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新生病院の庭に入った途端に
なにやらフワフワとしたものが伸びているのが目に入った。
ヤダ! 息をしてなかったらどうしよう・・・。
あ、腹が上下している。 ホッ、良かった。
それがこちら。
私たちが近づいたら、おもむろに体を起こし
写真を撮るためにしゃがむと、その動作が合図のように
とことこと近づいてきてスリスリ。
普通に立ってシャッターを押しても動かないが
真正面から撮ろうと、しゃがんでカメラを構えると
立ち上がって、こちらに向かって突進してくる。
・・・すりすりすり。
右手に見える東屋も守備範囲であるらしい。
風通しのよい場所にゆったりとくつろいでいる。
時折、車椅子に乗った年配の方とそれを押す看護士さんが
目を細めながら猫を見る。
「私が元気な頃はね、外の猫も入れて8匹にごはんをやっていたのよ。
避妊手術も全部してね。」
「まあ、そう。 避妊手術までするのは大変だったわね」
「でもね、懐くと可愛いものでね。」
などという会話が風に乗って聞こえてくる。
まったく、ウチの猫よりよっぽど体格が良いじゃないのよ。
ニンゲンを見ても全然逃げないで、ゆったり歩いているし。
きっと、この病院の庭できちんと餌ももらって
可愛がられているのだろう、と容易に推測できる。
そして、庭のぶらんこの脇には散歩途中の犬
猫はこの犬を視界の端に入れて、ゆうゆうと歩いていた。
美しい庭を一回りして、ふと上を見上げる。
そこには、ひっそりと、そしてたわわに白い花。
私たちは、新緑の空気を深く肺の奥までいきわたらせて
サナトリウムを後にした。
この後は小布施といえばココ、イタリアンのランチだ!
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ウチの猫の年中行事のひとつに
「毛皮の洗濯」というのがある。
ゴールデンウィークの中の暑い日を選んで決行する。
毛皮の乾きが早いのと、風邪をひかないようにするためだ。
ようやく気持ちの良い日になった最終日の8日
朝から「よしっ!」と掛け声をかけて洗濯を決行した。
今年の洗濯にはもうひとつ、お楽しみがあった。
3匹分の新しい首輪をMさん(夫婦)から頂戴していたのだ。
猫にとって、それがお楽しみになるかどうかは不明だが
せっかく新しい首輪をするのだから、毛皮もキレイにして、と
飼い主が思うのは当然のことである。
いただいた首輪は白地にそれぞれブルー、ピンク、オレンジの
小花が散らしてあり、バックルが私好みのきらきらラインストーン。
色の選択は飼い主が自由にどうぞ、ということだったので
こうなった。
まあ、ごく、当たり前だが
やはり男子はきりりとブルー。
雉猫には絶対にオレンジが似合う、と思っているので。
毛色に白とグレーがある猫は、誰が何と言おうとピンク。
Mさんが「ミルキーのようで可愛いので」と言っていたが
本当にミルキーの包み紙の模様のようで美味しそうだ。
さらに、今まで3匹の首輪にはまったく統一感がなかったが
これで初めて「ユニット」という感じになった。
少なくとも、見た目だけは。
で、せっかくの首輪なので別の方向からも
見てもらいましょう。
ラインストーンのバックルは、私の好みど真ん中だ。
ずいぶんとしおらしい感じで座っているじゃないの。
しっかし、薄い雉模様にこの首輪は本当にマッチしてる。
こちらは静電気放出中。
猫の「うしろあたま」は、無防備でホワホワしているので
その哀愁感に、ついつい抱き上げて匂いを嗅ぎたくなるのは
私だけなのだろうか?
いや、猫飼いなら絶対に同じことを考えるはずだ。
とにかく、素敵な首輪だから汚さないようにしてね。
今回の三原シリーズもこれでおしまい。
ああ、一番の重要人物を忘れてた。
TAI, 今回もご苦労であった。
ところで、私が気になっていたその耳だが・・・
しょっちゅうイカ耳になっていたので、よっぽど私を警戒しているのか、と
思ったが、わりと頻繁にこの耳になるらしい。
じゃあ、クセなのね。
なーんだ、私をキライなわけじゃあないんだ。
見かけはともかく、気の良い、おっとりした猫であることは確かだ。
んじゃ、兄ちゃん、カオルをよろしくね。
今回のTAIからウチの猫へのお土産はこれだ。
(もちろん、正確に言うと椿弟からだが)
左が銀製のメダイ。 右は聖遺物つきのメダイ。
どちらも椿弟のクリスチャンネームである
パドヴァの聖アントニオのレリーフだ。
銀製のメダイはチャーに付けてもらおう。
もう、とっくに私のことなんか忘れちゃったと思うけど
カオル、またね。
タイ兄ちゃんと、カツオをシェアできるようになるのは
もうちょっと先だね。
ま、しばらくアンタは、そのカエルで我慢しときなさい。
もう、一昨年のことになってしまうのだが
その年の秋は、帯状疱疹になって具合が悪かった。
そういう時に運悪くというか、熊本から上京した人がいた。
アテンドするつもりマンマンだったのだが、どうにも具合が悪くて
他の人にアテンドを任せてしまった、ということがあった。
心優しいその人は、アテンドを欠席した私にも
お土産を託してくださった。
そして、それはとうに忘れたころに
託された人(もちろんあの人)から郵送されてきた。
さらに失礼なことに、私はそれを開けもせずに
しばらく忘れていた。
何かの拍子にふと思い出し
「おお、そういえば・・・」と
バリバリと紙包みを開け、中を見ると
3つの猫の小物、というかアクセサリーが
入っていた。
1つ目はこれ。
まあ! チャーと同じブラウンのアメショーだわ。
ってことは3つあるから、あとの2つもウチの猫と
似た毛色の猫、ということも考えられるわね。
二つ目は
ああ、やっぱり。
なんと、ユメに良く似た模様の猫! へえ、よく見つけたこと。
鼻筋はグレーだし、白地にサバ模様の入り具合といい
足の模様なんか、もう・・・
あっ、違う!
似ている、んじゃない。 これ、ユメだ!!
心底びっくりして、よくよく見たら足の模様も身体の模様も
ユメなのだった。
向きがちょっと違うけれど。
そして、ブラウンのアメショーのキーホルダーを再びよく見ると
実は、これまたウチのチャーなのだった。
この、おっとりした気の良い感じの顔もそっくりだ。
そして、3つ目は、と見ると
もう、何もいえないほど摩耶そのものだ。
ホラ。
ねっ!
あまりのことに、到底使用することなどできるはずもなく
大事に大事にしまい込んでいた。
思い出してよかった。
お目にかかれなかった方には借りを作ってしまった。
次回の上京の際にはぜひ、ウチのアフタヌーン・ティに
お招きしておもてなしをしたい。
もちろん、それでは全然お礼として足りないのは
充分承知もしている。
しかしこれを作った職人も、プロとは言えスゴイ。
客の人数が多いと、なかなか姿を見せない猫も
客が一人か2人で、ケーキがサーヴィスされていたりすると
さりげなくテーブルの上に乗ってくる。
そして、そ知らぬ態度で客を観察し、イケそうだと思うと
おもむろに近寄る。
空腹なワケはない。
が、このお客様はきちんとしたポリシーがあるので
猫には絶対にニンゲンの食べ物をやらない。
が、深読みをできない猫はしつこい。
ようやく悟った猫は
素早く、いとも簡単に靡く飼い主に迫る。
もちろん、ひとくちだけでは納まらない。
それでも、私の厳しい目があるので
配給されるのは2カケラだ。
猫がテーブルの上に乗ることについての是非だが
ウチは、猫嫌いの人が来たとき以外は
そのままにする。
どうせ、留守にしている時はテーブルの上で
寝ていたりするのだ。
それに、テーブルが大きいので
猫の1匹や2匹乗っていたところで
全然気にならない(違)
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私のこと
HN:
椿
性別:
女性
趣味:
読書など
自己紹介:
老後はミモザ館(やかた)の
女主人になることを夢見つつ
4匹の猫と暮らす。
(いつの間にか5匹に)
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