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この時季の安曇野一帯の私の印象は
「黄緑色の田んぼ」 だ。
だいたいここらへんをドライブするというのは夏が多いため
稲の穂が少し出たくらいの田んぼが黄緑色に見える。
そして、それがずーっと広がっている。
余談だが、私の祖母の名前は「穂見」(ほみ)という。
農家だった祖母の父、つまり私たちの曽祖父は
当然、毎朝田んぼを見回っていた。
その年、初めて稲に穂が付いたのを見た日に祖母が
生まれたので「穂見」という名前をつけた、らしい。
穂見さんの誕生日は8月13日だから、その頃に穂が付く
というのは、ちょっと遅いのではないか、という心配がある。
祖母の生まれた年は冷夏だったのだろうか。
とまあ、安曇野の黄緑色の田んぼを見ると必ず祖母のことを
思い出してしまう。
それは祖母にとって幸せなのか、余計なことなのか。
若い時分に「小町」と言われていた穂見さんが亡くなったのは
もう37年も前のことだ。
と、私は毎度余計なことばかりを書きすぎる。
この週末に安曇野のTという蕎麦屋で昼食を食べた。
安曇野の蕎麦屋は、どこに入ってもそれほどのハズレは
ないと思うのだが、田んぼの真ん中の、普通の民家が
そのまま蕎麦屋になっている外観が、いかにも、で
思わず入ってしまった。
結構有名な蕎麦屋のようだ。
普通の家の座敷に通される感じ。
箸置きは、ただの小枝のようだが
黒文字の木かもしれない。
店内にはジャズが流れている。
ごくごく普通の農家の作りの蕎麦屋にジャズ・・・。
不思議、というよりも、なんか可笑しい。
私は天ぷらとざる蕎麦を注文。
天ぷらは今が旬の夏野菜だ。
さつま芋と赤い肉厚のパプリカ。
茄子の右隣はズッキーニ。
上の緑色のものはアスパラガスとインゲンの巨大なもの。
(名前がわからない)
南瓜もほくほくだ。
旬の夏野菜にはすごいパワーがあると思う。
さっくりとした衣に包まれた野菜を口に入れると
ほこほこした歯ざわりと、甘い水分がいっぱいに広がる。
「あぢぢぢ・・・」 舌がヤケドしそうだ。
この天ぷらを食べられただけでも、ここに来た甲斐が
あるというもの。
だけど「塩で召し上がって」などと言うのは余計だわ。
私は邪道と言われても、蕎麦つゆを付けて食べたいのよ!
さて、肝心の蕎麦
安曇野の清流の水で茹で上げ、さらした蕎麦。
画像がないのが残念だが
薬味にはもちろん安曇野の山葵が添えられている。
私は特別に蕎麦が好きという訳でも、通でもないので
この蕎麦についてあれこれ言うことはない。
蕎麦より天ぷらの方が美味しかったかなー。
しかし、私の場合、食べ物の写真に迫力がある
(と自分では思っている)のは、私が食べ物に
人一倍の執着心を持っているからに違いない。
愛とはまた違った感情だわ。
"人に揚げてもらった" ここが一番のポイントですね!(笑)
もちろん私もそう思います。
インゲンは「マンズナルインゲン」でした。
◇マイクママさん
それは褒めてもらっているのでしょうか?
何にしても、このブログを見ると何か食べたくなって
食べた後は今までのことをきれいに忘れる、ということ
ですね?
◇micmacさん
かいさで揚げたての天ぷらはちょっと無理ですよね(笑)
早く帰ってご飯食べてね。
◇naomiさん
最近はパプリカが流行りのようですね。それから
しし唐とピーマン(笑)私は好きです。
蕎麦も、私はどんなのが美味しいのかよくわかりません。
自分の好みのが美味しい(笑)
◇青馬さん
お腹いっぱいですか?!(笑)
今日のは天ぷらと蕎麦だから、それほどでもないでしょ。
私がいかに食べ物に対して執着しているか、昔から
ご存知ですもんね。
◇うっしーさん
もしかしたら「天ぷら」って夏の季語?
確かに夏の天ぷらは美味しい。きっと野菜に甘みが
あって美味しいからではないかしら。
うっしーさんの撮った天ぷらも美味しそうで、思わず
HPを調べてしまいました。
◇tetsuちゃん
まあ、tetsuちゃん! 口の中に広がる香り、なんて
言うあたりは立派な「通」
私も今度は意識して食べてみよう。せっかくの蕎麦だもんね。
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女主人になることを夢見つつ
4匹の猫と暮らす。
(いつの間にか5匹に)