子カスドースを自分用に買う。
黄色が濃くて、以前銀座の〇越で買ったのものより
美味しそうだ。
平戸港から見たお城。
はるばる海を渡ってきた青い目のカピタンや船員たちは
この港から見える風景に
「うわー、何?!
ジパングって黄金の国って言ってたけど、
ただの田舎じゃーん!」
と思ったんじゃないか。
九十九島に向かうバスの中で
「じゃがたら文」をガイドさんが朗読する。
おお、そういえば私は無骨で懐かしい南蛮風の絵の版画家
川上澄生が好きで、全集のうちの4冊を持っていた。
「あらにほんこいしやこいしや」で始まる「じゃがたら文」の
作品もあったはずだ。家に帰ってン十年ぶりにひっぱり出してみよう。
懐かしい人に出会った気分だ。
九十九島パールシーリゾートで
ランチに豚角煮まんとソフトクリームを食べて
私たちは相当満足する。
オプショナルの九十九島遊覧船は申し込まなかったが
「展海峰」という九十九島が見える展望台に
バスで連れていってくれる。
あら、こっちの方が全体が見られて良かったんじゃない?
そして、ここには産地直送の小さな売店があり
新種のみかんと温州みかんを計3袋買う。
1袋百円。12個以上も入っている。
なんて素敵なお値段。
難点は持ち歩くのに重いこと。
パールシーリゾートに戻り水族館あたりを歩いていたら
こんな可愛い子が。
人懐っこくて、可愛くて
どこぞの家の猫に爪の垢でも煎じて飲ませたいくらいだ。
水族館の職員さんにご飯をもらっている様子で
少し安心した。
さて、そろそろ空港に向かう。
その前に佐世保のカステラ屋さんで
カステラのお買い物だ。
これは私が平戸の次に楽しみにしていたこと。
長崎のカステラセンターと店の様子は同じ。
さりげなく、しかし抜かりなく試食を楽しむ。
1本とは言わないが、総量で1本の半分以上は
食べた気がする。
もちろん、お土産にも自分用にも購入。
〇明堂のカステラとは違い
キメはそれほど細かくないが
しっとりとして美味しいカステラだ。
長崎のカステラって、外れが無いような気がする。
佐賀空港で帰りのフライトを待ちながら
今度は長崎市内観光っていうのもいいかも、と
次の旅行を考えたり、友人Hの「次は金沢」
という提案にふんふんと頷いたり。
今回の旅行のまとめ
「ホテルのシャワーの水勢が良い、とうことは
たとえ添乗員がまったく役にたたなくても
それを帳消しにするほど素晴らしいことだ」
旅行が終わってしばらくしてからも
しつこく言い続けていた私たちだった。
私の中のメインである平戸観光だ。
朝からのっけ飯を(思い残すことのないように)
たらふく食べ、荷物をまとめてバスに乗る。
朝からとてもよいお天気。
昨日の壱岐は雨で残念だったが
歩きが多い今日が晴れでよかった。
私のイメージでは、平戸はそれこそ船で渡る、のだが
平戸大橋ができたので、バスでさっと(でもないが)行ける島になった。
平戸のお城が見える。
ここからの写真が絵葉書になる「絵」だとか。
寺院と教会がこのように見えるのが平戸の風景らしい。
しかし、あの教会までたどり着くには
この石段を延々と上らないといけない。
私は平ちゃらだが、年配の多いこのツアー客には
難所だったんじゃないか?。
実際、バスガイドさんもスニーカーに履き替えていたし。
念願の教会に到着。
平戸ザビエル記念教会。
ルルドもある。
内部は靴を脱いで上がるようになっている。
きっと昔は畳が敷いてあったに違いない。
教会の売店でメダイとマリア様の御像を買う。
教会を出て坂を下りながら
平戸の教会に対して抱いていたイメージと
違うことにようやく気がづく。
私が思っていたのは、船で島に到着すると
海辺の近くに建っている複数の教会、だ。
ちょっと待って。
それって、もしかしたら五島の教会群じゃない?
あらら・・・。
これでは、いつか五島に行かないとダメだ。
なんとなく、感じが違う、と思ったのは
ソレだったのか。
まあ、それはそれでいいや。
平戸の藩主、松浦候のお屋敷は今は記念館になっている。
松浦候って歌舞伎の「松浦の太鼓」の方かしら。
あのお殿様だったら、ナイスな藩主だったろうなあ。
平戸の港
小さく幸橋が見える。
12月とは思えないほど温かく、のんびりしている。
通りには、オランダ商人、カピタン、宣教師などの像が並ぶ。
お約束、平戸のお菓子カスドースを自分用に買う。
黄色が濃くて、以前銀座の〇越で買ったのものより
美味しそうだ。
平戸港から見たお城。
はるばる海を渡ってきた青い目のカピタンや船員たちは
この港から見える風景に
「うわー、何?!
ジパングって黄金の国って言ってたけど、
ただの田舎じゃーん!」
と思ったんじゃないか。
九十九島に向かうバスの中で
「じゃがたら文」をガイドさんが朗読する。
おお、そういえば私は無骨で懐かしい南蛮風の絵の版画家
川上澄生が好きで、全集のうちの4冊を持っていた。
「あらにほんこいしやこいしや」で始まる「じゃがたら文」の
作品もあったはずだ。家に帰ってン十年ぶりにひっぱり出してみよう。
懐かしい人に出会った気分だ。
九十九島パールシーリゾートで
ランチに豚角煮まんとソフトクリームを食べて
私たちは相当満足する。
オプショナルの九十九島遊覧船は申し込まなかったが
「展海峰」という九十九島が見える展望台に
バスで連れていってくれる。
あら、こっちの方が全体が見られて良かったんじゃない?
そして、ここには産地直送の小さな売店があり
新種のみかんと温州みかんを計3袋買う。
1袋百円。12個以上も入っている。
なんて素敵なお値段。
難点は持ち歩くのに重いこと。
パールシーリゾートに戻り水族館あたりを歩いていたら
こんな可愛い子が。
人懐っこくて、可愛くて
どこぞの家の猫に爪の垢でも煎じて飲ませたいくらいだ。
水族館の職員さんにご飯をもらっている様子で
少し安心した。
さて、そろそろ空港に向かう。
その前に佐世保のカステラ屋さんで
カステラのお買い物だ。
これは私が平戸の次に楽しみにしていたこと。
長崎のカステラセンターと店の様子は同じ。
さりげなく、しかし抜かりなく試食を楽しむ。
1本とは言わないが、総量で1本の半分以上は
食べた気がする。
もちろん、お土産にも自分用にも購入。
〇明堂のカステラとは違い
キメはそれほど細かくないが
しっとりとして美味しいカステラだ。
長崎のカステラって、外れが無いような気がする。
佐賀空港で帰りのフライトを待ちながら
今度は長崎市内観光っていうのもいいかも、と
次の旅行を考えたり、友人Hの「次は金沢」
という提案にふんふんと頷いたり。
今回の旅行のまとめ
「ホテルのシャワーの水勢が良い、とうことは
たとえ添乗員がまったく役にたたなくても
それを帳消しにするほど素晴らしいことだ」
旅行が終わってしばらくしてからも
しつこく言い続けていた私たちだった。
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せっかく壱岐に行ったのに
昼食後、土産のひとつも買わずに次の観光地に向かう。
はらほげ地蔵 なんじゃそりゃ。
それが何でそれでどうした、という感じだ。
満潮になると海に沈む六地蔵で
腹の部分が空洞になっている、という。
ただ、満潮の時は触ることができない。
この時は、すでに足元に潮が満ちてきていたが
他の(老)善男善女と六地蔵の頭と顔を撫でてきた。
「頭が良くなりますように、顔が綺麗になりますように」
これはもう、宗教は違えどお約束だ。
先輩も熱心に頭と顔を撫でる。
ところで、雨は降っているが気温は低くなく
12月だというのに、東京の秋のような気温だ。
バスの窓の外に広がる景色も緑が多い。
壱岐の人口は2万人以上、というのを聞いてびっくり。
そして田んぼは鮮やかな緑。12月だというのに。
到着したのは左京鼻
鼻、というのは「端」のこと。
10年前に友人Hと一緒に行ったポルトガルの「ロカ岬」に
少し似た風景が広がっていて、二人で盛り上がる。
ヨーロッパ最西端の岬は強風が吹いていて
柵のない絶壁に立っているのも怖かったが
風のない、このくらいの崖は平気だ。
9月くらいまでは海女さんがウニやサザエを取っているらしい。
まだ見るところはある。
原の辻遺跡。
こ、こんなところにこんなものが・・・。
だから太古の島っていうキャッチフレーズなのか。
そういえば、金印が発見されたのも志賀島、という
このあたりじゃない? 違うか。
あんまりわけのわからないことばかり書いていると
弟に怒られそうなので、このへんにしておこう。
これで壱岐の観光は終了。
再びフェリーに乗って唐津に戻る。
午前中、島に着いてフェリーを下りる時
靴を脱いで寛げる場所を発見した私たち。
迷わずそこで靴を脱ぎ、横になって爆睡(私だけ?)
昼寝から覚めたら、あと少しで唐津港。
小雨のデッキに出て海を眺めると
結構なスピードで進んでいるのがわかる。
壱岐は決して近くはない。
ホテルに戻り一休みしていると夕食の時間だ。
今夜はホテル内のレストランで天ぷら食べ放題。
鶏すき、魚の西京焼き、鶏の酢の物、刺身(とても新鮮)
一口のオレンジが既にセットされている。
天ぷら、海鮮汁、ご飯、蕎麦、香の物は好きなものを好きなだけ。
揚げたての天ぷらは海老、南瓜、さつまいも、ナス。
写真がよくないので、美味しそうには見えないのが残念。
天ぷらの基本、揚げたて熱々がご馳走だ。
私はナスを何度もお代わりし、〆に海老を蕎麦にのせ
天ぷら蕎麦にする。
これも美味しかったなあ。
そして、先輩には「天茶」にすることを勧める。
私は天ぷら蕎麦を2杯食べたので、天茶まで到達できず
悔しさのあまり先輩に勧めたのだ。
毎度のことながら、食事の後は部屋で茶会だ。
持参したり買ったお菓子を食べながら遅くまでしゃべり
日付が変わる頃に大浴場に行く。
さすがにその時間になると3人の貸切状態だ。
そして、このホテルのシャワーの水勢の素晴らしさについて
ひとしきり語る。
楽しい余韻の中でばったり眠ったが
天ぷらを食べ過ぎた私が夜中にこっそり起きて
ごそごそと胃薬を飲んだのは、ここだけの話。
昼食後、土産のひとつも買わずに次の観光地に向かう。
はらほげ地蔵 なんじゃそりゃ。
それが何でそれでどうした、という感じだ。
満潮になると海に沈む六地蔵で
腹の部分が空洞になっている、という。
ただ、満潮の時は触ることができない。
この時は、すでに足元に潮が満ちてきていたが
他の(老)善男善女と六地蔵の頭と顔を撫でてきた。
「頭が良くなりますように、顔が綺麗になりますように」
これはもう、宗教は違えどお約束だ。
先輩も熱心に頭と顔を撫でる。
ところで、雨は降っているが気温は低くなく
12月だというのに、東京の秋のような気温だ。
バスの窓の外に広がる景色も緑が多い。
壱岐の人口は2万人以上、というのを聞いてびっくり。
そして田んぼは鮮やかな緑。12月だというのに。
到着したのは左京鼻
鼻、というのは「端」のこと。
10年前に友人Hと一緒に行ったポルトガルの「ロカ岬」に
少し似た風景が広がっていて、二人で盛り上がる。
ヨーロッパ最西端の岬は強風が吹いていて
柵のない絶壁に立っているのも怖かったが
風のない、このくらいの崖は平気だ。
9月くらいまでは海女さんがウニやサザエを取っているらしい。
まだ見るところはある。
原の辻遺跡。
こ、こんなところにこんなものが・・・。
だから太古の島っていうキャッチフレーズなのか。
そういえば、金印が発見されたのも志賀島、という
このあたりじゃない? 違うか。
あんまりわけのわからないことばかり書いていると
弟に怒られそうなので、このへんにしておこう。
これで壱岐の観光は終了。
再びフェリーに乗って唐津に戻る。
午前中、島に着いてフェリーを下りる時
靴を脱いで寛げる場所を発見した私たち。
迷わずそこで靴を脱ぎ、横になって爆睡(私だけ?)
昼寝から覚めたら、あと少しで唐津港。
小雨のデッキに出て海を眺めると
結構なスピードで進んでいるのがわかる。
壱岐は決して近くはない。
ホテルに戻り一休みしていると夕食の時間だ。
今夜はホテル内のレストランで天ぷら食べ放題。
鶏すき、魚の西京焼き、鶏の酢の物、刺身(とても新鮮)
一口のオレンジが既にセットされている。
天ぷら、海鮮汁、ご飯、蕎麦、香の物は好きなものを好きなだけ。
揚げたての天ぷらは海老、南瓜、さつまいも、ナス。
写真がよくないので、美味しそうには見えないのが残念。
天ぷらの基本、揚げたて熱々がご馳走だ。
私はナスを何度もお代わりし、〆に海老を蕎麦にのせ
天ぷら蕎麦にする。
これも美味しかったなあ。
そして、先輩には「天茶」にすることを勧める。
私は天ぷら蕎麦を2杯食べたので、天茶まで到達できず
悔しさのあまり先輩に勧めたのだ。
毎度のことながら、食事の後は部屋で茶会だ。
持参したり買ったお菓子を食べながら遅くまでしゃべり
日付が変わる頃に大浴場に行く。
さすがにその時間になると3人の貸切状態だ。
そして、このホテルのシャワーの水勢の素晴らしさについて
ひとしきり語る。
楽しい余韻の中でばったり眠ったが
天ぷらを食べ過ぎた私が夜中にこっそり起きて
ごそごそと胃薬を飲んだのは、ここだけの話。
九州2日目の朝。
同じホテルに2泊するので荷物をまとめる必要もなく
余裕で朝食会場に向かう。
ブッフェの朝食の特筆すべきものは「のっけ飯」
お茶漬けの具、と言うべきものをご飯にのせ
山葵を添え、お茶と出汁で作った汁をかける。
白ごまと海苔がポイントだ。
私はこれがとても気に入った。
デザートのヨーグルトにフルーツカクテルをのせ
席に着く。
「おお!」という目と顔をした先輩と友人Hに軽く驚く。
彼女らの今までの人生で、この発想はなかったのだろうか。
さて、今日はフェリーで壱岐に行く。
壱岐、と行ってみたが、予備知識はゼロだ。
私の中では完全に、隠岐の島あるいは崇徳院が配流された島
というまぜこぜの位置づけになっている。
(崇徳院が配流されたのは讃岐ね)
自分で選んだツアーでありながら
この知識の無さは酷すぎる。
しかし、他の2人も口には出さないが
きっと似たようなものに違いない。
ホラ、この歳になって一緒に旅行に行く仲なのだから。
期待が無い分、感動があるかもしれない。
フェリーは印通寺港を出港する。
あいにくの雨。
海のうねりを予想して酔い止めの薬も持参したが
ありがたいことに出番もなく、穏やかな海をフェリーは進む。
小さい島々の間を抜けながら1時間45分(も)の船旅だ。
心地よい船の振動のおかげで、たっぷり1時間は寝ていたはずだ。
壱岐の島内観光はもちろん地元の観光バスだが
今までのツアーの中でたぶん最高齢、そして最ハイテンションの
バスガイドさんではなかったか。
しかし、ベテランの素晴らしさ。
バスに乗った途端に寝る、という特技を持つ私たちだが
ガイドさんの巧みな話術に笑いっぱなしで、寝るのは難しい。
もう、壱岐の思い出はこのガイドさんだけで十分、という気になる。
しかし、島内にも(もちろん)見るべき場所はあるのだ。
猿の横顔そっくりな「猿岩」
まあ、干支でもあるし、と思ってバスを下りるが
実際に見ると、それなりに「へええ」と驚く。
雨も降っていることだし、記念写真を撮ったら土産物屋をひやかし
早々にバスに戻る。
次は、かつて東洋一だった黒崎砲台跡。
もちろん、説明を聞いても実際に見ても「はあ、そうですか」
くらいしか言葉はない。
ますますこの島が謎になっていく。
いったい壱岐って・・・。
このあたり一番のパワースポット、月読神社。
そういえば、ツアーのパンフレットに太古とか
神話とかいうフレーズがあったな。
月讀命はイザナギノミコトが黄泉比良坂から戻り
右目を洗った時に生まれたという神様だよね。
ツキヨミと言うらしいが、私はツクヨミという響きの方が好きだ。
もちろん、そんなことはどうでもいい。
その神社の中でも最高のパワースポットがこの鳥居らしい。
鳥居のあたりに靄みたいなものが見えるが
これは私のコンデジの癖、という冷静な判断ができる。
3箇所しか見ていないが、もう正午を過ぎている。
バスは島最大の土産物屋兼レストランに向かう。
ツアーのもう一つの目玉である「ウニ飯」の昼食だ。
北海道ツアーの例もあるので、ウニ飯にお吸い物くらい?と
思っていたら、さにあらず。
デザートまである立派な「ウニ飯御膳」だ。
何の魚かわからないが海鮮しゃぶしゃぶも付いている。
そういえば、忘れていたがパンフレットに載ってたな。
炊きあがったウニ飯。
生のウニは好きだが、このウニ飯は普通かな。
食後は土産物屋を見てまわる。
そうか、この島は焼酎が名産なのだ。
下戸の私は、何を土産にしたらいいのか途方にくれる。
さらに訳がわからないまま、時間が過ぎて行く島、壱岐。
そうして、旅行記は次回に続くのだ。
同じホテルに2泊するので荷物をまとめる必要もなく
余裕で朝食会場に向かう。
ブッフェの朝食の特筆すべきものは「のっけ飯」
お茶漬けの具、と言うべきものをご飯にのせ
山葵を添え、お茶と出汁で作った汁をかける。
白ごまと海苔がポイントだ。
私はこれがとても気に入った。
デザートのヨーグルトにフルーツカクテルをのせ
席に着く。
「おお!」という目と顔をした先輩と友人Hに軽く驚く。
彼女らの今までの人生で、この発想はなかったのだろうか。
さて、今日はフェリーで壱岐に行く。
壱岐、と行ってみたが、予備知識はゼロだ。
私の中では完全に、隠岐の島あるいは崇徳院が配流された島
というまぜこぜの位置づけになっている。
(崇徳院が配流されたのは讃岐ね)
自分で選んだツアーでありながら
この知識の無さは酷すぎる。
しかし、他の2人も口には出さないが
きっと似たようなものに違いない。
ホラ、この歳になって一緒に旅行に行く仲なのだから。
期待が無い分、感動があるかもしれない。
フェリーは印通寺港を出港する。
あいにくの雨。
海のうねりを予想して酔い止めの薬も持参したが
ありがたいことに出番もなく、穏やかな海をフェリーは進む。
小さい島々の間を抜けながら1時間45分(も)の船旅だ。
心地よい船の振動のおかげで、たっぷり1時間は寝ていたはずだ。
壱岐の島内観光はもちろん地元の観光バスだが
今までのツアーの中でたぶん最高齢、そして最ハイテンションの
バスガイドさんではなかったか。
しかし、ベテランの素晴らしさ。
バスに乗った途端に寝る、という特技を持つ私たちだが
ガイドさんの巧みな話術に笑いっぱなしで、寝るのは難しい。
もう、壱岐の思い出はこのガイドさんだけで十分、という気になる。
しかし、島内にも(もちろん)見るべき場所はあるのだ。
猿の横顔そっくりな「猿岩」
まあ、干支でもあるし、と思ってバスを下りるが
実際に見ると、それなりに「へええ」と驚く。
雨も降っていることだし、記念写真を撮ったら土産物屋をひやかし
早々にバスに戻る。
次は、かつて東洋一だった黒崎砲台跡。
もちろん、説明を聞いても実際に見ても「はあ、そうですか」
くらいしか言葉はない。
ますますこの島が謎になっていく。
いったい壱岐って・・・。
このあたり一番のパワースポット、月読神社。
そういえば、ツアーのパンフレットに太古とか
神話とかいうフレーズがあったな。
月讀命はイザナギノミコトが黄泉比良坂から戻り
右目を洗った時に生まれたという神様だよね。
ツキヨミと言うらしいが、私はツクヨミという響きの方が好きだ。
もちろん、そんなことはどうでもいい。
その神社の中でも最高のパワースポットがこの鳥居らしい。
鳥居のあたりに靄みたいなものが見えるが
これは私のコンデジの癖、という冷静な判断ができる。
3箇所しか見ていないが、もう正午を過ぎている。
バスは島最大の土産物屋兼レストランに向かう。
ツアーのもう一つの目玉である「ウニ飯」の昼食だ。
北海道ツアーの例もあるので、ウニ飯にお吸い物くらい?と
思っていたら、さにあらず。
デザートまである立派な「ウニ飯御膳」だ。
何の魚かわからないが海鮮しゃぶしゃぶも付いている。
そういえば、忘れていたがパンフレットに載ってたな。
炊きあがったウニ飯。
生のウニは好きだが、このウニ飯は普通かな。
食後は土産物屋を見てまわる。
そうか、この島は焼酎が名産なのだ。
下戸の私は、何を土産にしたらいいのか途方にくれる。
さらに訳がわからないまま、時間が過ぎて行く島、壱岐。
そうして、旅行記は次回に続くのだ。
もう昨年のことになるが
秋の北海道旅行のメンバー3人で
唐津、壱岐、平戸、九十九島に行ってきた。
日付は12月3日に遡る(もう1ヶ月以上も前だ)
今回の旅行は私が見つけてきたツアーなので
自動的にリーダーは私、ということになる。
前回、大幅に遅刻してしまったのを反省し
自宅を相当に早く出る。
しかも駅まで夫の車で送ってもらう。
そういう時に限って、電車の乗り継ぎに無駄がなく
私が設定した集合時間より20分以上も前に
羽田に到着してしまう。
しかし、ほかの人を待たせるくらいなら
待っていた方がどれほど気楽かわからない。
そして、集合時間の10分以上も前に友人Hと先輩も到着。
集合が早いのに問題があろうはずがなく
早速チェックインを済ませ
前回と同じようにラウンジでランチ。
違うのは私が遅刻しなかったのでゆったり過ごせる、ということだ。
これからの3日間の期待もあり、飛行機に乗り込んだ私たちは
機内誌や機内販売のカタログを熱心に見る。
北海道に比べ、九州までのフライト時間は長いが
そこはそれ、四方山話をしているうちに佐賀空港に到着してしまう。
佐賀空港に到着したのは15時少し過ぎ。
初日はゆったり、唐津の鏡山展望台に行き、夕食。
そしてホテルに入る。
バスに乗ってあたりを見回してみると
なんだか今回のツアーは年配者が多いぞ。
間違いなく私たちのグループは一番若い。
そして年配の夫婦連れがやたら多い。
夫と一緒に旅行するなど、私には考えられないが
まあ、人の考えはいろいろあるからねえ。
空港から展望台まで向かう途中
私はほとんど眠っていたので気付かなかったが
渋滞もあり、他の二人はバスに飽きていたらしい。
そして、やっと展望台に到着。
もう日没だ。
手前に緑色の帯のようになっているのが虹の松原。
私は虹の松原に思い出がある。
以前の会社の社員旅行で、この虹の松原に来た。
白砂の海岸に美しい桜貝がたくさんあったのに驚き
あまりのロマンチックさに、桜貝を拾ってきた。
今から30年以上も前のことになるが
ついこの前まで、その桜貝を取っておいたはずだ。
あの桜貝は捨ててしまったのだろうか。
海岸とは反対方向への日没を確認。
展望台近くの土産物屋。
不可思議で面白そうだったが
すでにバスへの集合時間が迫っているというのに
まだ山の上だ。
そんなにゆっくりしていたわけでもないのに、と
びっくり仰天した私たちは走って山を下りる。
思わぬところで日頃の成果を発揮することになった。
バスは唐津市内の夕食会場に向かう。
今回のツアーの目的のひとつ
佐賀牛と活イカ(いわゆる呼子のイカ)の夕食だ。
活イカの刺身。
向こう側にはひらひらした部分が動いているのが見える。
活きている、という証拠なのだろう。
そしてこの部分はあっという間に回収されてしまった。
なんで?
まあ、それはともかく九州の刺身醤油の甘いのに閉口したが
半透明なイカはピキッとした歯応えが新鮮だ。
名物、イカ焼売。
まあ、普通ですね。
佐賀牛は陶板で焼く。
バカにしていてごめんなさい、美味しかった!
表面をさっと焼いて口に運んだ肉は
柔らかく、肉汁がジュワッとして大満足。
先ほど回収された活イカとそのゲソが天ぷらになって登場。
今までイカの天ぷらといえば
くにゃっ、という歯ごたえのものしか食べたことがなかったが
なんと、この天ぷらはパキパキしていてびっくり。
固い、というわけではなく、本当にパキパキとしか表現できない。
新鮮だからこそ、だと思う。
いやー、びっくりしたー。美味しかったー。
他にも
茶碗蒸し、松前漬のような小鉢
デザートに抹茶のわらび餅、フルーツ。
ご飯とお吸い物の写真を撮るのは忘れた。
こうして一日目の旅程は満足のうちに終了。
宿に向かう。
Kロイヤルホテルはそれほど新しいホテルではないが
なんといっても素晴らしかったのが
大浴場のシャワーの水勢だ。
前回、北海道のホテルのシャワーの水勢に不満だった私たち。
シャワーの水勢の良さに感激し
いっぺんにこのホテルが気に入ってしまった。
ただ、このホテルの浴衣の「小」は私が着ても相当短く。
身長170センチ(以上)の先輩は「特大」で丁度だった。
ま、それでもシャワーの水勢の良さを考えると
取るに足りないこと。
いつものように、夜遅くまで楽しく喋り
ベッドに潜り込むと同時に眠ってしまった。
(他の人は分からない)
秋の北海道旅行のメンバー3人で
唐津、壱岐、平戸、九十九島に行ってきた。
日付は12月3日に遡る(もう1ヶ月以上も前だ)
今回の旅行は私が見つけてきたツアーなので
自動的にリーダーは私、ということになる。
前回、大幅に遅刻してしまったのを反省し
自宅を相当に早く出る。
しかも駅まで夫の車で送ってもらう。
そういう時に限って、電車の乗り継ぎに無駄がなく
私が設定した集合時間より20分以上も前に
羽田に到着してしまう。
しかし、ほかの人を待たせるくらいなら
待っていた方がどれほど気楽かわからない。
そして、集合時間の10分以上も前に友人Hと先輩も到着。
集合が早いのに問題があろうはずがなく
早速チェックインを済ませ
前回と同じようにラウンジでランチ。
違うのは私が遅刻しなかったのでゆったり過ごせる、ということだ。
これからの3日間の期待もあり、飛行機に乗り込んだ私たちは
機内誌や機内販売のカタログを熱心に見る。
北海道に比べ、九州までのフライト時間は長いが
そこはそれ、四方山話をしているうちに佐賀空港に到着してしまう。
佐賀空港に到着したのは15時少し過ぎ。
初日はゆったり、唐津の鏡山展望台に行き、夕食。
そしてホテルに入る。
バスに乗ってあたりを見回してみると
なんだか今回のツアーは年配者が多いぞ。
間違いなく私たちのグループは一番若い。
そして年配の夫婦連れがやたら多い。
夫と一緒に旅行するなど、私には考えられないが
まあ、人の考えはいろいろあるからねえ。
空港から展望台まで向かう途中
私はほとんど眠っていたので気付かなかったが
渋滞もあり、他の二人はバスに飽きていたらしい。
そして、やっと展望台に到着。
もう日没だ。
手前に緑色の帯のようになっているのが虹の松原。
私は虹の松原に思い出がある。
以前の会社の社員旅行で、この虹の松原に来た。
白砂の海岸に美しい桜貝がたくさんあったのに驚き
あまりのロマンチックさに、桜貝を拾ってきた。
今から30年以上も前のことになるが
ついこの前まで、その桜貝を取っておいたはずだ。
あの桜貝は捨ててしまったのだろうか。
海岸とは反対方向への日没を確認。
展望台近くの土産物屋。
不可思議で面白そうだったが
すでにバスへの集合時間が迫っているというのに
まだ山の上だ。
そんなにゆっくりしていたわけでもないのに、と
びっくり仰天した私たちは走って山を下りる。
思わぬところで日頃の成果を発揮することになった。
バスは唐津市内の夕食会場に向かう。
今回のツアーの目的のひとつ
佐賀牛と活イカ(いわゆる呼子のイカ)の夕食だ。
活イカの刺身。
向こう側にはひらひらした部分が動いているのが見える。
活きている、という証拠なのだろう。
そしてこの部分はあっという間に回収されてしまった。
なんで?
まあ、それはともかく九州の刺身醤油の甘いのに閉口したが
半透明なイカはピキッとした歯応えが新鮮だ。
名物、イカ焼売。
まあ、普通ですね。
佐賀牛は陶板で焼く。
バカにしていてごめんなさい、美味しかった!
表面をさっと焼いて口に運んだ肉は
柔らかく、肉汁がジュワッとして大満足。
先ほど回収された活イカとそのゲソが天ぷらになって登場。
今までイカの天ぷらといえば
くにゃっ、という歯ごたえのものしか食べたことがなかったが
なんと、この天ぷらはパキパキしていてびっくり。
固い、というわけではなく、本当にパキパキとしか表現できない。
新鮮だからこそ、だと思う。
いやー、びっくりしたー。美味しかったー。
他にも
茶碗蒸し、松前漬のような小鉢
デザートに抹茶のわらび餅、フルーツ。
ご飯とお吸い物の写真を撮るのは忘れた。
こうして一日目の旅程は満足のうちに終了。
宿に向かう。
Kロイヤルホテルはそれほど新しいホテルではないが
なんといっても素晴らしかったのが
大浴場のシャワーの水勢だ。
前回、北海道のホテルのシャワーの水勢に不満だった私たち。
シャワーの水勢の良さに感激し
いっぺんにこのホテルが気に入ってしまった。
ただ、このホテルの浴衣の「小」は私が着ても相当短く。
身長170センチ(以上)の先輩は「特大」で丁度だった。
ま、それでもシャワーの水勢の良さを考えると
取るに足りないこと。
いつものように、夜遅くまで楽しく喋り
ベッドに潜り込むと同時に眠ってしまった。
(他の人は分からない)
今年の従姉作のおせち。
今年は重箱を小さくしたので
あまり悩まずに、夜の11時半には詰め終わったとか。
その甲斐あって、「お子安さん」のお寺に
除夜の鐘を衝きに行けたらしい。
それにしても毎年素晴らしい。
来年あたりは新年に襲撃したいところだ。
ウソウソ(笑)
今年も正月からいいものを見せてもらった。
正月三が日
私は走ったり、初売りに出かけてみたり
料理したり、テレビで箱根駅伝見たり。
ぐずぐずとは過ごさなかったが
なんとなく身体にうっすらと脂肪がついた気がする。
まあ、カステラやアイスクリーム、甘いお菓子を
食べ続けていたのだから当然といえば当然だ。
スキーシーズンに入ったことだし
冬の間もぐうたらせずに過ごさないと。
今年は重箱を小さくしたので
あまり悩まずに、夜の11時半には詰め終わったとか。
その甲斐あって、「お子安さん」のお寺に
除夜の鐘を衝きに行けたらしい。
それにしても毎年素晴らしい。
来年あたりは新年に襲撃したいところだ。
ウソウソ(笑)
今年も正月からいいものを見せてもらった。
正月三が日
私は走ったり、初売りに出かけてみたり
料理したり、テレビで箱根駅伝見たり。
ぐずぐずとは過ごさなかったが
なんとなく身体にうっすらと脂肪がついた気がする。
まあ、カステラやアイスクリーム、甘いお菓子を
食べ続けていたのだから当然といえば当然だ。
スキーシーズンに入ったことだし
冬の間もぐうたらせずに過ごさないと。
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椿
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自己紹介:
老後はミモザ館(やかた)の
女主人になることを夢見つつ
4匹の猫と暮らす。
(いつの間にか5匹に)
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