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爽やかに2日目の朝が明けた(っけ?)
いや、違う。
早起きの得意な友人Hは5時頃起きて
とうにお湯に入っている。
私と先輩はそれぞれ目覚ましをセットした携帯のアラームで
もそもそと6時に起きだし
目を覚ますために風呂に向かう。

網走湖を見下ろしながらのんびりと風呂に入る。
朝食はおきまりのタラコやホワイトアスパラ
自家製ヨーグルト(たぶんカスピ海ヨーグルト)。

さあ、出発。
と、昨日から気になっていたことがあった。
バスのドライバーさんの名前と顔に見覚えがある。
一晩寝て、それは確信になった。
「あのう、6月4日からのツアーで添乗員が〇ツコさん
 ガイドさんが〇〇さんの時にも運転なさってましたよね?
 その時、私たち、お目にかかってます!」
「あ、覚えてるよ~。」

いや、もちろん私たちのことを覚えているのではなく
ツアーのことを覚えている、ということだ。
友人Hは、その時にドライバーさんに
シャッターを押してもらったという画像を見せるが
本人が写っていないものを、覚えているはずがない。

と、なんとなく盛り上がりに欠ける再会場面ではあったが
こういうこともあるんだね、と、気分は好い。
前回、彼の運転テクニックはあらゆる面で素晴らしかったのだ。
運転しない私でもわかった。
 
 
朝一番はオシンコシンの滝。

 

前々日までの台風と雨のせいで水量の増した滝。
水の飛沫がビシバシ飛んできて
いわゆる「マイナスイオンたっぷり」というやつ。

私は旅行前から風邪気味だったのがたたって
(こういう時に限って)目が腫れている。
ので、私の写真はアップしない。
ま、それはどうでもいい。


そして、6月は霧で何も見えなかった知床一湖へ。

 
 
うっひょーっ!
こんなだったのかぁ。

深いミルク色の霧で見えなかった景色はこれか。
そして高架木道という名前の意味も、やっとわかった。

ああ、お金では買えない天気というものの威力よ。
しかも、着ているコットンセーターを脱ぎたいくらいの気温だ。




水辺の草しか見えなかった知床一湖は、青空を映してぴかぴかだ。






同じ場所から後ろを振り向くとオホーツクの海。



 

記念に3人の写真を撮ってもらう。
それにしても私ってホントに小さい。



そして、6月には雪が積もっていたのでバスから出なかった知床峠



風は強いがそれほど寒いわけではない。

そして残念ながら後ろの羅臼岳は雲の中。
他はすべて青空なのに・・・
ま、それもまた旅の思い出、と割り切るしかない。



 

雲に覆われた羅臼岳の下には白樺の幹がこんなふうに。





峠を下っていくと国後島が見える。

晴れた日なので、前回より感動は薄い。
しかし、それは贅沢というものだろう。

標津の町で「三代鮭丼」を食べ
(画像は前回を参照のこと)
トドワラに向かう。

途中、6月と同じ海岸線を進むが
あの、キタキツネが並走し、オオワシが飛ぶ海とは
まったく違う場所のようだ。
海は穏やかで、キラキラと太陽を反射して光り
途中、ハマナスの赤い花と実が残る原生花園も
夏のような明るさだ。
そして、これもオホーツクの海の一面なのだ。


 

ここから1キロ半ほど歩いてトドワラに向かう。

今回の旅行では、ここが私のメインの観光地だ。
ここを歩くために無粋なトレッキングシューズを履き
野付半島の花を撮るために、ミラーレス一眼を持参したのだ。

なぜなら、前回ここを歩いた時に
お気に入りのエスパドリーユのジュート部分が剥がれ
コンデジで撮った花はすべてがピンボケだったからだ。



 

今日の記事ではこの写真をアップするだけに止め
次回でトドワラの花をアップする。

そして、ここも風は強いものの
薄着でじゅうぶん、という拍子抜けの陽気だった。





ネイチャーセンターでは、忘れずにコーヒー牛乳を買う。

先輩にも牛乳を強く勧め、友人Hはソフトクリームを試す。
ハマナスのソースがかかったソフトクリームの濃厚さは
さすが、牛飼いの町べつかいの!と思ったほど。


野付半島から宿に向かう途中
早くもタンチョウを見る。



いやー、良かった。
先輩のためにヒグマとエゾジカを用意するつもりだったのだが
手配が思うようにできなかった。
物足りないかもしれないが、タンチョウで我慢してもらうことにしよう。
 

 
この日の宿も前回と同じ阿寒湖のほとり。

私たちは、まず夕食バイキングで勝負。
延々と食べ続けた挙句、あまりにも満腹なものだから
腹ごなしに温泉街の土産物屋をひやかしに出かける。

木彫りの可愛いキタキツネのストラップやキーホルダーに散々迷う。
名前を彫ってくれるという甘い誘惑もあったが
思い入れのないものをもらっても嬉しくないだろう、と考えなおし
何も買わずに宿に戻る。

しかし、以前母に北海道土産でもらったキタキツネのクリップは
ここで買ったのだな、と見当がついた。

秋とは言っても、流石に阿寒湖畔。
宿に戻るころには指先も冷たくなっていた。

温泉を楽しむにはちょうどいい頃合で風呂に向かう。
いつまでもお湯に浸かっていられない私は
先輩と友人Hを残し、先に部屋に戻る。

全員が風呂から戻ってくると
夜も相当更けているのに気づく。

申し訳ない、と思いながら一番に布団に入り
電気が消えたのも気づかないほどあっという間に
夢の中に入った私だった。
(言い訳としては、風邪気味だった、ということで)

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