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東京には珍しく今夜は雪だ。
今、いたずらでフラッシュも焚かないで裏の畑を撮ってみたら
あまりにも明るくてびっくりした。
これは21時17分撮影。 肉眼では真っ暗だ。
裏の畑では大根も作っていたのだ、と初めてわかった。
それはそうと、私がふぐすまにいたのは高校3年生までだ。
雪国というにはおこがましいが、東京あたりの人から見たら
充分に雪国と言えるほど雪は降って積もった。
一晩中雪が降っていたのも一冬の中で何度もあったが
その中でも一冬に3回くらいは、それこそ雪の降る音しか
聞こえない夜があった。 電線にまで雪が積もり
思わず「雪の降る街を・・・♪」と口ずさまずにはいられないような夜。
これは雪国に住んでいる人しかわからないと思うのだが
雪の降る音は、ほんとうにある。
しん、しん、もそっ、もそっ・・・というような音だ。
「深々と」という言葉があるが、しん、しんと音がするのだ。
その音を聞くと私は思わず
「ひとり、心に満ちてくる・・・緑なす春の日の・・・」と
歌ってしまったものだ。
この歌は歌詞も素晴らしいが曲がまたすごい。
メロディが見事に起承転結のお手本のような展開をしている。
曲の最後のフレーズが明るさと暖かさと希望を感じるなんて
めったにないのではないか。
雪が降ると、実家では年老いた(いや、元気)椿父が雪かきをする。
さすがに、最近はそれが心配だ。
近くに住んでいてやればよかった、と天気予報の雪マークを見る度に思う。
まあ、それも元気な証拠だから、いいか。
でも、ふぐすまに大雪の予報が出たあくる日は、必ず電話をする。
そして、雪かきが終わって自慢げな父の声を聞いてホッとする
この歳で両親が元気な私は幸せだ、としみじみ思う
降る雪は昔のこと、今のこと、あれこれを次から次へと
心の中から紡ぎ出してくれる。
東京では一冬に一度、あるかないかの雪の夜。
この猫は、もしかしたら外猫だったかもしれないのを
運よく保護され、家の中で生活しているが
雪の夜、外に住む猫はどうしているのだろう、と一番心が痛むのはそのことだ。
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私のこと
HN:
椿
性別:
女性
趣味:
読書など
自己紹介:
老後はミモザ館(やかた)の
女主人になることを夢見つつ
4匹の猫と暮らす。
(いつの間にか5匹に)
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