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旅行最終日の朝も阿寒湖を眺めながらの
朝風呂から始まる。
 
昨夜は(夜だったので)見えなかった阿寒湖
マリモを抱いていると思うと神秘的に見え…ないこともない。
若い時なら「マリモ!」とテンションが上がったことだろうが
この歳になると、マリモではそれほど上がらない。

 
朝ご飯の時間がたっぷりあるので
イクラ,甘エビ,イカ,タラコの海鮮丼で胃を目覚めさせ
クロワッサンとデニッシュを温め
プレザーブのりんごジャム、ヨーグルト。
たくさんのフルーツ、そして黒蜜をかけたわらび餅。
コーヒーには北海道の牛乳をたっぷり入れる。

言うに及ばずだが
これしか食べてない、ということはない。
一般の人を驚かせないために書かないだけ。

昼食を食べる時間は無いと思うので
ここでぎっちりと食べておきましょう、と提案する。
(この、ぎっちり.の使い方は東北.北海道特有のもの)


今日も素晴らしい晴天
暑いくらいだ。

最終的に女満別の空港に到着する行程なので
6月の時とは逆ルートで、まず釧路湿原に向かう。

 

鶴居村に入る前にタンチョウのつがいを見る。
これで私はまたもやホッとする。
ヒグマとエゾシカを用意できなかった負い目を
まだ引きずっているのだ。
 
 
 


相変わらずひときわ小さい私。



 

湿原全体を俯瞰してみることはできないので
望遠レンズを使わないカメラではこれが限界。

写真だけを見た人にはさっぱりわからないだろう。
実際の景色を見た私にもわからない。

天気が良いので、湿原を見るとぼーっと霞む感じがある。



さて、先輩はもう何度も北海道に来ているが
「ぴかぴかに晴れた摩周湖」を見たことが無いという。
 その先輩に、どうしても見てもらいたかった晴天の摩周湖。



もうね、絵葉書のよう。


私は威張って先輩に言う
「今回、晴れの摩周湖の手配はできました!」

私と友人Hは晴れた摩周湖しか見たことがないので
感動は先輩ほどではない。
しかし、何でもお天気が良いというのはいいことだ。





6月と同じ場所で記念写真。
違うのはメンバーだけでなく、暑い、ということだ。
 
コンプリートではなかったが、最後のミッションを終了し
バスは美幌峠を超えて女満別の空港へ向かう。





車窓から、途中のドライブインに
住み着いているというキタキツネを見る。
 
どうか、事故や猟銃になど遭わず、一生が過ごせますように。
 
 
 


美幌峠から見た絶景。屈斜路湖。

ドライバーさんはバス後方の人が写真を撮るタイミングに合わせ
スピードを落とし、カーブを曲がる。
前回も感心したが、彼はこういう気遣いが素晴らしい。
 
 


峠を越えると眼下には大平原(そうでもないか)



 

本州とは違う、畑というか土地の広さだ。
牧草がそよぐ。空港はもう目の前だ。

  
今回はメンバーが違ったが、これ以上ないほどの天気に恵まれた。
年配、という範疇に入る私たちのグループも
何事もなく、楽しい思い出ばかりで旅行が終了した。

空港でフライトを待っている間、先輩には
「また、ぜひお付き合いください」という
お礼(?)の言葉を謹んで申し上げた。
 
 
 
この旅行記は、友人Hから
「きちんとブログを書いておかないと、
 何年後かには、6月の旅行と記憶が入り乱れる恐れがある。
 だから、ぜひ詳細に書いてほしい」
と、申し入れがあったので、気乗りしなかったが
ほぼ同じ旅程と内容の記事を書いたのだ。


記憶が錯綜するのはいいとして
書く、という結構力の必要な作業を人に頼むからには
タダではちょっとね、次の旅行も付き合いなさいよ
と、友人Hには言っておこう。

  
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国後までわずか16キロの野付半島
地の果てと言われるトドワラ。




トドマツの枯れ果てた残骸のある場所までは
砂嘴を歩いていく。

両側が海の砂嘴
もちろん、舗装などしていない狭い道には
貴重な野生植物がある。

いちおう、調べてはみたが
間違っているかもしれない。
ネットには資料がほとんどアップされていない。
捜し方が悪い、と言われれば
はい、その通りです、と素直に白状する。
 
画像の下に書いてある花の名前は
まったくいい加減ばものなので、信じないで下さい。
あ、弟が訂正を入れてくれるかも(という淡い期待)
 
 
 
 
ハマフウロ? エゾフウロ?
  
  
 
  
  ナミキソウ? 葉っぱが違うかなあ。
  
  
  
 
 
ツリガネニンジン

 

 
 
 エゾツルキンバイ

 
 


ススキが風にそよぐ。

 
 
 
 
 ハマナス

 


ススキの原の向こうは海。
写真で見るとうすら寒く寂しいが
気温も高く明るいので、実はそうでもない。




前回とは違い、のんびりした気持ちの中で見る立札





エゾカワラナデシコ


 
 
キタノコギリソウ




ドトワラはすこしずつ海に沈み、やがては塩湿地帯になるという

 
 


ここもかつてはトドワラが見られた場所なのだろう。


 
 
  
  ミヤマアキノキリンソウ? これも葉っぱが違うかも。
  
   
 

ウラギク




秋の太陽が水面を穏やかに照らす。
 
 
 

セイヨウノコギリソウ
 
 


ハマナスの花の盛りは過ぎ
赤い実をつけていた。

 
 

ハマナスとその赤い実。


 
野付半島の花の盛りは、やはり7,8月で
生い茂る草の中にエゾシカやタンチョウがいたり
砂嘴の上をオオワシやオジロワシが飛び
浅瀬にはゴマフアザラシが顔を出したりするそうだ。

ああ、ぜひ、その季節に来てその光景を見てみたい。
願っていれば、もしかしたら叶うかもしれない。



ハマナスは、ニオイバラとも言うらしい。
歩を進める途中で風に乗って時折バラの香りがしていた。
えっ、ハマナス? まさか、こんないい匂いが?
と先輩と話しながら歩いたが
これも、行ってみないと経験できなかったことだ。

バラではあるが、清々しい若い娘さんを思わせて
カナで「ハマナス」と書くこの花にふさわしい香りだ
と、思ったんだ。
爽やかに2日目の朝が明けた(っけ?)
いや、違う。
早起きの得意な友人Hは5時頃起きて
とうにお湯に入っている。
私と先輩はそれぞれ目覚ましをセットした携帯のアラームで
もそもそと6時に起きだし
目を覚ますために風呂に向かう。

網走湖を見下ろしながらのんびりと風呂に入る。
朝食はおきまりのタラコやホワイトアスパラ
自家製ヨーグルト(たぶんカスピ海ヨーグルト)。

さあ、出発。
と、昨日から気になっていたことがあった。
バスのドライバーさんの名前と顔に見覚えがある。
一晩寝て、それは確信になった。
「あのう、6月4日からのツアーで添乗員が〇ツコさん
 ガイドさんが〇〇さんの時にも運転なさってましたよね?
 その時、私たち、お目にかかってます!」
「あ、覚えてるよ~。」

いや、もちろん私たちのことを覚えているのではなく
ツアーのことを覚えている、ということだ。
友人Hは、その時にドライバーさんに
シャッターを押してもらったという画像を見せるが
本人が写っていないものを、覚えているはずがない。

と、なんとなく盛り上がりに欠ける再会場面ではあったが
こういうこともあるんだね、と、気分は好い。
前回、彼の運転テクニックはあらゆる面で素晴らしかったのだ。
運転しない私でもわかった。
 
 
朝一番はオシンコシンの滝。

 

前々日までの台風と雨のせいで水量の増した滝。
水の飛沫がビシバシ飛んできて
いわゆる「マイナスイオンたっぷり」というやつ。

私は旅行前から風邪気味だったのがたたって
(こういう時に限って)目が腫れている。
ので、私の写真はアップしない。
ま、それはどうでもいい。


そして、6月は霧で何も見えなかった知床一湖へ。

 
 
うっひょーっ!
こんなだったのかぁ。

深いミルク色の霧で見えなかった景色はこれか。
そして高架木道という名前の意味も、やっとわかった。

ああ、お金では買えない天気というものの威力よ。
しかも、着ているコットンセーターを脱ぎたいくらいの気温だ。




水辺の草しか見えなかった知床一湖は、青空を映してぴかぴかだ。






同じ場所から後ろを振り向くとオホーツクの海。



 

記念に3人の写真を撮ってもらう。
それにしても私ってホントに小さい。



そして、6月には雪が積もっていたのでバスから出なかった知床峠



風は強いがそれほど寒いわけではない。

そして残念ながら後ろの羅臼岳は雲の中。
他はすべて青空なのに・・・
ま、それもまた旅の思い出、と割り切るしかない。



 

雲に覆われた羅臼岳の下には白樺の幹がこんなふうに。





峠を下っていくと国後島が見える。

晴れた日なので、前回より感動は薄い。
しかし、それは贅沢というものだろう。

標津の町で「三代鮭丼」を食べ
(画像は前回を参照のこと)
トドワラに向かう。

途中、6月と同じ海岸線を進むが
あの、キタキツネが並走し、オオワシが飛ぶ海とは
まったく違う場所のようだ。
海は穏やかで、キラキラと太陽を反射して光り
途中、ハマナスの赤い花と実が残る原生花園も
夏のような明るさだ。
そして、これもオホーツクの海の一面なのだ。


 

ここから1キロ半ほど歩いてトドワラに向かう。

今回の旅行では、ここが私のメインの観光地だ。
ここを歩くために無粋なトレッキングシューズを履き
野付半島の花を撮るために、ミラーレス一眼を持参したのだ。

なぜなら、前回ここを歩いた時に
お気に入りのエスパドリーユのジュート部分が剥がれ
コンデジで撮った花はすべてがピンボケだったからだ。



 

今日の記事ではこの写真をアップするだけに止め
次回でトドワラの花をアップする。

そして、ここも風は強いものの
薄着でじゅうぶん、という拍子抜けの陽気だった。





ネイチャーセンターでは、忘れずにコーヒー牛乳を買う。

先輩にも牛乳を強く勧め、友人Hはソフトクリームを試す。
ハマナスのソースがかかったソフトクリームの濃厚さは
さすが、牛飼いの町べつかいの!と思ったほど。


野付半島から宿に向かう途中
早くもタンチョウを見る。



いやー、良かった。
先輩のためにヒグマとエゾジカを用意するつもりだったのだが
手配が思うようにできなかった。
物足りないかもしれないが、タンチョウで我慢してもらうことにしよう。
 

 
この日の宿も前回と同じ阿寒湖のほとり。

私たちは、まず夕食バイキングで勝負。
延々と食べ続けた挙句、あまりにも満腹なものだから
腹ごなしに温泉街の土産物屋をひやかしに出かける。

木彫りの可愛いキタキツネのストラップやキーホルダーに散々迷う。
名前を彫ってくれるという甘い誘惑もあったが
思い入れのないものをもらっても嬉しくないだろう、と考えなおし
何も買わずに宿に戻る。

しかし、以前母に北海道土産でもらったキタキツネのクリップは
ここで買ったのだな、と見当がついた。

秋とは言っても、流石に阿寒湖畔。
宿に戻るころには指先も冷たくなっていた。

温泉を楽しむにはちょうどいい頃合で風呂に向かう。
いつまでもお湯に浸かっていられない私は
先輩と友人Hを残し、先に部屋に戻る。

全員が風呂から戻ってくると
夜も相当更けているのに気づく。

申し訳ない、と思いながら一番に布団に入り
電気が消えたのも気づかないほどあっという間に
夢の中に入った私だった。
(言い訳としては、風邪気味だった、ということで)

6月に道東とオホーツク海を見た感動が忘れられず
同じコースのツアーをメンバーを替えて巡ってきた。

今回は(いつもの)友人Hと会社の先輩と3人。

恐れ多くも先輩にリーダーをお願いし
私たち後輩はそれに従う、という楽な立場だ。
(ひどい)

出発は9月30日
一番迷ったのは服装だ。
しかし、私たちの心配をよそに
ツアー中は夏の名残を引きずった陽気で
Tシャツ1枚、あるいは半袖でも
十分なほどの気温と晴天だった。
ツアー同行者の日頃の行いがモノを言ったに違いない。


さて今回の出発ではちょっとした騒ぎがあった。
というのは、私たちグループの集合時間を
(私が勝手に)設定したにもかかわらず
私は電車に乗り遅れ、10分遅刻したということだ。
最近でこれほど焦ったことがあっただろうか。
いや、無い。

とりあえず、電車に乗り遅れた時点で連絡をいれたものの
10分の遅れというのは相当だ。
私だったら間違いなくムカつく。
乗り継ぎの間はタタタタと走り
羽田に着いたらほぼ全力疾走、とはいかないまでも
普通のランの時よりよほど速く足を運ぶ。
(そうでもしなかったら、待っている人に申し訳ない)
下手をすると15分以上の遅れになるところ
たまたま乗った電車が空港ライナーだったため
なんとか10分の遅れで到着できた。

今回は行きも帰りも女満別空港を使用。
前回のオホーツク紋別空港より、だいぶ大きい。
そして何より思ったのと違うのは、暑い。
周りが大平原でなかったら、九州あたりに到着したみたいた。

到着したのが女満別空港だったが、ツアーのバスは
前回と同じ紋別のバス会社だ。
添乗員さんもガイドさんも前回とは違う。


前回は最初に東藻琴の芝桜を見に行ったが
今回は天都山に走りの紅葉を見に行く。
空港からは40分程度の近場。





(展望台から)見える海はオホーツク。素晴らしい。
 紅葉は・・・ナナカマドが少し。

お天気もよく、綺麗な空気を存分に吸い込む。





拡大して位置関係をごらんください。



 

展望台を移動し、こちらは網走湖。






友人Hと私。
身長170センチの先輩が撮ると
このような上からの構図になる。





一方、身長154センチの私が撮ると
当たり前だが、このように低い。

ところで、私はパーカ、友人Hはコートを着ているが
実は手に持つのが嫌で羽織っているだけで
いずれも不要な気温なのだ。
実際、同じツアーの中では半袖率が高い。


そして、ここは流氷館の展望台なので
景色を堪能した後は(先輩の大好きな)売店も楽しむ。



 

流氷をイメージしたブルーの塩を散らした
キャラメル風味のソフトクリームは意外なほど美味しかった。
モザイクをかけるのが残念だった友人Hの満足そうな表情。



天都山の後はオホーツク海に面した海産物の店に案内される。



前回、北の海の寂しさと厳しさを感じた海は
明るく、気温も高いせいか、微妙に長閑と感じてしまう。
季節でこんなに違うとは驚きだ。

ここは冬になると流氷が着岸するのだ。
(適当にそう書いたが、違ったらごめんなさい)

前回、生ラーメンを大量に買い込み
重くて難儀したのを教訓に、私は試食だけでバスに戻る。


この日の泊まりは前回と同じ網走湖畔のホテル。
前回と同じく、夕食の前に露天風呂を楽しみ
食事処へ向かう。




詳細は前回の旅行記に載せたので割愛するが
この他に揚げ物、熱々のお吸い物、デザートがある。
ツアーの料金を考えると十分すぎる献立だ。



そして、このホテルで気に入っていることのひとつは
ロビーでのコーヒーが無料ということ。
1杯ずつ淹れるコーヒーで、これは相当にポイントが高い。

食後にはそのコーヒーを部屋に持ち込み
さらに夜の湯上りにもコーヒーを片手に部屋に戻る。
会社の噂話などの女子トークで盛り上がり
ばったりと眠ってしまった私たちなのだった。


始まるまでさんざん苦悩した今回の旅行記
やっと最終回でございます。

うう・・・と思いながら画像を編集していた日々。
でも、後になって読み返すと
自分でも楽しいし、忘れていることも多い。
記録として残すというのは正しいことなのだろう。




新しい楽しみを見つけたハワイイ滞在。

この歳になっても新しい発見はあるのだ。






ワイキキはの街はどんどん変わっていくが
一方で、頑なに変わろうとしないホテルもある。



 

いつ行っても絶対に期待を裏切らない店。
 
 
 


そういえば、シャワーツリーとプルメリアは満開だったのに
全然写真を撮らなかった。

プルメリアの香りというのは、日本でいえば
金木犀とか、沈丁花みたいな存在なのだろう。
風にのってプルメリアの香りが街中に漂い
それはそれは気持ちのよい空間に身を置いていた。



 

地域猫たちも、のんびりと暮らしているようで何より。





全然まとまりがつかないが
夕暮れのビーチとダイヤモンドヘッドの画像を
今年の旅行記の締めくくりにしたい。



あ、そうそう。

来年のことは風に聞いてもわからない、と思い
ホテル1階のジュエリーショップで
ピアスとペンダントを買ったんだ。



毎日、毎日、通る度にウィンドウを眺めて
ティアレのモチーフは珍しいし
昨年は来なかったし、と自分への言い訳にした。

いつものように
欲しかったから買った、ときっぱり思わなかったのは
来年のことはわからない、と思う年齢になったから、
なのかもしれない。


 
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自己紹介:
老後はミモザ館(やかた)の
女主人になることを夢見つつ
4匹の猫と暮らす。
(いつの間にか5匹に)
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