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飼い猫Mは語る。
「ええ、わたくし、見たんですの。
金曜日の夜、飼い主♀は
わたくしたちの食事の支度もそこそこに
いきなり、台所の隣の和室に入り
昨年の夏ぶりの片付けを始めたんですの。
飼い主の常備しているお菓子や飲み物を
箱と冷蔵庫、戸棚に詰め込み
厳重に箱のフタをして
さらには、ちょっとやそっとじゃあ開かないように
モノまで積み上げて。」
「その後さらに、季節的にまだ寒い日があるというのに
コタツ布団を畳み、テーブルだけにしてしまったんですの。
連休前にそんなことをする必要があるのでしょうか?
結局、飼い主の夕食は片付けが終わった8時半くらいでしたわ。」
飼い猫Yが語る。
「ええ、ワタシも見ました。
ロフトから大昔に使っていたちょっと大きなキャリーを下ろし
雑巾で拭いただけではもの足りず
大げさに風呂場で洗って、組み立てていたのを。
後ろでそれを見ていたワタシと 目が合った時の
飼い主のバツの悪そうな顔ったら。」
「不審そうな顔で見ていたワタシに
いつもより大量のオヤツが配給されました。」
M&Y 「何、ソレ。 あっやっし~ぃ!」
野生の勘を持っている、と言われる猫でも
間違うことはあるのだ。
画像を整理していたら、びっくりするようなものが出てきた。
これは昨年の4月のものだ。
朝、私が会社に行く支度をしてふと見たら
信じられないような光景があった。
これは、たぶんユメが間違ったのだ。
いつも通りに、この椅子の上で寝ているのはチャーだと思って
ひらり、と椅子の上に乗った。
似たような色ではあるが、そこにいたのは苦手な摩耶だった
とまあ、こんなところだろう。
それでも、お互いに気づいたのか、気づいても知らないふりを
していたのか。
心底びっくりした私は、家を出る時間が迫っているにもかかわらず
カメラを持ち出し
椅子のまわりにモノが散乱しているのにも目を瞑って
シャッターを切った。
もう、前の晩に塗ったマニキュアの道具が散乱していても
この写真は撮っておかなくてはダメだ、と思うくらいだった。
残念ながら、このツーショットの写真は
この2枚しか無い。
既に2枚めで、ユメが少し腰を浮かして
逃げる体勢をとっているのがわかるだろうか。
私が気づいて、シャッターを3回押す前に
この状態は解消されてしまった。
おそらく、2度とこの状態は見ることがない、と思う。
まつがった猫も肝を冷やしたに違いない。
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椿
性別:
女性
趣味:
読書など
自己紹介:
老後はミモザ館(やかた)の
女主人になることを夢見つつ
4匹の猫と暮らす。
(いつの間にか5匹に)
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