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沖縄ついでに
映画 「ホテル・ハイビスカス」 のことを。
一昨年春の衛星放送で見た。
たまたま沖縄に行く少し前だったので、見たわけだが
それはもう沖縄の明るい太陽と素朴な子供と、風土と
それこそ「ちゃんぷるー」な魅力たっぷりの映画だった。
後で原作のマンガを読むと
実は「父ちゃん」が国籍を持たない、という現実と深い人間性を
持った立派な人だということがわかる。
さらにハーフの「サチコねぇねぇ」が他人に対してとても思いやりを
持った優しく魅力的な女性だということも。
そして沖縄に行った時に
「行きたい場所は?」 と聞かれて即座に答えた。
「ホテル・ハイビスカス!!」
「どこを目指して行けばいいの?」
「キャンプ・シュワブ!」
「アンタ、正気?」
「正気も正気、その中とは言わないけど、その隣くらい」
ホントに基地を目指して車を走らせたら、あった。
街中を歩くと、日本じゃないようだった。
ちょうどアメリカの地方の田舎街、といった雰囲気があった。
こっちは映画の玄関の横の面。
看板のペイントは既に上塗りされていたので
映画撮影当時と同じように、サービスで看板をペイントしてあげた。
でも、「ホテル・ハイビスカス」での一番は
エンドロールに流れる 登川誠仁さんの 「白雲節」 (しらくむぶし)
総毛立った気がした。
これを何度も聴きたいがために ホテル・ハイビスカスのDVDを
買ってしまった私だ。
私にとって、沖縄の歌はこれだけでいい、と言い切っても差し支えない
曲なのだ。
「白 雲 節」
一 、白雲の如に見ゆるあの島に飛び渡てみぶさ羽の有とて
二、 飛び鳥の如くに自由に飛ばりてれ毎夜行ぢ行ち逢て語れすしが
三、 吾が思る無蔵や白雲の如に見ゆるあの島のなひんあがた
四、 吾がや思い尽くすだきに思ゆしが渡海ゆひぢゃみりば自由ねならん
五、 たとい渡海ひぢゃみ別れりやい居てん白雲に乗して思い知らさ
六、 一人淋々と眺む見る雲も無蔵姿なとて忘りかにさ
白雲節、沖縄の人はこう言う 「これは間違いなく ブルース だ」 と。
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女主人になることを夢見つつ
4匹の猫と暮らす。
(いつの間にか5匹に)