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ピンク・パレスと通称されるロイヤル・ハワイアンホテルを
探検(!)していて、何ともノスタルジックな場所を見つけた。
もちろん、猫足の椅子もピンク。
昔のハリウッドスター?と思わせるような写真も飾ってある。
こちらの椅子も、クラシックなカーテンもピンクだ。
こちらの壁にもなにやら昔の写真が。
さて、この素敵な場所は
簡単に言うと化粧室。
個室の中は普通だった。
これと同じようなドレッシング・ルームを以前に見たことがある。
改装する前のシンガポールのラッフルズ・ホテルだ。
この雰囲気はクラシックホテル特有のものだ。
一日、ここで読書をしてもいい、と思うくらい。
毎朝、担当の従業員が花と葉の入った箱を手に
アレンジメントを整える。
ホテルの中にはこんな場所も。
ハワイイで知らない人はいないDukeの写真と
もしかしたら、彼が使ったサーフボードだろうか。
だけど、私にはただの木の板にしか見えない。
夜、ホテルの中庭を歩いていて、何と表現したらいいのだろう
シックな店が目に巡りあった。
シック、と言う言葉もこの店を表現するには適当ではない。
ここのショウ・ウィンドウに、女性もののハーフ・レースの
パナマ帽がディスプレイされていたのが目に止まった。
私は帽子が特別好きというわけではないが
素人の私が、一目見て息を飲むほどの素晴らしい帽子だった。
今まで、こんな素敵な帽子は見たことがない。
なんとも上品で、格調高く、被ったら女っぷりが上がるのが確実な。
そして間違いなく、値段も素晴らしいに違いないパナマ帽。
そう思って、ショウ・ウィンドウから店の中を覗くと
男性もののパナマ帽も、それは素敵なものばかりが
おいてあるのだった。
そこらへんの若造などは、入店することすら遠慮するだろう、と
思われるほどの品のある店だ。
私も中に入ることはできない。
父親にこの素晴らしいパナマ帽をお土産に買いたかったが
サイズが不明ということで断念した。
いや、サイズがどうこう、というよりも値段だ。
たぶん、軽く10万はするだろう。
最高級のモンテ・クリスティらしい。
ああ、こんな店に何気なく入って、すっと帽子を被り
普通の顔で支払いをしてみたいものだ。
帰ってきてから判ったことだが、このパナマ帽の店は
歴代のアメリカ大統領御用達。
かのクラーク・ゲーブルや、グレゴリー・ペックも
ここでパナマ帽を誂え、今上天皇も皇太子時代に
ハネムーン(?)でハワイイにいらした際に
パナマ帽をお求めになったという店だ。
この店の存在そのものが、ハワイイの歴史なのだ。
まったく、そんな店がさりげなく、目立たない場所にある。
恐るべし、ロイヤル・ハワイアン。
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椿
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女性
趣味:
読書など
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老後はミモザ館(やかた)の
女主人になることを夢見つつ
4匹の猫と暮らす。
(いつの間にか5匹に)
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