×
[PR]上記の広告は3ヶ月以上新規記事投稿のないブログに表示されています。新しい記事を書く事で広告が消えます。
昨日の続きになるが
長野県明科にある光城山に(車で)上ってみた。
ほのかなる霞のうへに はるかにねむる遠き山
山頂から下を覗くと、桜に縁どられた風景が広がる。
遠くの山が雪をいただいて、「絵」になる。
そして、足元を見ると
光を浴びた菫。
埃も被ってなく、花びらもすべすべしている。
彼方に遠き山は見ゆ ああなほ彼方に遠く
そしてまた下を見下ろす。
山桜もある。 この山の桜は染井ではないような気がする。
白いラッパ水仙。
凛とした花だ。水仙は匂いも清清しい。
八重の水仙。
この水仙は今まで好きではなかったが
被写体として見るとなかなか面白い。
ああげにいわれなき旅人のけふのこころよ
同じように見えるかもしれないが、山の形を見ればわかるとおり
全部違う方向から撮ったつもりなのだ。
ハルリンドウ。
初めて見た。 が、竜胆そのものなのですぐわかる。
春の花にしては、色が地味なような気がするが
初めて見る花、というのはひたすら感激だ。
われはいまふとふるき日の思出のために
なつかしき涙あふれいでんとするににたる
心をおぼゆ ゆえはわかたね
はるかなる霞の奥に
彼方に遠き山は見ゆ
三好達治の「花がたみ」の「序にかへて」の一節だ。
この詩は合唱曲になり、中学校の時にそれをずいぶん練習したものだ。
そのせいか、それが良いかどうかは別として
こういう風景を見ると必ず思い出す詩なのだ。
PR
カレンダー
04 | 2025/05 | 06 |
S | M | T | W | T | F | S |
---|---|---|---|---|---|---|
1 | 2 | 3 | ||||
4 | 5 | 6 | 7 | 8 | 9 | 10 |
11 | 12 | 13 | 14 | 15 | 16 | 17 |
18 | 19 | 20 | 21 | 22 | 23 | 24 |
25 | 26 | 27 | 28 | 29 | 30 | 31 |
私のこと
HN:
椿
性別:
女性
趣味:
読書など
自己紹介:
老後はミモザ館(やかた)の
女主人になることを夢見つつ
4匹の猫と暮らす。
(いつの間にか5匹に)
女主人になることを夢見つつ
4匹の猫と暮らす。
(いつの間にか5匹に)
最近の記事
最近のコメント
カテゴリー
アーカイブ
ブログ内検索