忍者ブログ
05

1 2 34 5 6 7 8 9 1011 12 13 14 15 16 1718 19 20 21 22 23 2425 26 27 28 29 30 31
×

[PR]上記の広告は3ヶ月以上新規記事投稿のないブログに表示されています。新しい記事を書く事で広告が消えます。

夏の和菓子到来。


e5b6793d.jpg

「ほおずき」

皮は羽二重に近い歯ざわりの餅。
中は白のこし餡。

実際のほおずきが茎から赤くなっていくように
先がうっすら緑がかっている。

そうだ、ちょうど今頃のほおずきの色はこんな感じだ。

茎は牛蒡を甘く煮て細く切ったもの。
最初は黒文字でも細く切ってあるのかと思ったが
よくよく見たら牛蒡。
 
やるな、鶴屋八幡。





こちらは「宵待草」

a03c2475.jpg

黄色い花びらの部分は、たぶん関東の桜餅と同じ
あのクレープ状のものだと思う。

中身はつぶ餡。
外側の薄い皮の歯ざわりのバランスから言って
絶対にこし餡だと思っていたら、意外だった。

でも、この皮は、見た目ほどはかなげではないので
つぶ餡のちょっと舌に残る具合が、なかなかいい。





f22cf70a.jpg

宵花火 という美しい名前のついたこれは
餅がうっすらと浅葱色からうす紫のぼかしになっている。
花火の模様は(多分粉砂糖と卵白と色粉)で
紙の抜き型を使ったものだと思う。
上手に説明できなくてごめんなさい。 
職人ではないので。
中身はこし餡。




7fa4e080.jpg

ぼかしが綺麗なので、こちらからも1枚。



目に涼し、口に美味し。

四季を楽しみ味わうことのできる私たちは
なんと幸せな民族だろう。




和菓子は日持ちしないから、と
洋のゼリーもいただきました。


9f540613.jpg

こちらも層になっていて、目にも美しいゼリー。


生菓子はあっという間に私の腹に納まってしまったが
こちらのゼリーは「お楽しみ」として
しばらく冷蔵庫で待機してもらおう。






PR
コメントをどうぞ。
お名前
タイトル
文字色
メールアドレス
URL
コメント
パスワード   Vodafone絵文字 i-mode絵文字 Ezweb絵文字
コメントありがとうございます。
◇うっしーさん
私も今まで見たなかで一番美しい生菓子だと思いました。
もちろん、お味も良かったですよ。


◇ナオミさん
ケーキに「四季」は感じませんが、和菓子は「感覚」でも
楽しめるものだと思います。
日本人で良かった~。





椿 2011/08/16(Tue)11:10:48 編集
無題
和菓子の世界、美しいですね。
洋菓子とは違ったものです。
ナオミ 2011/08/14(Sun)13:53:39 編集
宵花火
なんて美しい和菓子なんでしょう

私が今まで見た和菓子の中でぴかいちです
うっしー 2011/08/12(Fri)08:34:08 編集
カレンダー
04 2025/05 06
S M T W T F S
1 2 3
4 5 6 7 8 9 10
11 12 13 14 15 16 17
18 19 20 21 22 23 24
25 26 27 28 29 30 31
私のこと
HN:
   椿
性別:
女性
趣味:
読書など
自己紹介:
老後はミモザ館(やかた)の
女主人になることを夢見つつ
4匹の猫と暮らす。
(いつの間にか5匹に)
最近のコメント
[05/14 椿]
[05/08 micmac]
[04/03 椿]
[04/03 nana-bata]
[09/27 naomi]
リンク
アーカイブ
ブログ内検索
バーコード

522  521  520  519  518  517  516  515  514  513  512 
バラとフットレスト 道順は風に訊いた -正しい道順-
忍者ブログ [PR]