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先週の寒さったらなかった。
いわゆる「寒さの底」というのではないかと思った。

いや「底」はもっと深く、まだ寒くなるかもしれない。
土曜日の長野のスキー場は地吹雪で顔がしもやけに
なりそうだった。

だけど寒さとはおかまいなしに、と言おうか
自然の摂理と言おうか、ウチの小さい花壇でも
ほんのぽっちりとではあるが、春が近づいているのを
知らせてくれる。




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チューリップの芽はこれくらい。
日当たりを考えてあちこち入れ替えたため、もはや咲いてみないと
何色系の花が咲くかわからない。





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今年の花守はこの猫。
なかなかに勇ましい。





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オレンジミントは先日の雪にも負けず、緑を増やしている。





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昨年の当番猫、今年はお気楽に脱力中。





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ミモザの蕾も脹らんできた。


4年前はひょろひょろした若木だったが、かなり大きくなった。
だけど目標とする「ミモザ館」になるにはまだまだ年月が必要だ。
第一、今年も虫食いのあとが所々にある。



ちょっとー、当番じゃなくてもしっかり見張っててよーっ!

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2月初めでも日差しは少しずつ強くなってきている。


日向にいると猫でなくても眠くなってくる。
猫の一番の仕事は寝ることなので
この場合は、職務に忠実と言うべきか。





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ここ2,3日、身の回りに豆が溢れていたせいか
黄粉、湯葉、豆腐、豆乳鍋、そんなものが食べたい。



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母方の祖母、穂見さんが好きだったこともあって
うぐいす餅は好きだ。

若草色の黄粉の色が春を招んでいるようだ。



猫にも普通の生活が戻った。
いや、よく考えたら猫には節分も立春も関係ない。





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椿弟へ
今のところ、猫茶碗は3つとも健在です。
この前はヒト用のお碗に小豆ご飯を盛りました。
手にしっくり馴染む大きさでした。
微妙に重かったけど。




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チャーリップの芽もようやく出たばかり
残念ながら、春はまだまだ先。




今日は節分。

そして、関係ないが今夜も雪が降っている。



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ずっと大豆を撒いてきたが、今年は殻つき落花生。



毎年、ふぐすまの実家にいた頃の節分の日を思い出す。

その日は学校からちょっと浮き浮きと帰ってきたものだ。
そして夕方の5時か5時半くらいから父親が豆まきをする。
父親の豆まきにはちょっとしたこだわりがあって
私や弟が豆まきをする年は、きちんと手順を説明されるのだった。

「いいか、窓を開けたら、まず"鬼は外!"と言って鬼を出してから
"福は内"と言うのだぞ。 福を入れる前に鬼を出すのだよ」

そして、実家の豆は殻つき落花生と決まっていた。

父親が豆まきをした年は、いたずらっぽく笑いながら
「アンタたちの部屋にはそれぞれ二撒きくらい余分に
撒いてあるから、後で楽しみながら食べるように!」
と言うのが決まりだった。

私と弟は夕飯が終わるとそれぞれ部屋に戻り、部屋のあちこちに
散らばった落花生を拾い集め、それを食べながら勉強したり
本を読んだりして節分の夜を過ごした。
もちろん、私のことだ 「アンタの部屋の落花生の量はどれくらい?」と
弟の落花生をチェックするのを忘れてはいなかっただろう。

たったそれだけのことなのに、節分の夜は楽しかった。

そして、この豆まきにはオマケがあって
一ヶ月とか二ヶ月経って、節分のことなどとうに忘れた頃
ベッドの下や机の下に、拾い忘れた落花生をひとつ
見つけることが必ずあった。
まるで自分の手柄のように、家族中にその落花生を見せて回り
家族中から羨ましがられながら食べた落花生の美味しかったことと言ったら!
まあ、羨ましがっていたのは私だけかもしれないが。

落花生一粒で盛り上がる家族というのもどうかと思うが
季節はずれの落花生を見つけた人は必ず、義務のように
家族全員に披露するのだった。
もっとも弟は、誰にも言わずこっそり食べてしまっていたかも
しれない。




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大豆ももちろん美味しいと思うが、大豆を撒いたときは
「豆を後から拾って食べる楽しみ」は無いのが寂しい。

食べ物を粗末にしない、という観点からも
落花生を撒く、というのは理にかなっているのではないか。





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「立春大吉」を開けると、中には大豆が4粒。
京都の「豆富」のものだ。





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ウチでは撒いた豆を猫がさんざんオモチャにして堪能してから
ニンゲンが拾って食べる。

そんなことができるのも、殻つき落花生ならでは、だ。


明日は立春。






東京には珍しく今夜は雪だ。


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今、いたずらでフラッシュも焚かないで裏の畑を撮ってみたら
あまりにも明るくてびっくりした。
これは21時17分撮影。 肉眼では真っ暗だ。




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裏の畑では大根も作っていたのだ、と初めてわかった。



それはそうと、私がふぐすまにいたのは高校3年生までだ。
雪国というにはおこがましいが、東京あたりの人から見たら
充分に雪国と言えるほど雪は降って積もった。


一晩中雪が降っていたのも一冬の中で何度もあったが
その中でも一冬に3回くらいは、それこそ雪の降る音しか
聞こえない夜があった。 電線にまで雪が積もり
思わず「雪の降る街を・・・♪」と口ずさまずにはいられないような夜。


これは雪国に住んでいる人しかわからないと思うのだが
雪の降る音は、ほんとうにある。
しん、しん、もそっ、もそっ・・・というような音だ。
「深々と」という言葉があるが、しん、しんと音がするのだ。


その音を聞くと私は思わず
「ひとり、心に満ちてくる・・・緑なす春の日の・・・」と
歌ってしまったものだ。
この歌は歌詞も素晴らしいが曲がまたすごい。
メロディが見事に起承転結のお手本のような展開をしている。
曲の最後のフレーズが明るさと暖かさと希望を感じるなんて
めったにないのではないか。




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雪が降ると、実家では年老いた(いや、元気)椿父が雪かきをする。
さすがに、最近はそれが心配だ。
近くに住んでいてやればよかった、と天気予報の雪マークを見る度に思う。
まあ、それも元気な証拠だから、いいか。
でも、ふぐすまに大雪の予報が出たあくる日は、必ず電話をする。
そして、雪かきが終わって自慢げな父の声を聞いてホッとする
この歳で両親が元気な私は幸せだ、としみじみ思う


降る雪は昔のこと、今のこと、あれこれを次から次へと
心の中から紡ぎ出してくれる。

東京では一冬に一度、あるかないかの雪の夜。




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この猫は、もしかしたら外猫だったかもしれないのを
運よく保護され、家の中で生活しているが
雪の夜、外に住む猫はどうしているのだろう、と一番心が痛むのはそのことだ。






猫をきんとんで釣ってみたら
額に「怒りのあぜ道」を作って怒られてしまったので
たまたまの到来物を与えてみた。



さて、これでございますね?

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でも、これはニンゲンの食べるもの。

このメロンは見せただけで、私の口に入れる。



この猫は身(実)を食べた後のメロンの皮から
うすく削いだ果肉が好き。
安あがりというかエコというか。


さて、どんなもんでしょう。

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ふん、ふんっ・・・まあ、いいかほり。




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匂いを充分に堪能して・・・
(目が寄ってる)




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パクッ。
(き、牙が!)




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はぐっ、ぺろん。
(これは化け猫です)



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もっと、ちょうだい、もっと、もっと。


いや、猫にとって特別に悪くはなくても
体を冷やすと困るから(ホントか?)
これくらいでよしておきなさい。


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結局、また怒らせてしまった。


皆無とは言わないけど、猫にしては珍しい嗜好だ。


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女主人になることを夢見つつ
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