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先日のブログに登場した
雛ケーキのイトウちゃん。
10年以上ぶりに彼女がウチに遊びにきてくれた。
駅まで迎えに行った夫が
「オレ、イトウちゃんわかるかなぁ。覚えてないよ~」と
心配そうに言っていたが
にこにこしながら戻ってきた。
「すぐに判ったよ!」
車からおりたイトウちゃんを見て
私も嬉しくなった。
全然変わってない!
まあ、そして10年分の積もる話をして
楽しい時間を過ごした。
で、イトウちゃんからのお土産が
イトウちゃんらしく、なんとも可愛らしかった。
リトルベアのマカロン。
手前はバニラ。
こっちはショコラ。
シトロンとフランボワーズのマカロン。
やだ、私の好みをきちんと覚えていたのね。
もう、ど真ん中の好みだ。
冷蔵庫に入れて、少しずつ、ありがたくいただいた。
そして、これもたぶん(お互いに)大好きなお菓子も。
エンガディナーと一般的に言うようだが
この店での名前は「ノア」
光がうまい具合にあたって
良く撮れた。満足。
うまい具合の光が当たるうちにもう1枚。
このお菓子にはびっくりした。
この種類のお菓子の中で、最高点を付けたい、と
思うような味だった。
たくさんあったので、ほかの人にもおすそ分けしようと思ったが
あまりの美味しさに、独り占めすることに決めた。
イトウちゃんとは
「これを機会にちょくちょく来てね!」という約束をした。
実家の両親もイトウちゃんをよく覚えていて
電話で報告したら嬉しそうだった。
今日の昼間はぽかぽか陽気だったが
来週はまた寒さが戻るらしい。
桜便りが気になる時季になった。
雛ケーキのイトウちゃん。
10年以上ぶりに彼女がウチに遊びにきてくれた。
駅まで迎えに行った夫が
「オレ、イトウちゃんわかるかなぁ。覚えてないよ~」と
心配そうに言っていたが
にこにこしながら戻ってきた。
「すぐに判ったよ!」
車からおりたイトウちゃんを見て
私も嬉しくなった。
全然変わってない!
まあ、そして10年分の積もる話をして
楽しい時間を過ごした。
で、イトウちゃんからのお土産が
イトウちゃんらしく、なんとも可愛らしかった。
リトルベアのマカロン。
手前はバニラ。
こっちはショコラ。
シトロンとフランボワーズのマカロン。
やだ、私の好みをきちんと覚えていたのね。
もう、ど真ん中の好みだ。
冷蔵庫に入れて、少しずつ、ありがたくいただいた。
そして、これもたぶん(お互いに)大好きなお菓子も。
エンガディナーと一般的に言うようだが
この店での名前は「ノア」
光がうまい具合にあたって
良く撮れた。満足。
うまい具合の光が当たるうちにもう1枚。
このお菓子にはびっくりした。
この種類のお菓子の中で、最高点を付けたい、と
思うような味だった。
たくさんあったので、ほかの人にもおすそ分けしようと思ったが
あまりの美味しさに、独り占めすることに決めた。
イトウちゃんとは
「これを機会にちょくちょく来てね!」という約束をした。
実家の両親もイトウちゃんをよく覚えていて
電話で報告したら嬉しそうだった。
今日の昼間はぽかぽか陽気だったが
来週はまた寒さが戻るらしい。
桜便りが気になる時季になった。
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雛の節句の今日は思い出話だ。
もう15年ほど前のことになるが
当時、会社の後輩でイトウちゃん(仮名)という女の子がいた。
歳は一回り以上も離れていたが
私と相性が良く、何か一言話すと
思った通りの答えが返ってくるし
感じ方も似ているし、私が姉タイプだったのに対し
彼女は妹タイプ、ということもあり
私たちはかなりべったりの仲良しだった。
(私はそう思っていたがイトウちゃんが
どう思っていたかは不明だ)
ある年の3月3日
「ああ、今日はひな祭りだ。なんとなく雛ケーキが食べたいなあ」
と思った私は、朝、夫に言った。
「ねえねえ、私、雛ケーキが食べたい。買ってきて!」
「雛ケーキって・・・どんなのだ?」
「んー、いろいろあると思うけど、ピンクで菱型とか
お内裏様が乗っているとか、そんなの。」
「なんでまた、そんなの食べたいんだ?」
「えっ? 今日、雛祭りだからだよ。」
「ああ、そういうことか。だから今日食べたいワケね。」
「そうそう、明日では意味が無いの。」
出社した私は当時独身だったイトウちゃんに
自慢げに言った。
「今日、夫に雛ケーキを買ってこい!って言ったのよ。」
「わー、いいなー私も食べたいですぅ」
「じゃ、余ったら明日持ってくるね。」
そんな会話をした日の午後、夫から電話があった。
電話はイトウちゃんが取り次いでくれた。
「雛ケーキを買ってくださる方からです。」(もちろん小さな声で)
「あ、もしもし、オレ。
今日、早く帰れなくなったんだよ。雛ケーキ買えないから
自分で買って来て。金は払うよ」
「えー、自分で買うの?・・・(買ってきてもらうことに意義がある)
― この時私の視界にイトウちゃんが入った ―
あっ、じゃあさ、私今日帰りにイトウちゃんとケーキ食べようかな!」
「
「おう、そうすればいいじゃん。お金出してやるよ」
「じゃ、決めた!」
イトウちゃんの都合など全然お構いなしに決めてしまったが
彼女は快く付き合ってくれた。
帰りに駅前のCージーCーナーの喫茶室で
2人で3個のケーキを注文した
「雛ケーキ」を食べることが目的なので
3個のうちの1個はお内裏様が乗ったケーキを選んだ。
これから春に向かうという浮き浮きした夜
(寒かったかもしれないが、二人で雛ケーキを食べる、ということで
テンションが上がっていたので、そう覚えているのだろう)
やたら盛り上がった私たちはケーキとコーヒーだけで
2時間以上、おしゃべりを楽しんだ。
家に帰ると夫が言った。
「なんだ、飯食ってこなかったのか?
オマエにしては気が効かないなあ。
今度は飯食ってこい!
それにしてもケーキだけで、よく何時間も話せるな。」
今回ばかりはホントに夫の言う通りだ。
どうしてそこまで気が回らなかったのだろう、と
私は深く反省した。
そして、次の年の3月3日(じゃなかったかもしれないが)
ふたたび、イトウちゃんを雛ケーキに誘い
今度はきちんと夕飯も食べ
食後にはもちろん雛ケーキを「2人で3個」注文し
楽しい雛祭りの夜を過ごしたのだった。
この時、イトウちゃんからつきあい始めたばかりのカレシの告白があった。
イトウちゃんはその年だったか、その次の年の暮れ
そのカレシと結婚した。
現在は男の子一人の母となり
神奈川に住んでいる。
私が今通っている美容院はイトウちゃんの紹介だったのだが
そこでイトウちゃんと会ったことはない。
イトウちゃんのお姉さんとは会ったけど。
イトウちゃんと会わなくなって、かなりの年月が経つ。
最後に合ったのは私の快気祝いの時だから
2002年の8月だ。
年賀状のやり取りは続いているし
震災の時は電話もしたが
会う機会がなかった。
あれから10年以上経つが、毎年雛祭りが近くなると
雛ケーキとイトウちゃんを思い出す私なのだ。
もう15年ほど前のことになるが
当時、会社の後輩でイトウちゃん(仮名)という女の子がいた。
歳は一回り以上も離れていたが
私と相性が良く、何か一言話すと
思った通りの答えが返ってくるし
感じ方も似ているし、私が姉タイプだったのに対し
彼女は妹タイプ、ということもあり
私たちはかなりべったりの仲良しだった。
(私はそう思っていたがイトウちゃんが
どう思っていたかは不明だ)
ある年の3月3日
「ああ、今日はひな祭りだ。なんとなく雛ケーキが食べたいなあ」
と思った私は、朝、夫に言った。
「雛ケーキって・・・どんなのだ?」
「んー、いろいろあると思うけど、ピンクで菱型とか
お内裏様が乗っているとか、そんなの。」
「なんでまた、そんなの食べたいんだ?」
「えっ? 今日、雛祭りだからだよ。」
「ああ、そういうことか。だから今日食べたいワケね。」
「そうそう、明日では意味が無いの。」
出社した私は当時独身だったイトウちゃんに
自慢げに言った。
「今日、夫に雛ケーキを買ってこい!って言ったのよ。」
「わー、いいなー私も食べたいですぅ」
「じゃ、余ったら明日持ってくるね。」
そんな会話をした日の午後、夫から電話があった。
電話はイトウちゃんが取り次いでくれた。
「雛ケーキを買ってくださる方からです。」(もちろん小さな声で)
「あ、もしもし、オレ。
今日、早く帰れなくなったんだよ。雛ケーキ買えないから
自分で買って来て。金は払うよ」
「えー、自分で買うの?・・・(買ってきてもらうことに意義がある)
― この時私の視界にイトウちゃんが入った ―
あっ、じゃあさ、私今日帰りにイトウちゃんとケーキ食べようかな!」
「
「おう、そうすればいいじゃん。お金出してやるよ」
「じゃ、決めた!」
彼女は快く付き合ってくれた。
帰りに駅前のCージーCーナーの喫茶室で
2人で3個のケーキを注文した
「雛ケーキ」を食べることが目的なので
3個のうちの1個はお内裏様が乗ったケーキを選んだ。
これから春に向かうという浮き浮きした夜
(寒かったかもしれないが、二人で雛ケーキを食べる、ということで
テンションが上がっていたので、そう覚えているのだろう)
やたら盛り上がった私たちはケーキとコーヒーだけで
2時間以上、おしゃべりを楽しんだ。
家に帰ると夫が言った。
「なんだ、飯食ってこなかったのか?
オマエにしては気が効かないなあ。
今度は飯食ってこい!
それにしてもケーキだけで、よく何時間も話せるな。」
今回ばかりはホントに夫の言う通りだ。
どうしてそこまで気が回らなかったのだろう、と
私は深く反省した。
そして、次の年の3月3日(じゃなかったかもしれないが)
ふたたび、イトウちゃんを雛ケーキに誘い
今度はきちんと夕飯も食べ
食後にはもちろん雛ケーキを「2人で3個」注文し
楽しい雛祭りの夜を過ごしたのだった。
この時、イトウちゃんからつきあい始めたばかりのカレシの告白があった。
イトウちゃんはその年だったか、その次の年の暮れ
そのカレシと結婚した。
現在は男の子一人の母となり
神奈川に住んでいる。
私が今通っている美容院はイトウちゃんの紹介だったのだが
そこでイトウちゃんと会ったことはない。
イトウちゃんのお姉さんとは会ったけど。
イトウちゃんと会わなくなって、かなりの年月が経つ。
最後に合ったのは私の快気祝いの時だから
2002年の8月だ。
年賀状のやり取りは続いているし
震災の時は電話もしたが
会う機会がなかった。
あれから10年以上経つが、毎年雛祭りが近くなると
雛ケーキとイトウちゃんを思い出す私なのだ。
極寒の中、昨日は若いお客様があった。
初々しいカップルを接客するのに 私ひとりでは心元ない。
そこで、先輩をお誘いした。
当初、先輩はお姉さまと温泉旅行に行く予定だったのだが
「こんなに面白そうなイベントに参加しない手はない!」と
旅行の予定を1週間後にして、ウチにおみえになった。
なにしろ美しいカップルを迎えるワケだから
どんな顔をしていたらいいか見当もつかない。
同じ車に乗って、どんな話をしていいのかも
わからない。
それでも2人(で迎え撃つ)なら、なんとかなるだろう、と
先輩は一足先にウチに到着。
一方、若い2人を駅まで迎えに行く役を振られた夫も
「オイ、まさか手なんかつないで来ないだろうな?」
などと言いながら、そわそわしていた。
しかし、全員の期待を裏切って
青年は寝坊した。
で、お嬢さんだけが先に到着。
寝坊した青年は、さらに、急行を乗り換えずに
次の駅まで行ってしまったらしい。
次の駅まで行ってしまったらしい。
駅まで迎えに行った夫とお嬢さんは
待ちぼうけをくらった。
と、いうのを後で聞いた。
だから到着が遅かったのか。
育ちの良い青年とお嬢さんを見ているのは
気分が良いもので、私も先輩も目の保養というか
あたたかな、心の澱が取れていくような時間を過ごした。
ウチの猫たちも、たくさんかまってもらい
上機嫌だった。
そういえば、青年は茶色の猫を嬉しそうに抱いて
お嬢さんに写真を撮ってもらっていたな。
これは、青年のお土産のアレンジメント。
しかし、玄関先でお嬢さんが青年にこっそり渡しているのを
夫は見てしまったらしい。
お嬢さんのお土産は千疋屋のジャム。
そして先輩からのピエール・エルメのマカロン。
ちょっと、私、これ、値段も気にしないで
いっぺんに2個も食べちゃったのよ。
ウチの常連の先輩は
他にピクルス、私のリクエストで牛乳寒天用のいちごを
お土産に持参。
それは既に腹の中に収まってしまっていたので
画像はない。
画像が入手できたら、またアップします。
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私のこと
HN:
椿
性別:
女性
趣味:
読書など
自己紹介:
老後はミモザ館(やかた)の
女主人になることを夢見つつ
4匹の猫と暮らす。
(いつの間にか5匹に)
女主人になることを夢見つつ
4匹の猫と暮らす。
(いつの間にか5匹に)
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