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Sunflower Barbie 1998
コレクティブル・バービーにはシリーズものもあって
これは「画家シリーズ」の2番目に発売されたドール。
何でも、画家の絵からインスピレーションを得て
服とドールをデザインしたものらしく、他には
モネの睡蓮とセザンヌがある。
って、シリーズとはいっても3つしかないのね。
このSunflowerはゴッホの「ひまわり」を題材にしたもので
箱はこんな。
カステラタイプの箱で開けやすいが、とにかくデカイ。
クリスタル・ジュビリーの箱の次にデカイ。
このシリーズのバービーは名品、と言っても差し支えがないものらしい。
そう言われてこのドールを見ると、なるほど、と思う。
わさわさの髪はネットでくるまれているが、この髪型以外に
「ひまわり」はありえないだろう、と思える。
クローズドマウスの、決意を秘めたような凛としたお顔に
ゴールドのグロスをつけた口紅は似合う。
いや、文句なく美しい。
そして目の下にはホクロ。 私とは逆の位置だが。
泣きボクロは美人の条件なのだろうか? きっとそうに違いない。
ゴッホの「ひまわり」をイメージしたドレスをデザインするのは
さぞ大変だったろうと思う。
かなり不思議なデザインだが、苦心のあとはありありだ。
ボディスはこげ茶のベルベットに同色のスパンコール
ローウエストで切り替えてあるところから花びらのイメージで
スパンコールをつけた布が何枚も縫い付けてある。
この服の縫製係は、さぞ苦労したことだろう。
ドレスは2重になって、打ち合わせてある。
表面の薄い布から透けて見える下の布にはひまわりの絵が
プリントされている、という懲りようだ。
しっかし、正直に言って変なドレスだ。
バスト・ショット
このバービーは見れば見るほど好きになってくるドールで
なるほど「名品」とはそういうものなのだろう。
この画像でわかるかどうか。
このドールのはしばみ色の目には、髪と同じ色が白目にうっすらと
ペイントされていて、それが引き込まれるような効果になっている。
そして髪の生え際をよくよく見ると、このドールの髪の色は
一色ではなく2色が混じっているのがわかる。
これが、バービーなのだ。
コレクターがバービーにハマるのは、こういう細かいところまで
手を抜かないマテル社の心意気を感じるからでもあるのだ。
廉価ということもあったが、手に入れてホントに良かったと
思っているバービーのひとつだ。
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コメントをどうぞ。
コメントありがとうございます。
◇mogさん
コレクティブルのバービーはもちろんのこと
安価な「ピンクボックス」のバービーでも
細部にまでこだわって手を抜かないのがマテル社
なのです。
コンセプトが「大人が持つドール」なのですね。
◇うっしーさん
画家のうっしーさんが言うコメントは
とても説得力がありますね。
それにしても、ホントによく表現したもんです。
◇ナオミさん
このドールのモールド(顔型)は甘くなく、きりっとして
とても美しいのです。髪のわさわさ加減も素敵。
睡蓮はドレスが池、その上に睡蓮の花が縫い付けられ
ドレスの段々の裾が葉っぱのイメージになったました。
こちらも素晴らしいドレスでした。
コレクティブルのバービーはもちろんのこと
安価な「ピンクボックス」のバービーでも
細部にまでこだわって手を抜かないのがマテル社
なのです。
コンセプトが「大人が持つドール」なのですね。
◇うっしーさん
画家のうっしーさんが言うコメントは
とても説得力がありますね。
それにしても、ホントによく表現したもんです。
◇ナオミさん
このドールのモールド(顔型)は甘くなく、きりっとして
とても美しいのです。髪のわさわさ加減も素敵。
睡蓮はドレスが池、その上に睡蓮の花が縫い付けられ
ドレスの段々の裾が葉っぱのイメージになったました。
こちらも素晴らしいドレスでした。
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椿
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老後はミモザ館(やかた)の
女主人になることを夢見つつ
4匹の猫と暮らす。
(いつの間にか5匹に)
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