[PR]上記の広告は3ヶ月以上新規記事投稿のないブログに表示されています。新しい記事を書く事で広告が消えます。
旅は高速バスで新宿を夜の9時に出発する。
福山に着いたのは朝の8時だ。
途中事故があったため
いつもより30分以上も遅い到着になり
眠いのもあって、私はかなりイライラする。
福山から山陽本線に乗り
朝の光が射す瀬戸内海と周辺の街などを
もの珍しく眺めていると30分ほどで三原に着く。
お土産を渡すのもそこそこに
私が朝ごはんのパンを食べるのもそこそこに
弟一家と道後温泉に出発だ。
しまなみ街道の瀬戸内海にかかる橋を
5つほど渡ったら、そこは四国。
関東に住む私たちが気軽に行ける土地ではない。
昼ごはんは松山の道の駅「風和里」で食べる。
初めて食べた鯛めしの焼きおにぎりが美味しい。
手前が鯛めしの焼きおにぎり。
奥の残骸は鯛の頭のアラ煮。
焼きおにぎりは、味噌の代わりに卵黄を塗って焼いてあり
万能ねぎとしょうがと青紫蘇の千切りがどっさり乗せてある。
全部を一緒に口にいれると、なんだか知らないが
やたらウマイ。
焼きおにぎりの下に敷いてあった笹の葉で遊ぶカオル。
彼は四国のうどんを堪能して、既に遊びモードなのだ。
ご飯の後は、1袋100円で15個もあるスダチを買い
「魚はウマイし、柑橘は安い、ああ、瀬戸内って素敵」
などと言いながら(もちろんそんなことを言っているのは私である)
砥部焼の窯元に向かう。
ここは梅山窯という窯元で、砥部では一番大きな窯元らしい。
前回の記事の砥部焼の食器はここで買った。
こういう店は、あたりまえだが大人しか喜ばない。
店の中がやたら暑いのと子連れということがあり
さっさと買い物を済ませ
とっとと本日の目的地である道後温泉に向かう。
砥部から道後温泉までは20分もかからない。
(弟へ、違っていたら訂正してください)
この日の宿は
玄関先にクラシックカーなどがあり
レトロな雰囲気のロビーがあり
フロントの上のこんな照明も。
ロビーで寛ぐカオルの後ろには
矢絣の着物にえび茶の袴のマドンナがいる。
テーブルの上のドイリーも、照明と同じモチーフ。
この宿の名前は
義妹のK子ちゃんが、あれこれ考えて探した宿だが
あながち偶然でもないのだと思う。
お着きのお菓子。
「マドンナ煎餅」はすべてカオルの腹に納まったので
どんな味かはわからないが
炭酸煎餅みたいなものではないか、と
全員で意見が一致した。
広い部屋にはしゃぐカオル。
実はこの前に、カオルはふかふかの座布団に足を乗せて滑ってしまい
デコをテーブルにぶつけて泣いていたのだ。
座布団が除けてあるのはそのためだ。
さて、一休みしたら道後散歩に出かけよう。
いや、その前にこの宿の温泉に入ろう。
ちょっと大きくなったら、カオルと一緒には
温泉になど入れないのだから、と
K子ちゃんとカオルと3人で温泉大浴場と露天風呂を楽しむ。
風呂あがり、甚平に着替えて上機嫌のカオル。
さあ、夕飯の前に道後の街に繰り出そう。
ええ、本当に私のためにあるようなホテルで(笑)
ある意味、この記事が今回の旅行を象徴しているかも
しれません。
◇micmacさん
半年経つと子供って大きくなるんだなあ、と
しみじみ思いました。
この時は私とカオルは充分に楽しみました。
カオルの両親は大変だったと思いますが。
◇小太郎さん
鯛めしの焼きおにぎりはヒットでした。
卵黄を塗ってあるのがまた美味しかったです。
このホテルのフロントには坊ちゃんの衣装を着ている
若いホテルマンもいました。
大型ホテルですが朝食も目の前に「じゃこ天」を
揚げてくれたり、なかなか充実していました。
◇ナオミさん
はい、私も宿の連絡があった時に
「おおっ!K子ちゃん、気を使ったなあ」と(笑)
思いました。
行く前から楽しみで滞在中も楽しく
カオルも上機嫌で、本当に良かったです。
◇nana-bataさん
ブログの名刺をフロントに置いてこようか、と
思ったくらいです(笑)
あちこちにある椿の意匠が素敵でした。
四国は尾道から車で1時間で着くんですよ。
すぐそこです。
ぜひ行ってみて。
04 | 2025/05 | 06 |
S | M | T | W | T | F | S |
---|---|---|---|---|---|---|
1 | 2 | 3 | ||||
4 | 5 | 6 | 7 | 8 | 9 | 10 |
11 | 12 | 13 | 14 | 15 | 16 | 17 |
18 | 19 | 20 | 21 | 22 | 23 | 24 |
25 | 26 | 27 | 28 | 29 | 30 | 31 |
女主人になることを夢見つつ
4匹の猫と暮らす。
(いつの間にか5匹に)