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生憎の雨の中、古都鎌倉の名刹の桜を楽しんできた。



昨年、桜が一斉に植え替えられ、若木の桜が続く段葛。
年を経るに連れて素晴らしい景色になるはずだ。


 

若々しい桜もすっきりして好い。





右手に雪の下教会を見ながら進む。




心字池?の桜。





気になっていた大銀杏はひょろひょろと育ってきている。





人ごみを外れて大殿から左に下りる。
牡丹園は有料だったのでパス。

小町通りから裏小町を抜け、横須賀線から見えた
New Kamakura Hotel へ。




誰もいない場所のこの桜がいちばん綺麗だった。





機会があれば泊まってみたい。


せっかく鎌倉に行くのだから、と
ランチは下馬の交差点の近くの店を予約していった。

御成通りを通り抜け、早足で歩く。
昨年の秋にオープンしたばかりのフレンチレストランだ。
シェフとサーヴィスの男性2人で切り盛りしている。

席数は多くなく、音楽も流れていないが
私には落ち着ける店だ。

予約のコースは5品のお手頃なもの。



アミューズはもちもちしたチーズ生地のシューと
香草入りの塩マドレーヌ。
雨の中を歩いてきたので、温められた一口がほっとする。





南瓜のスープ。
トッピングは生ハム。
熱々がサーヴィスされ、しばらくすると
温かいパンがテーブルに運ばれる。

パンをちぎり、皿に残ったスープも
ぴかぴかにならない程度に拭って食べる。





魚か肉から選べるメインはハラミのソテーを選ぶ。
マスタードバターソース(ターメリック風味)が
肉の上で溶ける。

左は玉ねぎ、じゃがいも、人参のミルフィーユ。

右は(たぶん)鎌倉の野菜。
野菜を噛むのに時間がかかり、少なそうに見える肉も
ソースを崩してみると普通の量がある。
物足りない、ということはない。
ただ、私はカレー風味、というのがあまり好きではないので
今度来る機会があったら魚料理にしょう、と思う。


デザートは

 

フレッシュオレンジを使ったクレープシュゼット。

クレープの厚さ、舌触りは申し分なく
美味しいバター、生のオレンジ、ソースが一体となり
口の中がシアワセで満たされる感じだ。

サーヴィスの男性に
「これ、美味しいですねえ!」と
声をかけずにはいられなかった。


デザートの他にミニャルディーズも。

 

ミニ・マドレーヌとギモーブ。

薄いピンクのギモーブにはひたすら感激。
マドレーヌは焼き色をお手本にしたい。




サーヴィスのタイミングを聞かれて
デザートを食べ進める間にコーヒーを出してもらう。

これで税込1980円。
中心部を少し外れた場所で、これはアタリだった。


雨も小止みになったので店を出てバスで海側に向かう。


 

この寺の桜は古都にふさわしく凛々しい。




山門を通して見る桜、が美しいのだが
雨のため、いまいち。





ここには動物供養塔がある。
そのせいか、猫が多数生活していてご飯をもらっている。




あっ、フーちん! と思わず声に出してしまった。

いやいや、体格が違いますとも。




動物供養の卒塔婆の下で。

大概の猫はとても愛想がよい。
ニンゲンは可愛がってくれるもの、という認識でいるのだろう。





立ち姿も毛色もきれい。

実はこの寺に来るのは猫を見る楽しみもあるからだ。



 

雨が降っていても、寒いと感じることはなく
水滴が光る桜を堪能してきた。

まあ、旅というにはちょっと近すぎるが
この時季に桜をアップするのはお約束だ。
今年も桜の記事が書けて良かった。

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2月、スキーも、美術館も、フレンチのコース料理も、と
欲張った時のものを記録として。




もう、このホテルのフレンチはハズレがないので
献立表を見るだけで期待が高まる。

なになに? デザートは信州りんごのタルトタタン。
最後まで楽しみがありそう。





アミューズはホタルイカと赤キャベツ、スナップエンドウ。
クスクスのカレー風味。
ホタルイカは少しクセがあるので、カレー風味のものを
一緒に口に入れる、という考えは正解。





わーん! と思わず声がでた美しい1皿。

スモークサーモンのムースにアンディーブなどの野菜
エディブルフラワーが絵のように盛り付けられている。
飾り文字のような「S」はバルサミコ。

ムースと野菜、バルサミコを合わせて口にいれると
それはもう、幸福な気分に包まれる。
バルサミコもムースも残さず食べたいので
ここでパンをもらう。





仔牛の胸腺のラビオリ仕立て、シイタケのヴルーテ。
これがスープの代わり

春巻きの皮のようなラビオリにスプーンを入れると
中からはホワイトソーソースとリー・ド・ボーが出てくる。
全体には椎茸のヴルーテがソースのようにかかる。

ああ、子供の時と違って椎茸が好きで良かった。
これもパンで1滴も残さず拭って食べる。





オマール海老のロースト ソースアメリケーヌ。

ソースの味がとてもよく、さらにこの1本の緑色の野菜が
理解不能だがびっくりするほど美味しい。
ししとうでもオクラでもなく、トウシンサイ?は敷いてある野菜だ。





牛ほほ肉の赤ワイン煮込み。
ピンクの泡はボジョレーを泡立てたもの。

量はそれほど多くないが、よい意味でのこってり感があり
そうそう、フレンチはこうでなくちゃ、と一人で頷く。






下に敷いてある「白菜のクリーム煮」がとりわけ美味しかった。
もう、満足で天井が持ち上がらんばかりだ。



楽しみにしていたデザート、タルト・タタン。



あら、思っていたのをだいぶ違う外見。

パイの中にカラメルで茶色く似たりんごが入り
バニラアイスクリームの上にもキャラメルソース。

真冬、暖炉の前で食べるデザート、という感じ。
懐かしくあたたかい。

ここのフレンチはデザートまでもが
きっちり考えられているからホントに好き。

イタリアンのコースになると
ドルチェがあっさりし(過ぎ)ているような気がするのは
私だけか?





小さいコーヒーの器はノリタケの金線入りで
いつも、いいなあ、と思う。

器で味が変わるってことはないけれど
気分は絶対に上がる。


こういう気の利いたお料理は
きちんと定期的に食べたい、という気持ちが湧いてくる。

今回も満足、幸せなコース料理だった。


もう、先々月のことになってしまったが
1月の下旬、スキーに行った時に泊まった宿の夕食。

この宿のお膳には必ず季節の花の和紙が使われる。
中華でも和食でも同じだ。
季節、というよりも月変わりかもしれない。




そういうわけで、椿の絵。





塗りの箱の中は
鮒、鴨、サーモンの寿司、イカのたらこ和え
酢ハス、枝豆(なぜ?)など。

左はピーナッツ豆腐、グラスのお酒は杏酒。





お造りはいくら、サーモン、カンパチ、海老。
いくらが年明けの気分。

サラダバーからアスバラ、山芋をとり
玉ねぎのドレッシングをかける。
山芋というのが信州っぽい。




酒を嗜まないので、お給仕の人が気をきかせて
ご飯の用意をしてくれる。
土鍋で炊いたご飯はそれだけでご馳走。



 

クワイ饅頭。
青エンドウのあんに山葵。
温かいお碗に滋味があふれる。




諏訪湖の公魚、シシトウ、ナス、さつまいもの天ぷら。

さすが旬だけあって、公魚は今まででいちばん美味しい。
お代わりを勧められたので、遠慮せずにお願いする。





信州牛のしゃぶしゃぶ。
ぽん酢、もみじおろし、万能ネギ。 
ここまできたらもう、お腹いっぱい。





止椀は抹茶そばの山かけ。
これは好きだな。
蕎麦はこれくらいの薬味でじゅうぶん。





デザートは黒豆の寒天、果物添え。

1月のデザートということで黒豆を使い
めでたさを出すために金箔を散らしているのだと思う。

すっごく美味しい、というわけではなかったが
季節の膳を堪能させてもらった。



しかし、1月のことを今ごろ書いても
書き手である私もちょっと、という感がある。
画像は用意してあったので、2月初めに記事に
するべきだった。

と、いうわけで大反省をしたのだった。

口の中に魚の名残りを残して
次に向かったのは 一乗谷朝倉氏遺跡。

浅井氏とともに織田信長に攻め滅ぼされてしまった朝倉氏の
街と屋敷跡だ。
焼くのが大好きな信長に「何もここまでせんでも」と
思うほどに焼き尽くされてしまった、と案内人は語る。




左の青いウインドパーカを着ているのが今回の案内人。
この人がまたチャーミングな大姐さん(お婆さんとも言う)で
素晴らしく能弁でテンポが速い。
ツアーの列の最後まで気を配るし、ポイントが高いのは
歩くのがやたら速いことだ。

「あんた、ちゃっちゃと時間内に案内せんと
 添乗員さんが次の観光地を

 キャンセルせなあかんようになるでな。」
と、すたすた歩き、早口で説明をする。

昨日の武家屋敷のボランティアの男性に
爪の垢を煎じて飲ませたいくらいだ。
ただ、こちらはプロ、あちらはアマチュア という
立場の違いはあるかもしれないが、それにしても、だ。





日陰には前日の雪が残っている。




太陽が顔を見せると、そこは2月も末。
日差しは強く風がないと暖かい。




復元された町並み。

様子は違うがこの街並みを見て、あら?と思う人がいるかもしれない。

この遺跡について、こう言うと解る人が多いだろう。
実はこの「一乗谷」は

 

某大手通信会社のCMでおなじみ、犬のお父さんの生まれ故郷、という
設定になっている。





犬のお父さんと、お母さん役の樋口可奈子さんが
おばあちゃん役の若尾文子さんの家を尋ねる、そこが一乗谷だ。

こんな昔な町並みが日本にあったのか、と思ったのを覚えているが
やっぱり復元した街並みだったのか。

雪の中、地元の女子高校生とすれ違う場面があるが
それも遺跡の中。実際の街中ではなかった。
 
一連のCMを見ると、この一乗谷の遺跡が
ふんだんに登場する。

そして、この大姐さんのこだわりは「トイレ」だったようで
案内中に100回くらい「トイレ」という言葉を使用し
熱く語っていた。
庶民も下級武士も上級武士も家の敷地の中からは
必ずトイレの跡が発掘されているにもかかわらず
朝倉の御殿様の屋敷跡からは、どこを掘っても
トイレらしきものが見つからなかったらしい。

「トイレも他人に取ってもらうのというのは
 お殿様も楽じゃないのう。」

と、おっしゃる。

確かにトイレは食べるよりも重要な問題だと思うので
大姐さんのこだわりは正しく、全員がうんうんと頷く。

威勢とテンポのよい案内が終了し
いよいよお別れする時が来ると
それぞれ大姐さんに賞賛とねぎらいの言葉をかける。
楽しかった一時間のお礼だ。

「私がまた来るときまで、どうぞお元気で。
 そして、また案内を聞かせてください。」
と言った男性がいて、大姐さんは
「いやいや、ワッハッハ」と約束はせずに笑う。

私に言わせるとここ、一乗谷の見処は遺跡ではなく
このガイドの大姐さんだ。
いやー、素晴らしかった。将来のお手本にしたい。



残す観光地はあと2箇所。
次は断崖絶壁の好きなHが楽しみにしている東尋坊だ。

絶対に私は苦手だと思いながらバスを下りる。
いきなり降り出した強い雨。
そういえば、ポルトガルのロカ岬は髪が逆立つほどの強風で
壱岐の左京鼻も雨だった。
断崖絶壁と荒天はセットか?と半ば怒りながら思う。


東尋坊はあまり「名誉なことではないこと」の名所だが
実際に行ってみると、崖のぎりぎりまで
道の両側に店が立ち並び、ちょうど江ノ島のようで
かなり賑やかだ。
想像していた「寂しさ」とは無縁で調子が狂う。

しかも崖に近づいたあたりで雨はあがり
風もなく、全然寒くない。

 

この左端の階段の上の部分まで降りていった。
断崖絶壁の苦手な私も、ロカ岬、左京鼻などを経験すると
それほど怖くはない。



 

柱状節理の岸壁。
写真では寒く寂しそうだが、観光客の数と店のせいで
ぜんぜん、そんなことはない。





そうか、海の向こうは北朝鮮だ。
拉致された当時、可愛い中学生だった娘さんが
今もどうか無事でいますように、と願う。
 
 
ここでの3人の写真も貼っておこう。



こちらもカンペキ「お面を着けた」レベルの写真だが
見た人が驚くと申し訳ないので、モザイクをかける。

この旅行で自撮り棒の使い方もなかなか上手になった。
コツが掴めてきたのだ。
旅行の終わり頃に上手になってもしょうがないのだが
次回はもっと上手な自撮り写真が撮れると思う。



さあ、空港へ、と思ったら
最後にもう1箇所立ち寄るところがあった。
「月うさぎの里」
てっきり伊豆にあるような「うさぎ饅頭」を
売っている菓子店
だと思って、何の調査もしなかったが
先輩が検索したところによると
「うさぎが放し飼いになっているところ、らしいわよ。」


 

毛玉はウチにも相当数いるので、特別な感慨はないが
せっかくだから、先輩と毛玉の写真を残す。

そして、うさぎがテーマの土産物が多数(というか、そればかり)あり
可愛いモノ揃いだったので、昔からの柴舟よりも、と
うさぎの刺繍のあるハンカチを購入。
 
  これで空港で柴舟を買い損なっても大丈夫。
前回、九州に行った時には
保安検査場を入ってからの売店に
まさかの「九十九島せんぺい」が無く愕然とした経験がある。



二日間、充実した観光を無事に終え
小松空港からの出発は17時30分。

さあ、空港で最後のお買い物
福井の冬の名物「水ようかん」を買わないと!

ところが、どの売店にも水ようかんは無く
これは次の訪問のお楽しみに取っておくことにした。
ああ、食べたかったなあ、水ようかん。

でも
「次に来る楽しみを残しておく、というのは旅行の醍醐味なのだ」
と、以前Hが教えてくれたことがある。
そのとおりだ。
水ようかん(結構拘っている)は次の訪問までのお楽しみ。


2日間、あっという間の旅行だった。
また行こう、北陸。
いい土地だわ、ここ。

初めての北陸旅行のラストは
昨夜知ったばかりのこの言葉で締めくくりたい。
  
”tres zen"  
 
  禅が盛んなフランスでは若い人の間で
  それってすごい禅的でお洒落だね!という賞賛の表現として
  使われているらしい。
  私はよほど永平寺の印象が強かったのだ
   
    
 
    
昨夜、起床を6時半と決めて夢の国に入った私たち。

早起きが得意なHが朝風呂の後に寝入ってしまったようで
アラームの音で全員がきゃぁと言って起きあがる。

今日の昼食は量が11時に開始の予定で盛りだくさん。
朝食は軽く済ませるのをおすすめします、と
添乗員さんからの案内があった。
いかし、目の前で焼いてくれるオムレツや
いい味のだし巻き玉子などを見ると
普通に食べてしまう。
ま、私の場合は大した問題ではないだろう。
 
 
昨夜から朝にかけて雪が降ったようで
山中温泉街はうっすらと雪化粧をしている。

朝一番で向かうのは福井県の永平寺だ。
白山連峰をバックに集落の白い屋根と田んぼが広がる景色は
言い古された言葉になるが
「どこかで見たことのある懐かしい風景」だ。
いやー、私、ここ、好きだわ。
田舎者のせいか、妙に落ち着く。
 
深山幽谷の永平寺にバスは向かう。
近づくに連れてどんどんと雪が深くなる。
山の中に降った雪は結構な量だったようだ。
 
スノーブーツを履いてきた甲斐があった、というものだが
それは嬉しいことではない。
スノーブーツなど役立たないに越したことはない。


永平寺まで続く参道は身延山久遠寺までの参道に
とても感じが似ている。
宗派は違うが、大本山の参道は皆同じなのだろう。
そういえば、善光寺もそうだ。

 積もって溶けた雪で滑らないように
慎重に、素早く歩く。





 

雪の永平寺。

やっぱり永平寺に来るなら冬だ。





木々の枝から昨夜降ったばかりの雪がぱあっと舞う。
差し込む太陽に反射してキラキラを光りながら落ちてくるのは
幻想的で美しい。




この景色を見られただけでも、ここに来た甲斐がある。





スリッパに履き替え、まずは「絶対に見逃さないで」という
傘松閣の天井を観る。

日本画の大家、と言われる人たちが競って描いたという
天井の絵は、彩色が鮮やかで禅寺の中とは思えないほど。




もちろん、だだっ広い。




その後は全部で900メートルもあるという回廊を歩く。

廊下も階段も、ぴかぴかに磨き上げられている。

「もう、鏡のようで顔が映りそうだわ。」
という私に、Hが
「映っているのは、あなたのこ・こ・ろ よ。」
と上手いことを言うので
「んまあ、洒落たことを言うじゃない。」
と盛り上がる。

本当は静寂の中、無言で歩かないといけないのだが
広いし遠いし寒いし、話くらいは許して欲しい。
 
 


回廊から見た永平寺内部をごらんください。









深い山の中、無駄が一切ない寺の中。
修行僧には大変な冬だろうが
雪の永平寺は一目観る価値がある。

永平寺に来るなら冬、雪の永平寺を観るべきだ。

この後、ウォシュレット付の東司(びっくり)をお借りし
温かい寺の一室で短い座禅体験をする。

講師はイクタ・トマ似の若い修行僧で
墨染の衣と青々と剃り上げられた頭の形が
それはそれは素敵だ。

私たちの回は女性ばかり6人くらいだったろうか。
若く美しい雲水の真ん前の席は気恥しかったので
Hに譲り、雲水の少し斜めの場所に座る。

半跏、という足の組み方が難しく
もこもこと厚着をしていたこともあり
思うように組めない。

「何も考えない」という(たった)1分間は
あ、太腿がプルプル・・・と思い続け
瞑想とは程遠い状態だった。

後で
「あの時は組んだ太腿が痛くて・・・」
と話したら、Hは
「私なんか、雲水さんが脚の組み方のお手本を
 見せてくれた時に、ほら、私、真ん前にいたじゃない?
 黒い衣から白い下着が見えちゃって(!)
 気になって気になって・・・」

とても無心ではいられなかったらしい。
気持ちはわかる。
センターの場所を譲った私は深い悔いが残った。

いやー、でも、永平寺、良かったわ。
また機会があったらぜひ参拝したい。



永平寺を離れて10分もしないうちに
昼食会場の店に到着。
個人経営の割烹の店のようだ。

「越前きたまえ寿司」「越前そば」「海鮮鍋」
「日本酒お猪口1杯」「そば煎餅」
という、文字通り盛りだくさんの昼食。

板前とお運びをほぼ一人でこなすご主人。
朝からてんてこ舞いだったに違いない。



焼き鯖としめ鯖の寿司が「きたまえ寿司」と言われるものらしい。
寿司はこれだけでなく、後になってマグロ2貫、鉄火巻き2つが
運ばれてきて、いくら私でもそんなに食べられない。




越前そばというのは大根おろしと削り節が薬味。
冷たい蕎麦に最初から出汁がかかっている、と
運んできたご主人が教えてくれる。

手打ちの太い蕎麦はガサガサという感じで
今までに経験のないものだ。
出汁の味はもう少し濃いのが好きだ。





甘エビ、帆立、イカ、白身の魚
豆腐、湯葉、生麩などの海鮮鍋。

お猪口の日本酒は一嘗めして、残りを鍋に入れる。
Hが考えたことだが、素晴らしいアイディアだ。

ツアーの食事に文句を言うのは間違っている、と
認識しているが、ツアーのアンケートには
寿司の数を減らしても差し支えないと思う、と
書いておいた。

もっと個人的な趣味を言うと
蕎麦があれば寿司はいらない。
ただ、これではツアーの目玉にはならないからダメだ。
だからアンケートにそんなことは書かない。


2日目を一気にアップ、と思ったが
まだまだ観光の場所があったので
昼食後の続きは次回に。
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