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九州2日目の朝。

同じホテルに2泊するので荷物をまとめる必要もなく
余裕で朝食会場に向かう。

ブッフェの朝食の特筆すべきものは「のっけ飯」
お茶漬けの具、と言うべきものをご飯にのせ
山葵を添え、お茶と出汁で作った汁をかける。
白ごまと海苔がポイントだ。
私はこれがとても気に入った。

デザートのヨーグルトにフルーツカクテルをのせ
席に着く。
「おお!」という目と顔をした先輩と友人Hに軽く驚く。
彼女らの今までの人生で、この発想はなかったのだろうか。


さて、今日はフェリーで壱岐に行く。

壱岐、と行ってみたが、予備知識はゼロだ。
私の中では完全に、隠岐の島あるいは崇徳院が配流された島
というまぜこぜの位置づけになっている。
(崇徳院が配流されたのは讃岐ね)

自分で選んだツアーでありながら
この知識の無さは酷すぎる。
しかし、他の2人も口には出さないが
きっと似たようなものに違いない。
ホラ、この歳になって一緒に旅行に行く仲なのだから。
 期待が無い分、感動があるかもしれない。


フェリーは印通寺港を出港する。



あいにくの雨。
海のうねりを予想して酔い止めの薬も持参したが
ありがたいことに出番もなく、穏やかな海をフェリーは進む。





小さい島々の間を抜けながら1時間45分(も)の船旅だ。
心地よい船の振動のおかげで、たっぷり1時間は寝ていたはずだ。


壱岐の島内観光はもちろん地元の観光バスだが
今までのツアーの中でたぶん最高齢、そして最ハイテンションの
バスガイドさんではなかったか。
しかし、ベテランの素晴らしさ。
バスに乗った途端に寝る、という特技を持つ私たちだが
ガイドさんの巧みな話術に笑いっぱなしで
、寝るのは難しい。
もう、壱岐の思い出はこのガイドさんだけで十分、という気になる。

しかし、島内にも(もちろん)見るべき場所はあるのだ。




猿の横顔そっくりな「猿岩」
まあ、干支でもあるし、と思ってバスを下りるが
実際に見ると、それなりに「へええ」と驚く。




雨も降っていることだし、記念写真を撮ったら土産物屋をひやかし
早々にバスに戻る。




次は、かつて東洋一だった黒崎砲台跡。
もちろん、説明を聞いても実際に見ても「はあ、そうですか」
くらいしか言葉はない。

ますますこの島が謎になっていく。
いったい壱岐って・・・。




このあたり一番のパワースポット、月読神社。
そういえば、ツアーのパンフレットに太古とか
神話とかいうフレーズがあったな。

月讀命はイザナギノミコトが黄泉比良坂から戻り
右目を洗った時に生まれたという神様だよね。

ツキヨミと言うらしいが、私はツクヨミという響きの方が好きだ。

もちろん、そんなことはどうでもいい。 

 

 

その神社の中でも最高のパワースポットがこの鳥居らしい。

鳥居のあたりに靄みたいなものが見えるが
これは私のコンデジの癖、という冷静な判断ができる。


3箇所しか見ていないが、もう正午を過ぎている。
バスは島最大の土産物屋兼レストランに向かう。
ツアーのもう一つの目玉である「ウニ飯」の昼食だ。


 

北海道ツアーの例もあるので、ウニ飯にお吸い物くらい?と
思っていたら、さにあらず。
デザートまである立派な「ウニ飯御膳」だ。


 

何の魚かわからないが海鮮しゃぶしゃぶも付いている。
そういえば、忘れていたがパンフレットに載ってたな。




炊きあがったウニ飯。

生のウニは好きだが、このウニ飯は普通かな。


食後は土産物屋を見てまわる。
そうか、この島は焼酎が名産なのだ。
下戸の私は、何を土産にしたらいいのか途方にくれる。
 
 さらに訳がわからないまま、時間が過ぎて行く島、壱岐。


そうして、旅行記は次回に続くのだ。
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もう昨年のことになるが
秋の北海道旅行のメンバー3人で
唐津、壱岐、平戸、九十九島に行ってきた。

日付は12月3日に遡る(もう1ヶ月以上も前だ)

今回の旅行は私が見つけてきたツアーなので
自動的にリーダーは私、ということになる。

前回、大幅に遅刻してしまったのを反省し
自宅を相当に早く出る。
しかも駅まで夫の車で送ってもらう。
そういう時に限って、電車の乗り継ぎに無駄がなく
私が設定した集合時間より20分以上も前に
羽田に到着してしまう。
しかし、ほかの人を待たせるくらいなら
待っていた方がどれほど気楽かわからない。
そして、集合時間の10分以上も前に友人Hと先輩も到着。

集合が早いのに問題があろうはずがなく
早速チェックインを済ませ
前回と同じようにラウンジでランチ。
違うのは私が遅刻しなかったのでゆったり過ごせる、ということだ。

これからの3日間の期待もあり、飛行機に乗り込んだ私たちは
機内誌や機内販売のカタログを熱心に見る。
北海道に比べ、九州までのフライト時間は長いが
そこはそれ、四方山話をしているうちに佐賀空港に到着してしまう。

佐賀空港に到着したのは15時少し過ぎ。
初日はゆったり、唐津の鏡山展望台に行き、夕食。
そしてホテルに入る。

バスに乗ってあたりを見回してみると
なんだか今回のツアーは年配者が多いぞ。
間違いなく私たちのグループは一番若い。
そして年配の夫婦連れがやたら多い。
夫と一緒に旅行するなど、私には考えられないが
まあ、人の考えはいろいろあるからねえ。



空港から展望台まで向かう途中
私はほとんど眠っていたので気付かなかったが
渋滞もあり、他の二人はバスに飽きていたらしい。

そして、やっと展望台に到着。
もう日没だ。

 

手前に緑色の帯のようになっているのが虹の松原。

私は虹の松原に思い出がある。
以前の会社の社員旅行で、この虹の松原に来た。
白砂の海岸に美しい桜貝がたくさんあったのに驚き
あまりのロマンチックさに、桜貝を拾ってきた。
今から30年以上も前のことになるが
ついこの前まで、その桜貝を取っておいたはずだ。
あの桜貝は捨ててしまったのだろうか。


 

海岸とは反対方向への日没を確認。





展望台近くの土産物屋。





不可思議で面白そうだったが
すでにバスへの集合時間が迫っているというのに
まだ山の上だ。
そんなにゆっくりしていたわけでもないのに、と
びっくり仰天した私たちは走って山を下りる。
思わぬところで日頃の成果を発揮することになった。


バスは唐津市内の夕食会場に向かう。

今回のツアーの目的のひとつ
佐賀牛と活イカ(いわゆる呼子のイカ)の夕食だ。




活イカの刺身。
向こう側にはひらひらした部分が動いているのが見える。
活きている、という証拠なのだろう。
そしてこの部分はあっという間に回収されてしまった。
なんで?

まあ、それはともかく九州の刺身醤油の甘いのに閉口したが
半透明なイカはピキッとした歯応えが新鮮だ。





名物、イカ焼売。
まあ、普通ですね。





佐賀牛は陶板で焼く。
バカにしていてごめんなさい、美味しかった!
表面をさっと焼いて口に運んだ肉は
柔らかく、肉汁がジュワッとして大満足。



 

先ほど回収された活イカとそのゲソが天ぷらになって登場。

今までイカの天ぷらといえば
くにゃっ、という歯ごたえのものしか食べたことがなかったが
なんと、この天ぷらはパキパキしていてびっくり。
固い、というわけではなく、本当にパキパキとしか表現できない。
新鮮だからこそ、だと思う。
いやー、びっくりしたー。美味しかったー。


他にも



茶碗蒸し、松前漬のような小鉢
デザートに抹茶のわらび餅、フルーツ。

ご飯とお吸い物の写真を撮るのは忘れた。


こうして一日目の旅程は満足のうちに終了。
宿に向かう。

Kロイヤルホテルはそれほど新しいホテルではないが
なんといっても素晴らしかったのが
大浴場のシャワーの水勢だ。

前回、北海道のホテルのシャワーの水勢に不満だった私たち。
シャワーの水勢の良さに感激し
いっぺんにこのホテルが気に入ってしまった。

ただ、このホテルの浴衣の「小」は私が着ても相当短く。
身長170センチ(以上)の先輩は「特大」で丁度だった。

ま、それでもシャワーの水勢の良さを考えると
取るに足りないこと。

いつものように、夜遅くまで楽しく喋り
ベッドに潜り込むと同時に眠ってしまった。
(他の人は分からない)

秋晴れが続く週末
安曇野と諏訪湖に行ってきた。

安曇野に行く目的は「蕎麦」
有明神社のすぐ前に、賑わう蕎麦屋がある。

 

細い手打ちそばと鰹のきいた辛めのツユ。
山葵はもちろん、安曇野名産の天然山葵。

大盛りでも756円とかなりの安さ。
値段の安さに負けて、ついつい大盛りを注文してしまう。

白く飛んでしまったが、天ぷらも追加して
天ざるにする。

蕎麦湯はとろりと濃い。


満腹になったので、気持ちのよい風が抜ける安曇野を
ドライブしながら諏訪湖に向かう。

途中、たわわに実ったりんごの木が続く。



撮るのは写真だけ(笑)




秋の陽に映えて美しく輝く。


諏訪湖畔の宿に着いたのは3時半。
晩秋の日の入りは早い。
早速走る準備をして外に出る。
今日は諏訪湖1周、16キロを走るつもりだ。

前回1月に走った時よりも楽だと思ったが
タイムは何秒も違わず残念。
予定通り2時間かかった。

宿に戻って、すぐさま温泉に飛び込み
ゆっくりと身体をほぐす。
いやー、走ったりスキーをした後の温泉ってサイコー。
でも、脚が痛い。


そして、お楽しみの夕食だ。
16キロを走った後なので、きちんとお腹も空く。
この状態は夕飯には理想的だ。



この地方の名産、かりん酒が小さいグラスに一口。

カニ味噌の豆腐と、牡蠣のグラタン、白和えなどが並ぶ。





お作りはマグロ、カンパチ、あん肝。

紙のマットには紅葉が描き散らしてあり、料理を引き立てる。


 

今回のおしながき。




小蕪と帆立の玉子蒸し、葛あんかけ。
ほくほくした百合根も入ってほっとする優しい味。

他にワカサギの天ぷらと生野菜のブッフェコーナーもあり
そこから山芋、アスパラ、きゅうりなどを調達して
胡麻ドレッシングを選び、添える。




牛肉しゃぶしゃぶ。

白髪ネギ、えのき、葛きり、水菜、しめじを鍋に入れ
さっと火を通した肉で巻き、
もみじおろしを入れたぽん酢で食べる。




とろろときのこをのせた温かい蕎麦。
温かい出汁がいいお味で
昼間も食べたが、これはこれでツルツルと入る。




コースが終了する頃に炊き上がった栗ご飯。

大きな栗が沢山!
これで、ちょうどご飯茶碗1杯分だ。


 

野沢菜と大根の漬物、蜆の味噌汁が運ばれ
栗ご飯の美味しさを堪能する。
しかも他人の剥いてくれた栗だ。


 

甘味は柿、ピオーネ、苺添えのムース。

コーヒーも用意され、満足、満腹だ。


部屋に戻り、寝るまでに更に2回温泉に入り
翌朝も身体をほぐすために入った。
でも、脚は痛い。



帰路も秋晴れの山道だ。




 

八ヶ岳がくっきり見える。
周りは刈り入れが終わった田んぼ、冬野菜などの畑。

こんなに晴天が続くのは珍しい。
来月下旬からスキーシーズンに突入するが
今年は冬の訪れが早いという予報だ。
雪国の人の生活に困らない程度に雪が多いのが理想だ。


志賀高原の麓
レトロな温泉街を持つ渋。

源泉かけ流しのお湯が好きで
1年に1度は行く。

夕食の後、石畳の街を散策するのが
お湯の他の楽しみ。


 

街はゆるい坂に沿ってある。
ここは下の辺り。




アニメのモデルになったと言われる旅館。





この街で一番美味しい饅頭屋。



 

お薬師様には石の階段を登っていく。
相当に急な階段だ。





いまいち風情に欠ける今年の温泉玉子。



 

八番湯。 怪我や病気が治るという七繰の湯
 
 
 
 
 
渋の大概の宿がこの店の饅頭をお着きのお菓子にしている。
 
 
 


下駄屋さんでもハロゥイン仕様。



 

志賀高原の麓は10月の下旬でも
初冬を感じるような冷え方になる。

街を散策した後は急いで宿に戻り
熱めの温泉に入るのがこの季節の醍醐味だ。

この温泉に行くようになってかれこれ14年になるが
街の様子も少しずつ変化している。

絶品の豆腐ラーメンを作っていた米子さんは
今年に入って亡くなったと聞いた。
店は看板を下し、空家になっていた。

宿のお給仕係の大姐さんは健在だったが
来年もまた会えるとは限らない。
 
私が歳を重ねていくように
街もまた変わっていく
それは、なんの不思議もなく、あたりまえのことなのだ。


小布施での素敵ランチの後は
ここまで来たのだから、志賀高原の黄葉も見よう、と
いうことになる。



志賀高原の下の方、サンバレースキー場付近から。





同じくサンバレーから。





一沼





一沼





水面に黄葉を映している。



 

睡蓮の葉の間に映る黄葉。



 

名前はわかりません。





白樺の間から一沼の水面が見える。


そして、黄葉よりも、こちらに意識が行ってしまった。



親子の猿。





毛づくろい。




親猿とは絶対に目を合わせないようにして
素早くシャッターを切る。



 

実際、猿は好きではないが
小猿は可愛い。





山の方でガサガサと音がする
その方向に目をやると、もれなく猿。

まだまだ日は高くても高原は寒い。

さ、黄葉も撮ったし、猿も見たので
今夜の泊まり、渋温泉に向かいましょう、と
山を下り、温泉に向かう。


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