忍者ブログ
06

1 2 3 4 5 6 78 9 10 11 12 13 1415 16 17 18 19 20 2122 23 24 25 26 27 2829 30
×

[PR]上記の広告は3ヶ月以上新規記事投稿のないブログに表示されています。新しい記事を書く事で広告が消えます。


ハワイのお土産の前のことだが
和菓子が到来していたんだった。

先日のアフタヌーン・ティの美しい客からだ。
イヤ、お世辞ではなく本当に綺麗な人なのよ。
ま、それはこの記事にはどうでもいいことだ。

その美しい客人の選ぶ店の和菓子は
何を食べても間違いなく頷ける。
もちろん、和菓子に限らず
確かな目、いや舌の持ち主だといつも感心する。


さて、今回は

86ae890c.jpg

桜の蕾の塩漬けを乗せた「じょうよ饅頭」

上品な餡とこの山芋の入った皮が大好きだ。


99b98d05.jpg

以前にもいただいたが、この店はこれが得意のようだ。

道明寺を柿色にして、餡には「干し柿」が練りこんである。
こっくりした複雑な味わいの餡が、道明寺によく合う。



073420f4.jpg

ふわっとした表面の黄色い餡が魅力的、黄味しぐれ。

桃山や、黄味しぐれって好きだ。
ああ、コレステロール値が高いのはそのせいもあるのだ。



9b54b568.jpg

虎豆の鹿の子。

虎豆のは色も可愛い。
若い時は鹿の子なんて見向きもしなかったが
最近は「鹿の子」という文字を見るとフラフラと
吸い寄せられてしまう。



da3c4415.jpg

これは、こし餡を薄い求肥で包み
焦がし黄粉をたっぷりまぶしたものだ。

この黄粉の色合いと、少しの風でふわっと舞い上がる黄粉から
私は勝手にこれを「木枯し餅」とすることにした。


もちろん、全然違う名前だとは思うが
今の季節にぴったりの名前だと思わない?

あ、もちろん、とうにすべてが私の腹に納まっているので
ご心配なくね。



PR

手芸部の弟子のひとり、Nナさまが
ハワイに遊びに行ってきた。

いやもう若さにまかせ、さんざ遊びまわってきたらしく
帰国した昨日は日本の寒さにびっくりしてしまい
今日なんぞは具合が悪いらしい。

それでも、彼女には仕事より大切な
「お土産を渡す」ということがあるので
這って出社した。 エライ。
 
具合が悪いながらも、ハワイの話をする時だけは元気で
お目々キラキラなのは、まあホントに微笑ましいことである。

その楽しかった話は後でじっくり聞くとして
這って持ってきたお土産を紹介しよう。


882bdb75.jpg

「これはYoshikiさんに!」 と得意そうに渡されたのは
事前リサーチがあったマカデミア・ナッツ。
Yoshikiというのは夫の名前だ。

おお、こんなに沢山!
他人の夫にありがとうございます。
私(え?)はここのナッツが一番好きなので嬉しい。
夫が自分の部屋に持っていこうとするのを
押しとどめて 
「これ、私の弟子のお土産だから、一緒に食べよう!」と提案する。



それから

f76374bb.jpg

ヤダーッ! 

ホノルル・クッキー・カンパニーの季節限定のクッキーだ。
これはこのままクリスマス・ツリーのオーナメントになる。
小さいパイナップルの形のクッキーが入っている球は
一面に赤いラメがキラキラとちりばめてあり
もう、可愛いったらありゃしない!


そして

ab7881e5.jpg

某高級メーカーのネイルポリッシュ。

画像ではよくわからないが、薄いピンクパールに
シルバーのラメも入っていて、ベースに塗ると
年末の華やかな場面にぴったりのカラーだと思う。
このカラーは、爪先をピンクラメにしても、ゴールドラメにしても
きっと映えるだろう。 
よく、短い期間で私の好みを学習したわね。



829a201e.jpg

こうして並べてみると
何がなんで、どことがどう、と具体的には言えないが
元気いっぱい、若々しい感じがするのは
私だけだろうか。


12月を前に、気持ちがパッと華やかになったオミヤゲだった。


さて、この後の弟子の務めは
一刻も早くハワイという楽園の魔法と時差から抜け出し

私たちに楽しい土産話を聞かせることだ。


今週後半は12月だ。
クリスマスと年末がやってくる。

アドヴェント・カレンダーを送っていただいたので
窓を開ける準備と心構えはできている。

他にも12月の雰囲気を、玄関くらいは出してみようと
100均(←実は大好き)でアートフラワーを買ってきた。

最近の100均はあなどれない。

えーっ、こんなの100円で売ってるんだ!と
思うような優れものが多い。



40d5fa3b.jpg

白地にシルバーラメの葉のヒイラギ。

これを2本。




7053aa57.jpg

ゴールドラメの入った朱鷺色のガーベラ

これは3輪。




4d844888.jpg

下に敷いた紙の色がマズかった。




95f62c88.jpg

玄関にこういう感じで置く。

言うまでもなく、敷物は名古屋のお友達のベルギー土産。
いつ、いかなる時でも敷物はこれ以外にはありえない。

バービーの箱の上にもポインセチアのリースを置く。



ちょっと横から見ると、こんな感じ。

6b17dad5.jpg

なんとなく、12月の雰囲気を感じてもらえないだろうか。

そのままほったらかしにして、お正月まで飾っておかないようにしよう。



「お子安さん」のお祭りの結構なご馳走もいいが
お神輿が渡るというので、従姉妹とその娘、私は
食事の途中にもかかわらず、外に跳びだし
お神輿の運行を冷やかす。


9e3df5ad.jpg

山車を引く子供の数が思ったより多いのにはびっくりした。




ae223220.jpg

小さい女の子が上手に太鼓を叩く。




d77270e4.jpg

お神輿は男の子が担ぐ。
葡萄の里にふさわしく、屋根には鳳凰と葡萄の飾り。





fcc30a1b.jpg

練り歩くお神輿を見る私たちの傍には、赤く色づいた南天。


ご馳走をたらふく食べた後は
夫と従姉のご主人を温泉に送り出し
私たち女性陣は後片付けもせずに
炬燵を囲み、テレビを見ながら
思い出話などに花を咲かせる。


既に夕方が始まったくらいの時間になって
従妹、従姉の娘、私が連れ立ってお子安さんに行ってみる。
あまりにも満腹になったため、腹ごなしも兼ねている。
気の毒だが、後片付けは一番歳上の従姉に任せてしまう。
そこが私たちの調子の良いところだ。



家から歩いてホントにすぐそこ。1分くらいのところに寺がある。

afdd2a35.jpg

古い山門をくぐり境内に入る。

今年はテキ屋の出店は無い、ということで
私の住むK市の市民祭りのような、ちょっと今風の店も
あったりする。




595fca6d.jpg

毎年「お子安さんの時分は寒い」と相場が決まっているらしいが
今年は例年になく暖かく、天気も良い。
そのせいで人出も少し多いのだろう。




c98e0bc7.jpg

参道の両脇には、子供が願い事を書いた竹筒。
夜はこの中のろうそくに火が入る。

現世利益を求める多くの願いごとの中で
「おばあちゃんが良くなりますように」 とか
「犬が元気になりますように」 という願いごとを目にすると
なにやら心がほろりとする。





775b8e08.jpg

こうして、秋の陽が足早に過ぎていく。



父親の「お子安さんの思い出」である名物の痰切り飴は
今年も目にすることはなかった。
今の時代にはそぐわないもの、になってしまったのだろう。
父親にはちょっと残念そうな声で報告しておこう。



毎年、11月23日は葡萄の里の子安神社の秋祭りだ。

今年は運よくその日に従姉の家を訪問できた。
穏やかな良い天気で、例年以上に朝から人出があり
結構なお祭りだった。


早起きして高速に乗り、従姉の家に着くと
玄関に入る前にまず、陽光に映える紅葉が私たちを迎える。

a0a945a3.jpg

どこぞの庭園ではなく、一般家庭の庭というのがスゴイ。



91190c80.jpg

明るいキッチンには、いつもセンスよく小さい花が挿してある。



結構なお菓子とお茶で一息したら、早速ご馳走作りのお手伝いだ。

b7c1b5bf.jpg

巻き寿司用の玉子焼きを作る従姉の手つきに感心しながら




f4307d1d.jpg

従妹(妹の方)が粉からこねて作った餃子の皮に感動する。
いつ見ても、手さばきがすばらしい。




63119abd.jpg

私は餃子包みを手伝う。

自家製の皮は柔らかく、縁に水を付ける必要もないし
餡が多かったな、と思っても皮をちょっと伸ばせば問題ないので
楽にすっすっと包める。

そして残念なことに、茹で上がった水餃子の写真が無い。
いつものことだが、食べるのに夢中で
写真を撮るのをすっかり忘れていた。


気を取り直して、ご馳走の数々を。

e48d53ab.jpg

夫がベタ誉めの、従姉自信作の赤飯。

添えられている南天の葉がうっすら赤いのが
今の季節にふさわしい。



f088bc50.jpg

花型ニンジン、牛蒡、レンコン、大根
玉蒟蒻、三枚肉の煮物。

上品な味付けで、私は一鉢ひとりで食べたい。



5e16d848.jpg

スモークサーモン、トマト、ベビーリーフのサラダ。

こんなの美味しいに決まってる。




804d6cad.jpg

柚子の千切り入ったなます。

少し甘めの味つけが柚子とマッチして
これもいくらでも食べられる。




c852c9df.jpg

先ほどの玉子焼きとプリーツレタス、きゅうり、カニかま
ツナ、いくらを上手に巻いたお寿司。

これは従姉の娘が上手に作る。
上手だったので動画を撮った。
それを見て私も研究してみよう。



まだまだご馳走が続く。

15720530.jpg

大鉢にたっぷり茶碗蒸し。

具はあっさりとかまぼこの薄切りの三つ葉。
みんなで取り分けていただきます。




bbdc9f92.jpg

ツヤも美しい煮玉子。
柔らかめに茹でた玉子をいい味の出汁に漬け込んである。

コレステロール値が高めなのは承知しているが
美味しい誘惑には勝てず、ぱくぱくと食べてしまう。




5f281e35.jpg

デザートの寒天

オレンジジュースを使ったものと
水を使わず牛乳だけで固めた濃厚な寒天。

牛乳だけで作った寒天はクリームのよう、というほどではないが
濃い味が不思議に寒天に合ってウマイ!


ああ、ホントにすばらしいご馳走だった。
という、大急ぎで画像を並べただけの今日の記事だ。


カレンダー
05 2025/06 07
S M T W T F S
1 2 3 4 5 6 7
8 9 10 11 12 13 14
15 16 17 18 19 20 21
22 23 24 25 26 27 28
29 30
私のこと
HN:
   椿
性別:
女性
趣味:
読書など
自己紹介:
老後はミモザ館(やかた)の
女主人になることを夢見つつ
4匹の猫と暮らす。
(いつの間にか5匹に)
最近のコメント
[05/14 椿]
[05/08 micmac]
[04/03 椿]
[04/03 nana-bata]
[09/27 naomi]
リンク
アーカイブ
ブログ内検索
バーコード

162  163  164  165  166  167  168  169  170  171  172 
前のページ 次のページ
忍者ブログ [PR]