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前回の記事からほぼ三週間
実は片付け物語は密かに続いていた。
いや、別に隠していたわけではないけれど。
夫の本棚を整理して、すっかり嬉しくなった私。
ドアが開けっぱなしで出入り自由なのをいいことに
1日に何度も夫の部屋に入り、片付き具合をチェックした。
そして、出した結論
「本棚、まるまる1本減らせるかも!」(2本ある)
すぐさま夫に提案する。
「ねえねえ、私が1週間かけて目算した結果
あの本棚、1本はまるまる空くと思う。」
「どういう意味だ?」
「いや、意味も何も、そのまま。本棚は1本に全部収まるよ。」
「絶対に無理」
「だからさ、私が入れてもらっているモノも出すからさ」
「ふん、オレはできないからな。」
「大丈夫、金曜日の午後から私がするよ。
それから、もう使わないノートPC、市の清掃局で無料で
引きとってくれるって調べてわかったから。
今、本棚に入っているPC3台、捨てよう!」
「でも、1台は残しておく。」
「1台残す意味は?」(語気荒く)
「・・・無いね。」
「ほーらね、じゃ、自分で持ってく?」
「無ーい。」(即答しやがった)
「ええい、じゃあもういいよ、私が清掃局に持っていくから」
こうして、金曜日午前中の勤務中、段取りや捨てるもの
収納場所などを考えて(オイ!)勇んで帰ってきた。
昼食もそこそこに夫の部屋に入り片付けにとりかかる。
その前に、自分の部屋の本棚の本も整理する。
捨てるものもあり、全巻そろっているコミックは
〇ックオフに持ち込む。
この際だから、と思いきったもの多数。
またどうしても読みたくなったらKindleだ。
夫の本棚に居候させてもらっていたCD,DVD
コミック、雑誌、すべてを引き上げ、仕訳する。
相当量が減った(これは私が悪い)
まだ残っていたノベルティは捨てる。
もう1本の本棚の空いたスペースに書類を移していく。
これは順序は変えないで、後で夫にチェックさせよう。
と、ここまでですでに4時だ。
清掃局の引き取りは平日5時までなので
自転車にPC3台を乗せ、清掃局に持ち込んだ。
これで、また家が軽くなった。
ああ、今が6月の日が長いときでよかった、と
家に戻り、片付けを続ける。
ついに、5時半近くなって本棚が空になった。
達成感もあり、記念に写真を撮る。
仕訳した雑誌は一刻も早く目の前から消したいので
夜、夫が帰ってくるのを待って〇ックオフに持ち込むことにする。
帰ってきた夫は空の本棚を見て
「へえ、うまいこと収まったもんだな」
「その代わり、結構捨てることにしたけどね。」
〇ックオフに持ち込んだものは結構な金額になった。
さて、空いた本棚についての話し合いだ。
「市の回収に頼むと本棚は千円だって。
でも、自分でノコギリで切って袋に入れると
燃えないゴミで出せるよ。」
「えっ!? 捨てるのか?
なんで?捨てなくなっていいじゃん、使うよ。」
「あのね、まだわからないの?
ここに置いたら、また空いているところにどんどんいれて
その結果、モノが溜まるだけなんだよ。
せっかく家を軽くしたのに、それじゃあ意味がないよ。
ゴミ回収のお金は私が出すよ。
そして、見てみなよ、本棚の棚板、重さで曲がってるじゃん。
もう、捨て時なんだよ。」
「・・・オレが明日のこぎりで切るから
粗大ごみに出さなくていいよ。」
やった! これで大物の本棚も月曜日には視界から消える。
「あとね、明日の朝は移動した書類の確認してね!」
この日の夜、私が気分よく布団に入ったのは言うまでもない。
さて、次の日、土曜日だ。
朝から夫に場所を移動したクリアファイルの中身を
確認することを命じる。
私がゴミと判断したものは容赦なく捨てる。
相変わらずクリアーホルダーが大量に出てくるのは
見えないようにしてゴミ袋に入れる。
10年以上も前の家電の保証書などが大量にゴミになる。
まあ、この調子だと目を離しても大丈夫だなと
私は自分の衣類の整理をする。
と、いつもと違う調子の声でよばれた。
「オイオイ、ちょっと来て。」
忙しいんだから、呼ぶなよ、と思いながら
夫の部屋に入ってみると
幻の2千円札を何枚か握りしめて嬉しそうな夫。
「きゃーっ、ファイルから出てきたの?
忘れてたの? やったじゃん、片付けした甲斐があったね!」
上機嫌で夫が言う。
「コレクションしてたのは覚えていたけど
しまった場所は忘れてしまったいたから、言われなかったら
見ないで捨ててしまっていたかもしれない。」
「ねー、だから片付けはやらないとダメなんだよ。」
と、いうわけで片付けの功労者の私に
発見した金額の役1割(には足りないけど)
二千円札1枚が謝礼として渡された。
教訓
「片付けとヘソクリはするべきである」
そして、夜
私の古いデスクトップPCを捨てる準備をする。
さらに、今まで目をつぶっていた
地域限定キティちゃんのコレクションを
整理することを決め、とりかかる。
コルクボードからすべての根付を外し。
ボードに貼り切れなく紙袋に入ったものも、すべて出す。
部屋にバスタオルを敷き、メラミン雑巾を手に
キティちゃんに付いたホコリを拭きながら仕訳をする。
結果、だいたい3/5を手元に残すことを決めた。
2回確認し、もう一度キティちゃんを拭き
ビニール袋に入れクローゼットにしまう。
時期がきたら、もう1度展示予定。
気になる「手放すキティちゃん」の嫁ぎ先だが
これも山梨で引き取ってくれることになった。
持つべきものは広い家に住む従姉だ。
実は私の中での一番の難題がこれだった。
本当にありがたい。
最後の大物、デスクトップPC本体は
ディスクを(自分で)抜き、無料回収業者に
引き取ってもらった。
他に、35年前に買ったフランス製の裏ごし器
これも捨てるつもりだったが
従姉が引き取ってくれることになった。
もう、山梨には足を向けて寝られない。
さて、この片付けで一番やっかいだったのは
ビーズのキット、リボンレイ用の大量のリボン、ククイナッツ
ネックレス用の大粒のパールビーズ、半端なチェコビーズ。
ため込んだ手芸材料は捨てられない。
しかし、これらのものは、私に万が一のことがあった場合
残された人が困るに違いないものだ。
なので、片付けと並行してどんどん製品にすることにした。
キットは形にし、何年ぶりかでリボンでレイを編んだ。
20個編んだところで飽きたので
残りのリボンは山梨で引き取ってもらうことにした。
ビーズはネックレスを編み、半端なビーズは
これもたくさんある指輪の金具を消化するために
ジャラジャラした指輪を作る予定だ。
なかなか思うように進まない作業での中で
これがこそが、趣味を多く持ったという人生のツケを
今払っているのだ、ということに思い当たったのだ。
実は片付け物語は密かに続いていた。
いや、別に隠していたわけではないけれど。
夫の本棚を整理して、すっかり嬉しくなった私。
ドアが開けっぱなしで出入り自由なのをいいことに
1日に何度も夫の部屋に入り、片付き具合をチェックした。
そして、出した結論
「本棚、まるまる1本減らせるかも!」(2本ある)
すぐさま夫に提案する。
「ねえねえ、私が1週間かけて目算した結果
あの本棚、1本はまるまる空くと思う。」
「どういう意味だ?」
「いや、意味も何も、そのまま。本棚は1本に全部収まるよ。」
「絶対に無理」
「だからさ、私が入れてもらっているモノも出すからさ」
「ふん、オレはできないからな。」
「大丈夫、金曜日の午後から私がするよ。
それから、もう使わないノートPC、市の清掃局で無料で
引きとってくれるって調べてわかったから。
今、本棚に入っているPC3台、捨てよう!」
「でも、1台は残しておく。」
「1台残す意味は?」(語気荒く)
「・・・無いね。」
「ほーらね、じゃ、自分で持ってく?」
「無ーい。」(即答しやがった)
「ええい、じゃあもういいよ、私が清掃局に持っていくから」
こうして、金曜日午前中の勤務中、段取りや捨てるもの
収納場所などを考えて(オイ!)勇んで帰ってきた。
昼食もそこそこに夫の部屋に入り片付けにとりかかる。
その前に、自分の部屋の本棚の本も整理する。
捨てるものもあり、全巻そろっているコミックは
〇ックオフに持ち込む。
この際だから、と思いきったもの多数。
またどうしても読みたくなったらKindleだ。
夫の本棚に居候させてもらっていたCD,DVD
コミック、雑誌、すべてを引き上げ、仕訳する。
相当量が減った(これは私が悪い)
まだ残っていたノベルティは捨てる。
もう1本の本棚の空いたスペースに書類を移していく。
これは順序は変えないで、後で夫にチェックさせよう。
と、ここまでですでに4時だ。
清掃局の引き取りは平日5時までなので
自転車にPC3台を乗せ、清掃局に持ち込んだ。
これで、また家が軽くなった。
ああ、今が6月の日が長いときでよかった、と
家に戻り、片付けを続ける。
ついに、5時半近くなって本棚が空になった。
達成感もあり、記念に写真を撮る。
仕訳した雑誌は一刻も早く目の前から消したいので
夜、夫が帰ってくるのを待って〇ックオフに持ち込むことにする。
帰ってきた夫は空の本棚を見て
「へえ、うまいこと収まったもんだな」
「その代わり、結構捨てることにしたけどね。」
〇ックオフに持ち込んだものは結構な金額になった。
さて、空いた本棚についての話し合いだ。
「市の回収に頼むと本棚は千円だって。
でも、自分でノコギリで切って袋に入れると
燃えないゴミで出せるよ。」
「えっ!? 捨てるのか?
なんで?捨てなくなっていいじゃん、使うよ。」
「あのね、まだわからないの?
ここに置いたら、また空いているところにどんどんいれて
その結果、モノが溜まるだけなんだよ。
せっかく家を軽くしたのに、それじゃあ意味がないよ。
ゴミ回収のお金は私が出すよ。
そして、見てみなよ、本棚の棚板、重さで曲がってるじゃん。
もう、捨て時なんだよ。」
「・・・オレが明日のこぎりで切るから
粗大ごみに出さなくていいよ。」
やった! これで大物の本棚も月曜日には視界から消える。
「あとね、明日の朝は移動した書類の確認してね!」
この日の夜、私が気分よく布団に入ったのは言うまでもない。
さて、次の日、土曜日だ。
朝から夫に場所を移動したクリアファイルの中身を
確認することを命じる。
私がゴミと判断したものは容赦なく捨てる。
相変わらずクリアーホルダーが大量に出てくるのは
見えないようにしてゴミ袋に入れる。
10年以上も前の家電の保証書などが大量にゴミになる。
まあ、この調子だと目を離しても大丈夫だなと
私は自分の衣類の整理をする。
と、いつもと違う調子の声でよばれた。
「オイオイ、ちょっと来て。」
忙しいんだから、呼ぶなよ、と思いながら
夫の部屋に入ってみると
幻の2千円札を何枚か握りしめて嬉しそうな夫。
「きゃーっ、ファイルから出てきたの?
忘れてたの? やったじゃん、片付けした甲斐があったね!」
上機嫌で夫が言う。
「コレクションしてたのは覚えていたけど
しまった場所は忘れてしまったいたから、言われなかったら
見ないで捨ててしまっていたかもしれない。」
「ねー、だから片付けはやらないとダメなんだよ。」
と、いうわけで片付けの功労者の私に
発見した金額の役1割(には足りないけど)
二千円札1枚が謝礼として渡された。
教訓
「片付けとヘソクリはするべきである」
そして、夜
私の古いデスクトップPCを捨てる準備をする。
さらに、今まで目をつぶっていた
地域限定キティちゃんのコレクションを
整理することを決め、とりかかる。
コルクボードからすべての根付を外し。
ボードに貼り切れなく紙袋に入ったものも、すべて出す。
部屋にバスタオルを敷き、メラミン雑巾を手に
キティちゃんに付いたホコリを拭きながら仕訳をする。
結果、だいたい3/5を手元に残すことを決めた。
2回確認し、もう一度キティちゃんを拭き
ビニール袋に入れクローゼットにしまう。
時期がきたら、もう1度展示予定。
気になる「手放すキティちゃん」の嫁ぎ先だが
これも山梨で引き取ってくれることになった。
持つべきものは広い家に住む従姉だ。
実は私の中での一番の難題がこれだった。
本当にありがたい。
最後の大物、デスクトップPC本体は
ディスクを(自分で)抜き、無料回収業者に
引き取ってもらった。
他に、35年前に買ったフランス製の裏ごし器
これも捨てるつもりだったが
従姉が引き取ってくれることになった。
もう、山梨には足を向けて寝られない。
さて、この片付けで一番やっかいだったのは
ビーズのキット、リボンレイ用の大量のリボン、ククイナッツ
ネックレス用の大粒のパールビーズ、半端なチェコビーズ。
ため込んだ手芸材料は捨てられない。
しかし、これらのものは、私に万が一のことがあった場合
残された人が困るに違いないものだ。
なので、片付けと並行してどんどん製品にすることにした。
キットは形にし、何年ぶりかでリボンでレイを編んだ。
20個編んだところで飽きたので
残りのリボンは山梨で引き取ってもらうことにした。
ビーズはネックレスを編み、半端なビーズは
これもたくさんある指輪の金具を消化するために
ジャラジャラした指輪を作る予定だ。
なかなか思うように進まない作業での中で
これがこそが、趣味を多く持ったという人生のツケを
今払っているのだ、ということに思い当たったのだ。
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HN:
椿
性別:
女性
趣味:
読書など
自己紹介:
老後はミモザ館(やかた)の
女主人になることを夢見つつ
4匹の猫と暮らす。
(いつの間にか5匹に)
女主人になることを夢見つつ
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