温泉街の猫 2009/12/07 (Mon)

12月7日の窓を開ける。



これはクリスマスとどんな関係があるのだろうか？
おまけに蛾か蝶みたいなものが飛んでるし・・・。
そういう寓話がドイツにあるのだろうか？　疑問。




昔ながらの気質の温泉街は猫も住みやすい。


夕方から夜にかけて、石畳の街路を散策すると
あちこちで猫を見かける。

朝は猫を見る機会が比較的少ないが、今回は前の夜が雨だったせいか
朝の散歩を楽しんでいる猫たちに出会った。




旅館の前に座っていたのに、カメラを向けたらそそくさと逃げ出した猫。







共同浴場と一茶の句碑の前を、見回りでもするように足早に通る猫。
この猫は赤いだんだら模様の首輪をしていた。






スナックの猫。　場末の雰囲気がなんともシブい。
この猫はもちょっとダイエットが必要だ。






冬の弱い日差しの中で、しばし日向ぼっこ。






前から見ると、こう。






このまるまるとした猫はペットショップで飼われている猫だが
この猫は元野良だ。間違いないと思う。

このペットショップの前には、いつもカリカリがふんだんに食器に入って
置いてある。　そのおかげで飼い主のない猫も子を産み、子猫も育つ。
そして、その猫たちはいつのまにか、どこかの家に住み着く、という図式が
この温泉街にはあるようだ。
この猫も、餌をもらいに来ているうちに、ここの飼い猫になったのだろう。
そういう街なのだ。




そして今回、猫よりも私の気持ちを惹いたもの



漬物になるべく、干されていた白菜。

この白菜のなんとも丸々とした形状に、思わず笑ってしまった。
そこらへんの畑から昨日収穫してきたばかりのようだ。
こんなに愛嬌のある丸々した白菜を見たことがない。
きっと美味しい漬物になるのだろう。
鷹の爪とスルメも一緒に漬け込む朝鮮漬けが私は好きだ。


それにしても、もっと他に干す場所はなかったのかしら？
物干しとか、庭とかさ。

こんなところが、この温泉街のチャームポイントなのかもしれない。