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9月もあと1日。

空気に金木犀の香りが混じり
秋真っ盛り、の気分だ。

9月のちょうど半ば、長野の山の中をドライブした。
蕎麦畑が綺麗だったので、ごらんください。




山の上に雲はあるが、よいお天気。






以前は蕎麦畑は少なかったが、
蕎麦ブームのせいか、どこに行っても蕎麦畑。
綺麗だ。






この花が終わった後、あの三角の実をつける。




 

さきほどの画像は花の盛りだったが、
こちらの畑は盛りを過ぎた感じ。 

空と山と蕎麦畑と。
いかにも、の風景だわ。




 

稲の穂も黄色く色づいてきている。





あぜ道にはアカツメ草




 

雲はかかっているが、八ヶ岳もきれいに見える。

こんな気持ちの良い時季はあっという間に過ぎてしまう。
この地方はこれからの1か月が一番忙しいに違いない。

そしてあっという間に雪便りが届くのだ。


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早いもので、あっという間に東京に戻る日の朝が来た。
(弟宅ではホッとしていることだろう)

予想通り、子供は早朝から起き出す。
カオルが廊下をばたばたと走る音や
キッチンからのおいしそうな匂いやら
TAI兄ちゃんの爪とぎのための再訪
それらを子守唄に2度寝をする。

今日も真夏のように暑い。

結構な朝食を振る舞われ
モーニング・ティに昨日作ったチーズケーキの味見もする。




早起きした走り回っていたが、実は熱があるカオル。
朝ごはんをほとんど食べてないので、特別にお菓子を食べる。





ここ1週間ほど熱があった、というユヅルは
朝からひとりで機嫌よく遊ぶ。
(とは言え、お母さんの顔が見えなくなると泣く)


私と弟は自転車で近所のJAの産直と
地元の人が大量に買いものをする、という店を回り
この季節にしか買えない青いスダチやら
チリメンじゃこ、若布のふりかけ、などをお土産に買う。




 

買い物をして戻ってきたら
熱が下がったカオルが「お腹が空いた!」と言い
「流しそうめんが食べたい!」というので
お母さんが知恵を絞って、流し素麺風の装置を作る。
カオルは大喜びだ。

そうそう、子供ってこういうの好きなのよね。
ご飯もプラレールに乗せて走らせれば
きっとたくさん食べるに違いない。


子供の機嫌もいいことだし
せっかくだから写真を撮ろう、と撮影会。
 
   
 
せっかく大人がいい顔をしていても、子供は我関せず、という見本だな、これは。

 
 
 


弟と並んで写真を撮るなんて、私の結婚式以来じゃないかしら。
そんなこともないか。




 

きゃーっ、カオル、可愛い!



記念撮影後はお土産を宅急便で送るための荷造りだ。

 

カオルとユヅルが積極的に手伝ってくれる。
ああ、将来が楽しみだ。
大きくなっても手伝ってね。


お昼を食べて一休み。
弟一家と空港に向かう。

既に私の乗る飛行機は到着している。
それを見たカオルは気が気でないらしい。
「早く飛行機に乗らないと出発してしまう」と
さかんに言う。

いやいや、大丈夫だから、と言っても
ソフトクリームを舐めながら、本気で心配してくれる。

子供に心配をかけるのも気の毒なので
まだまだ早いが保安場に入る。
ハイタッチをカオルと交わし、バイバイだ。
カオルの心は既にデッキに飛んでいる。

飛行機の中からデッキがよく見えた(笑)
手も振ってみたが、わかるワケはない。

この日のフライトも遅れることなく
それどころか5分早く羽田に着いた。
時間通りなんて、初めてだ。

真夏の広島から、うすら寒い東京に戻ってきた。
夫の迎えがあったので楽ちんだったが
このうすら寒さは、広島の遠さを実感するものだ。


私が帰ってから、カオルが
「カオリちゃん、明日も来るかなあ?」と両親に聞いたらしい。

 
残念ながらカオリちゃんは飛行機に乗って
東京に戻ってきてしまったが
また、カオルの顔を見に行くから。



 
TAI兄ちゃんも元気で。

カオルとユヅルをよろしくね。



三原旅行の巻はこれにて終了。
次の日

ごくごく自然体のカオルに当たり前のように迎えられる。

 

いまいち浮かない顔なのは、これからヤマハ(音楽教室)があるからだ。
と、いうのはウソで、たまたまこんな顔が撮れてしまっただけ。



ま、まあまあ。 
ヤマハはあるかもしれないけれど、一緒に写真も撮ろうよ。

 

ピースサインは古いが、カオルが好んでしているので
これは絶対的なものに違いない。



そして、私も初めてのヤマハ付き添いをする。



とは言っても、お母さんもいるので、私は後ろに座る。

子供の集中は15分くらいしか続かない。
それを1時間もなだめたりすかしたりしながら続ける先生はすばらしい。

カオルは私が付き添ったせいか、いつもより張り切ってレッスンを受ける。

後で、お祖父ちゃんの椿父に
「ヤマハ、がんばった!」 と電話で報告していた。



ヤマハから帰ると、弟がランチの用意をして待っていた。

 

ベーコンとツナのフジッリ
キャベツ、パプリカ、ササミ、ピンクペッパーのサラダ
昨日カフェで買った天然酵母のパン
これは、フレッシュなオリーブオイル、岩塩で食べる。
チーズのように見えるのは、いも餅

それから「あ、そうそう、イモのスープも作ったんだ」と
冷たいジャガイモのスープ。
私と違って、きちんと生クリーム入りだ。

食後はテイラーズ・オブ・ハロゲイトの紅茶。

きれいにセッティングしてあるテーブルに感激して
画像で残すことにする。


ランチが終わって、今日は私がチーズケーキを焼いて
ポテトコロッケを作る予定になっている。

さっそく弟とカオルと買い物に行き
チーズケーキを焼き、コロッケの準備をする。

さらに「今日は人数が多いから」と
2日早いが、カオルのお母さん、K子ちゃんの誕生祝いのケーキを
弟が買ってきた。



近所の大きなケーキ屋さんのケーキだが
ここのお菓子は焼き菓子もケーキも美味しい。


夕食後、セレモニーの準備をするカオル

 

子供はこういうことが好きだが、カオルもとても嬉しそうだ。

ローソクを立てたら、カオルが部屋の灯りのスイッチを消して暗くする。






♪ Happy Birthday Dear お母さ~ん ♪

カオルが正確な音程で上手に歌ったので感動した。

毎回、ローソクを吹き消すのはカオルの役目だ。





一方、ユヅルは自分の食べ物ではないので
全然興味を示さず、ひとりで遊んでいた。






この日は新居に泊めてもらうので、遅くまで彼らと遊べる。

が、子供は朝の4時半くらいに起きるそうで
そうなると、それに付き合う大人も9時半くらいには眠くなってしまう。

なんとも健康な時間、9時半には消灯になり
私も「猫つきで」とリクエストをして、あてがわれた部屋で
あっという間に沈没した。
 
リクエスト通り、夜中に私と弟を間違えたTAI兄ちゃんが
布団の足元で寝ていたが、しばらくして間違いに気づいたようで
かなりの間、私の顔を眺めた後、部屋を出て行った。




1年半ぶりに弟宅を訪問。
この間、ユヅルが生まれたり、引っ越しをしたりで
なかなか行く機会がなかった。

思い立ったが吉日、ではないけれど
8月に入ってから決心し、フライトと宿を手配した。
大好きな夜行バスが無くなってしまったので
今回は飛行機だ。

木曜日の夜、羽田に到着したら
私の乗る予定の便に
「広島空港視界不良のため、福岡空港に向かうか
 羽田に引き返す可能性があります」
という掲示とアナウンス

もう、私は動揺して動揺して
おかげで、楽しくショッピングする、という目的が
果たせなかった。 どうしてくれる!

まったく私と広島便は相性が悪い、と思いながら
暗い気持ちで飛行機に乗り込む。
機内でも全然落ち着けない。

とは言ったものの何の問題もなく定時に広島に到着。
リムジンで三原に向かい、ビジネスホテルにチェックイン。
ホテルの隣の大型スーパーで買い物を楽しんだ。
 
そうして一夜が明けた。

西日本はさすがに暑い。
弟に迎えに来てもらい新居に向かう。
カオルは運動会の予行演習があるので保育園。
お休みしたユヅルがお出迎えだ。



 

可愛い男の子で、ちょっとやそっとのことでは動じない。
大物なのだ。



 

ウチの銀と同じく10か月になる子だが
すっとつかまり立ちをして、つま先を伸ばしたりする。



 

既にネットで検索もする。
 
 
 
 

TAI兄ちゃんの大きさと毛艶の良さは変わらず
歳のせいか、巨大猫、という感じではなくなった。
そうは言ってもじゅうぶんに大きい。
 
 
 
久しぶりの大人の挨拶をして、冷たいお茶を飲んだら
山の中の「手打ち蕎麦屋」でお昼を食べよう、と提案があった。
保育園に行っているカオルには内緒で出発だ。




予定していた産直の売店にある蕎麦屋は「貸切」だったので
さらに車を走らせ、田舎の雑貨屋みたいな店に入る。
この店、ホントに大丈夫か? ちゃんとしたものが出るのだろうか?
と、私たちは半信半義で手打ち蕎麦が出てくるのを待つ。

 
 
 


しかし、出てきた「手打ち蕎麦定食」はなかなかのものだった。
このお膳の他にざる蕎麦がセット。

天ぷらも揚げたて、きのこの小鉢、しぎ茄子、野菜の煮びたし
素麺かぼちゃの酢の物など、いかにも山の中のものばかりだが
思った以上に美味しく、全員で胸をなでおろす。
 
 
産直売店に戻り、野菜や豆腐の買い物を済ませ
このあたりで有名なオーガニックカフェで
お茶を飲んで、パンを買おう、と話がまとまる。





蕎麦を食べたところより、さらに人家が少ない場所に






古民家を改造したオーガニックカフェがある。

このカフェについては別に記事を書く予定なので
詳しくは書かない。
ひょえーっ、田舎~っ、と思っていただければいい。



 

暑い日だったが、扇風機だけで十分に涼しいカフェの中。

私が注文した「オレンジマキアート」はかなりのレベルで
他のコーヒーも美味しかった。

ゆっくりしていたいところだが、あまりのんびりもしてもいられない。
保育園にカオルを迎えにいかなくてはいけない。

後部座席でぐーぐー寝る3人を乗せて
ひとりで運転していた弟は気の毒だったが
それはもう、しょうがないね。
 
 
保育園のお迎えで、呼ばれて連れられてきたカオルは
私を見て、まっしぐらに走ってきた。
それでも、私に飛びつくワケはなく、お母さんのところに行くんだろう、と
全然期待しないで見ていたら
なんと、カオルは私に飛びついてきた。
「お父さんのお姉さん・・・」ともごもご言っていたが
カオリちゃんと解ったのだろうか?
もう、無条件で嬉しい。
勝ち誇った顔したのを保母さんに見られてしまった。





お土産の飛行機のおもちゃ(それも何かのオマケ)を
そこまで喜ぶとは! と思うほどに喜んでくれたカオル。

ずいぶん大人になったなあ・・・。

この後、夕飯を一緒に食べ
明日のヤマハ(音楽教室)のための練習につきあい
駅前のホテルに戻ってきた。

明日はカオルの家に泊めてもらう予定。
 窓から射す光で目が覚める。



明日はもう帰国日。

今日一日、思い残すことのないように行動しよう。
 
 
コーヒーとヨーグルトの簡単な朝ごはんの後
カピオラニ公園まで歩くことにする。
 


今年の貴婦人の正面玄関。
昨年と同じ、緑のマンゴーの幕がある。





ここが、私の「プール」





街中に溢れるプルメリア。





カピオラニ公園で木陰のベンチに座り
風に吹かれながらうとうとするのが好き。
贅沢な時間を過ごしている、と実感する。





マギーという名のラブラドール(♀)8歳。
 おっとりとした、やんちゃな動きの犬は可愛い。

 
 
 


風が吹くたびにファサ~っと枝が揺れるシャワーツリー。
この花が日本に無いのが残念だ。




 

シャワーツリーにはこんな色の花もある。


いつまでも風に吹かれていたいが
お昼も近い。ホテルに戻ろう。



 

貴婦人の中のコーヒー・ショップでアイス・ティを to go。

南国の果物の味がする冷たい紅茶を
ラナイで海を眺めながら飲む。



ひと休みしたら、風の街にパンケーキを食べに行く。

 

グァバソース・パンケーキ。
もちもちした独特の食感で、これも外すわけにはいかない。

パンケーキの後はこの街のビーチで最後のひと泳ぎ。
ああ、いいお湯、じゃなくて、いい海だった。
 

 
こうして、一日はあっと言う間に過ぎていく。 
 


暮れていく海と空を眺めながら
この島を吹く風のことを考える。

海に向かって吹く風は
島を通りながら「Hawaiiのとりこ」という麻薬成分を
街中に落として海に抜ける。

その麻薬成分を含んだ空気を吸った者は
引き寄せられるように、この島を何度も訪れる。

訪れる島は、同じようでいつも違う。
新しい驚きと発見に満ちている。



今年の発見のひとつはこれ。
 
 

アラモアナ・センター内のHHSの看板。
(Hawaiian Humane Soceity 犬猫助け団体)
 

 
 日没だ。
 
 

充分に泳いだし、猫も元気だった。
シャワーツリーも綺麗だった。

また1年、この島を思い出しながら働いて
可能ならば、来年もこの空気を吸いたい。

ただし、来年は胃袋を3つくらい持参しよう。

ああ、やっぱりあの猫を連れて帰りたい。無理だけど。
 
あれこれとりとめのないことを考えていると
やがて太陽は海に沈む。
さあ、戻って最後の街歩きに繰り出そう。

 
この島の滞在は、1週間やそこらでは全然足りない。








今年の旅行記 「海に向かって風は吹く」全編終了です。
長々とおつきあいいただき、ありがとうございました。


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老後はミモザ館(やかた)の
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4匹の猫と暮らす。
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