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もう、1ヶ月ほども前になるけれど
ひょんなことからチケットを入手し、久しぶりにコンサートを聴いた。
指揮は大好きな尾高忠明さん。
彼は20代の頃に、NHKの「音楽の広場」という番組で頻繁に東フィルを
指揮していた。
若いけれど気負ったところも驕りもなく、自然体で、時折見せるハニカミが
とてもチャーミングで、好きな指揮者だった。
育ちの良さとはこういうことか、という上品な曲に仕上げる人だった。
今回、初めて尾高さんの指揮を生で聞いたが、彼が若い時から持っていた
上品さと自然体はそのままに、さらに円熟味を増していた。
彼の手にかかるとドボルザークですらも明るく楽しいものになる。
コンサートの最後の方では尾高さんの「指揮をして楽しいんだ~♪」という
気持ちがこちらにまで伝わってきて、クライマックスに向かうに連れて
私も自然と笑顔になって行くのがわかった。
こんな経験は初めて。なんと素敵な経験をしたのだろう。
今は尾高忠明を聞くべきだ!とこの時決心した。
堀米ゆず子さんのヴァイオリンは「グァルネリ」
ストラディバリでないのは音を聴いた時にわかったが、悲しいかな
素人の私は、バイオリンの名器と言えばストラディバリしか知らず
グァルネリの何たるか、も知らなかった。
ストラディバリが女性的に艶やかな音を出すとしたら、
グァルネリは男性的な力強い音。 堀米ゆず子さんには
グァルネリがとても合う。
堀米さんは世界的のあちこちのコンサートに忙しく出演して
こんなにも有名なのに、「サイトウキネン」のオーケストラに
出演する時だけは、一番後ろの方で遠慮がちに弾いているので
それを見るとちょっと笑える。
踏まれたら怒るくせに。
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女主人になることを夢見つつ
4匹の猫と暮らす。
(いつの間にか5匹に)