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猫のために、夜、私の部屋はホットカーペットをつける。
11月も半ばを過ぎた。
これからどんどん寒くなり、猫も暖かい場所を探しては移動し
ナマコのような体勢で寝ることが多くなるのだろう。
かわりばえのしない場所でじっとしていることが多い。
って、それは一年中同じだった。
よっぽど変ったことをしてくれない限り、猫に変化はない。
もう少し飼い主の趣味につきあってくれてもいいと思うのだが
そこは猫なので、いくら言い聞かせても、知らない顔をしている。
ただ外を見ているだけじゃなく、アクビとか、あっかんべーとか
して見せてよ。 無理だけど。
ティッシュケースのオレンジ色とみかんの色が同じで
この猫に(ピンクだけじゃなく)似合う、と思った。
もっとも猫はそう思ってここいいるわけではないので
やたら不機嫌な顔をしているのが惜しい。
と、いうワケで今日は苦し紛れの記事を
やっとの思いで書いた。
毎日、そうそう事件があるわけではないのだ。
結構なこと、といえば結構なことなのだが。
何だか毎週のようにパウンドケーキを焼いている。
トルーマン・カポーティの「クリスマスの思い出」のように
今年は私も、お世話になった人たちに、洋酒漬けドライフルーツのケーキを
作って送ろうか、とも思っている。
今のウチの玄関の Barbie は
ハーレー・ダビッドソンⅡ のチャップスを履いた赤毛の娘だ。
日本は別名「キクの国」とも呼ばれているそうだ。
ウチの黄色い小菊も今が盛り。
一般的な用途のせいで、私は好きではなかったが
こうして咲いているのを見ると、普通に綺麗だ、と感心する。
数が少ないといまいちだが、黄色い小菊が群れて咲いていると
そこら一帯が明るくなり、寒い曇った日でもそこが目に入ると
嬉しくなる。
今を盛りと、というのが不思議だが、レースラベンダーも
勢いよく咲いている。
夏には5,6本しか花をつけてなかったが、寒くなってきた今
20本近く咲いている。
このローズマリーは安曇野のハーブガーデンから、80円で買ってきた苗が
ここまで育ったものだ。
私の中でローズマリーというのは、ヨーロッパの冬の浜辺の町に咲く、という
イメージがある。
和名のマンネンロウというのも、言葉を聞いた時に想像していた花とは違い
このローズマリーだった、というのはちょっと意外だった。
花壇を作る時に楽しみにしていたのは、こうやって季節の花を
花壇から無造作に切って、花瓶やグラスに挿す、ということだ。
ところが、いざ花が咲いてみると切るのがもったいなくて
とても切れない。あてが外れてしまった。
でも、この小菊はふんだんに切って使える。
夫がどこぞでもらったきて、毎年捨てるように提案したが
捨てずに丹精して、ここまで増えたからだろうか。
かなり自分勝手だが、どうでもいい花、ってことなのだろう。
今年もナオミさんからアドヴェント・カレンダーが届いた。
毎年、ありがとうございます。
このカレンダーはドイツ製。
今年の絵は聖書の記述の通りだ。
貧しい馬小屋
ここの飼い葉桶の中に幼子が眠る。
最初に駆けつけて降誕を祝ったのは
その地方で、夜通し羊の番をしていた羊飼いと羊だった。
大きな星に導かれて、東方から3人の博士たちがやって来る。
博士たちが手にした宝箱の中は、黄金と乳香(フランキンセンス)と没薬(ミルラ)。
黄金は「王」に対して、乳香は「神」に、没薬は「人間」に。
王であり、神であり、人間である幼子へのGiftだ。
ヨーロッパの飾り物を見ると、東方の3賢人のうちの一人は
必ず肌の色が褐色だが、地域を表しているのだろうか?
もう少しで目的地に到着しますから、急いで、急いで。
待降節のろうそくの土台になるリースのことを、アドヴェントクランツという。
毎年ナオミさんから届くアドヴェント・カレンダーは、私にとってアドヴェントクランツ。
このカレンダーの窓を毎日1つずつ開けながら、1週ごとに心の中に
待降節のろうそくを灯し、幼子の降誕を待つ。
「待つ想い」を抱くきっかけを作って下さったことに対しても感謝します。
そして、このブログの読者は12月になると、私と一緒に
カレンダーの窓のひとつひとつが開くのを見せられ
ついにはクリスマスを楽しみ(?)に待つハメになる。
今年の窓の中からは何が出てくるのだろうか。
聖書の絵 というのは初めてなので私もとても楽しみだ。
最近の到来物で、感心したものがあった。
緑茶に乾燥した栗がブレンド(?)してあるお茶。
淹れると栗の甘い香りが漂う。
味は紅茶と緑茶の中間のようだ。
2煎めを淹れ終わって、急須に残った栗のカケラを
口に入れると(入れるなって)ほんのり甘い。
微妙な立場のお茶だが、それゆえにケーキにも
煎餅にも、羊羹にも合う。
不思議な味わいの美味しいお茶だ。
これは刻んで煮たりんごと白あんを寒天で固めた
羊羹のようなお菓子。
秋から冬への入り口の今にぴったりの和菓子だ。
そして最近思い出したのだが
実は私はビーズ職人ではなくて、ケーキ職人だったのだ。
前世がそうだった、というのではなく、ケーキ作りが好きで
ずーっとマメに作っていた。ところが、家を引っ越して
オーヴンが変って以来、この3年ほど、何も作っていなかった。
しかし、この夏、スコーンを作ろうと思ったのをきっかけに
ハッと我に帰り(?)またケーキを作り出した、というわけだ。
そういうわけで、ラップで包んであるが、フルーツケーキと柚子のパウンドケーキ。
柚子のケーキは生地に柚子茶を混ぜ込んだ。
フルーツケーキの中身は、私がカルバドスに漬けたドライフルーツだ。
これも、だんだん手順を思い出してきたので、粉を計ったり篩ったりの
作業が早くなってきた。
今、自分の中で気になっているのがロールケーキだ。
どうも、スポンジに塗る生クリームの量が多いようで
2回作って2回とも。巻いている途中出クリームがはみ出て
難儀した。
これはコーヒークリームのロールケーキだ。
紙を外した写真は撮れない。 見た目がちょっと。
だが、スポンジには洋酒の入ったシロップを塗ってあるので
ほとんど甘くない苦めの生クリームとスポンジのバランスが
絶妙で、大人のロールケーキになった。
いや、これも自分で言うのは何だが、味だけは良かった。
今度からクリームの量は少なめに。そしてはみ出たクリームは
全部ヘラで取り除けばよいのだ。
どうして、作っている時にそれを思いつかなかったのだろう?!
バターやクリーム系のお菓子をテーブルにのせると
すっ飛んでくるのがこの猫だ。
飼い主は絶対にくれない、ということを認識しているので
いちばん甘い顔をする客人に迫る。
餌食になるのは大概、妹分のT子だ。
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女主人になることを夢見つつ
4匹の猫と暮らす。
(いつの間にか5匹に)