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教育の盛んな長野県にあって、昔から文化程度の高い
小布施町(市、じゃないよね?)


街のあちこちが、和風モダンな感じ、

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小布施堂の脇のレリーフ(?ではないよね)は役の小角か。渋い。
実は小布施堂ではこのモチーフのスノーボードも販売しているのだが
どんな人が買うのだろうか?
スキー場では一度も見たことがない。




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小布施堂の裏手に回ると、信州三山の一人
高井鴻山の記念館がある。




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正面に戻って、少し歩くと消火栓が。
こんな消火栓、子供の頃だって見たことがない。




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桝一酒造の角を曲がると、雨上がりでしっとりとした道を
観光客がのんびり歩いている。

さすがに若い人は少ない。


ほんの少し歩を進めると

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小布施堂と同じ経営の寄り付き料理「蔵部」
機会があったらここでも食事をしてみたいが
なかなかその機会がない。


さて、メインストリートの桝一酒造に戻る。

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桝一は市村さんという方が経営している。

私の父の大親友、小布施出身の「市村さん」のご母堂は
ここから市村家に嫁いでこられた。
ここ桝一と小布施堂は「市村さん」の従弟の経営なのだ。
そして北斎館の館長は「市村さん」のお兄様だ。

そ、父の親友の「市村さん」は高井鴻山の子孫でもある。




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「新酒できました」の印の杉玉が軒下に下がる玄関。

大きな酒樽が置いてあり、壁に昔の酒造りの絵が
色鮮やかに描いてある。
張り紙を見ると、どうやら酒糟も販売しているようだ。




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枡一で作っている日本酒。
「へきいけん」と読む。

意味はわからない。 今度父親にでも聞いてみよう。


そして、桝一で作っている日本酒の中でも
一番洒落た名前の酒が
「□-」 だ。(実際は縦書なので□の下に-がある)

これを読める人は少ないのではないだろうか。
「スクウェア・ワン」という。

桝一の取締役、台風娘と異名をとるセーラ・マリ・カミングスさんが
名づけ、この酒は枡一を代表する酒になったのだ。








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新栗の季節だ。

今年はどうしても食べたいものがあって小布施に行った。



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小布施堂本店



この本店と姉妹店「蔵部」でしか出さない「朱雀」

しかも9月16日~10月中旬まで。
時間は9時~12時
さらに、予約、持ち帰り不可
「栗の状況によってはお出しできないことがございます」という。

なんでも、その食べ物は
採れたての新栗を蒸して素麺状に裏ごししたものを、栗餡の上に
ふわりと盛ってある、らしい。
新栗の繊細は風味を損なわぬよう、注文を受けてから栗菓子工場に
取りに走る。
栗の郷にあっても、新栗の仕込み期、仕込み場界隈でのみ味わえる
究極の味。砂糖も何も加えず、栗そのものを味わう、というではないか。

これは食いしん坊の私としては食べずにはいられない。

いくら「栗の状況によってはお出しできない・・・」とは言っても
まさかこの栗シーズン真っ盛りの土曜日、朝一番に行ったら
食べられないことはあるまい、と思い、朝の9時めがけて小布施に行き
朝ごはんも食べずに、小布施堂本店に直行した。

それでも、私が入店したのは9時半だったが、既に30人ほどの人が
入っていて、私たちは空いていた最後の1テーブルに着いた。

そしてあたりを見回すと、例外なく全員が「朱雀」をもくもくと口に運んでいるのだった。

こんなにたくさんの人が注文したのでは、私の分の朱雀が
なくなってしまうのではないか?と心配したほどだ。

さて、店の一番奥の落ち着いたテーブルに案内されて
店内をキョロキョロ見回すと


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(これは食べ終わってから撮影したので客が帰った後)

椅子も証明も凝ったオシャレなもので
店内にはバッハのピアノ曲が流れている。




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テーブルの上の照明には和紙の貼ってあるスタンド。





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スタンドの下の敷物は龍村だ。 さすがだわね。

落ち着いたモダンな店内に、期待は嫌が上にも高まる。




さて、そうこうしているうちに「朱雀」が運ばれてきた。

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抹茶とのセットで1050円。

覚悟はしていたが、あまりの栗の盛りのよさに
ちょっとドキドキする。




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ガラスの箸置にも、銀のスプーンの中にも栗の模様が。

銀のスプーンは素敵なのだが、これで栗を食べるとぼってりと厚いため
私は食べ難い。 もちょっと考えた方がいいと思う。


さて、素麺状の栗を口にいれると・・・栗そのもの。
モンブランのようにバター、砂糖もクリームも入ってないため
もさもさっとした感じだ。




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箸をまん中に入れて、栗餡に素麺状の栗をまぶして食べると
とても美味しい。

だが、栗餡に対して、味のついていない素麺栗が多すぎる。
小布施の新栗で、それもここ小布施堂でしか味わえないと思うと
ありがたくって、残さずに食べようと思うのだが
お茶、あるいは抹茶がなくてはだんだん辛くなっていくる。
もちろん、口数も少なくなってくる。



ついには

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なんと、この食い意地が張っている私が残した!
これ以上は到底無理だ。

周りの人は全員残さず平らげている。
みんないったいどういう胃をしているのだろう?
不思議でならない。
やはり朝食の代わりに食べたのだろうか?
それにしても1皿全部とは・・・。

道理で、店内が静かだったのは落ち着いた雰囲気というだけでななく
客がひたすらに栗素麺を食べていたからか。

この私が注文したものを残した、という屈辱感はあったが
同時に「残すほど充分に食べた」という妙な満足感もあった。


     栗の菓を飽くほど食べてまた来年    椿


この「朱雀」 2,3人で1皿を注文することをお勧めしたい。
そのくらいの量だと、最後まで美味しく新栗を味わえると思う。




The Chinese New Year Barbie 2009

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こんなに新しいバービーをお迎えしたのは
初めてだ。

今年、2009年丑年の旧正月バービー。
アマゾンで見て、オープンマウスではあるが
いかにも快活なバービーで、ドレスも私好みだったので
一目で気に入った。

値段もコレクティブルにしては安く(たぶんピンクボックスという
比較的求めやすいラインなのだろう)まだ発売されたばかり
だったのでしばらく放っておいたが、今月になって通販のドールショップで
いきなり値下げして売られていたので、即座に注文した。

値段が値段なのでドレスも重厚なものではないが、細部が
とても凝った作りになっていてびっくりした。

マーメイドラインのピンクのドレスの裾はサテン地に金のラメが
入ったチュール地を重ねてあるし、ウエストとバスト位置には
金色のリボンが縫い付けてある。
さらに、襟はチャイニーズカラー、デコルテの部分はチュール地。
袖から背中にかけてラメの入った白い毛皮(もちろんフェイク)




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中国は金が好きということをアピールするように
ブロンドの髪、ピアスも金キラキラ、しかもデカイ。
カラーを止めているブローチも金のハートだ。




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プラスチックのボックスにも金色で「福」の文字。
これでもか、と言う感じ。
口紅はコーラル。




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サイドに1つにまとめた髪と顔の周りの後れ毛が素敵。
なんと、このバービーは目元にもゴールドのアイシャドウ。

低価格でもここまでこだわるマテル社はやっぱりハンパじゃない。
だからバービーって好きなのよ。



そして見えないが右手にはゴールドのブレスレット。
左手にはこれまた金色のハート型のバッグを持っている。

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香港あたりでよく売っている金色のビーズのバッグが
こんな感じだ。


そして、見えてないのが本当に残念なのだが
このバービー嬢は素晴らしい靴を履いている。

サンローランのトリビュートサンダルのような
金色の靴だ。

もう、こういうバービーはどんどん箱出しして
思う存分遊ぼうと思っているので、現在進行形で
箱出し作業中。

箱出しが完了したら、素敵な足元をアップするつもりだが
靴を見て「うーん」と唸らない人はいないのではないか。

そんな靴だ。
(期待はずれだったらごめんなさい)






前回の日記の、ツツジを見ている猫を
こっち側、家の中から見るとこんな感じ。


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やっぱりツツジを見ているのだが、猫が凝視する生き物でも
そこにいるのだろうか。 この猫は甲虫類が好きだ。 いないことを願う。





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そして、毛皮が暖まるとせっせと毛づくろいを始める。





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このへんになってくると、だんだん陶酔状態になってくる。
猫にとって、毛づくろいとはそういう作用があるのだろうか。
きっとそうだ。



そして、通りがかりの猫が呆れる。

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別に、と言っていながら、目があちらに・・・。

他に迷惑をかけるわけじゃないから、まあ、いいか。




昔から暑さ寒さも彼岸まで、と言われているので
昨日、今日とクローゼット服の入れ替えと整理を
していた。

整理したため、バービーのしまい場所(隠し場所ともいう)に
少し余裕ができた・・・んー。
(よからぬことを考えている)

だいたい、夏服をしまうと暑くなって、冬服をしまうと寒くなる、という
なんともひねくれた気候になるのは承知していたが
昨日、今日と気温が結構高い。
今さらしまったものは出せない。あとは我慢だ。


だが、ウチの花壇は暑さに関係なく、いわゆる彼岸頃の雰囲気に
なってきた。


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お隣のお宅(!)のサルビアセージ。
濃い紫が目にしみるようだ。



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今年は被害がこの程度で済んだミモザ。
来年の春の花の付き具合が楽しみだ。



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金木犀も、ほんの少し花が付いた。
昨年はたくさん咲いたが、今年はこれからどの程度花がつくのか
よくわからない。 これでおしまいってこと? もあり得る。



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夏の間、一時は毎日食卓に上っていた紫蘇も
葉っぱがすっかり堅くなり、花が咲いて、実を付け始めた。
塩漬けにすると美味しいらしいのだが、面倒くさいので
このままにしておくつもりでいる。



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それにしても、今年はこの程度で終わのかしら?
せっかく四季それぞれにいい匂いがする花壇をめざして
秋の金木犀を植えたのに、それでは困る。



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これもお隣のお宅から延びてきたムラサキシキブ。
この実の紫は美しいので、ウチも植えてもいいと思う。
もちろん実際の作業をするのは夫だ。



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そして、花壇から家の中を見ると、夏が去ってすっかり余裕の猫が
こちらを向いて・・・ではなく、ツツジの葉っぱをじっと見ているのだった。


だんだん猫も過ごしやすい季節になってきた。
あと1ヶ月もすると、猫が喜ぶ毛布の季節になる。




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