[PR]上記の広告は3ヶ月以上新規記事投稿のないブログに表示されています。新しい記事を書く事で広告が消えます。
7月に山梨に行った時は
まだ「桃の季節」とおおっぴらに言っても
全然差し支えなかったが
さすがにお盆も過ぎた今は
桃も終わりだと思う。
その時の画像を無駄にしないように
今のうちに山梨行きの記事を。
着いた時に出されたお菓子は
飯田の「みすず飴」
果物だけで作ったジャムをそのまま固めたようなゼリーだ。
と、塩饅頭。
ランチをご馳走になったレストラン「ゼルコバ」のエントランス
もちろん水は出ない。
レストランの中はこんな感じ。
冷やしたワインが乗っているテーブルなどは
すべてフランスから輸入したとか。
レストランの名前にもなっているケヤキの木。
樹齢何百年(くわしくは忘れた)とかいう
このあたりでも有名な木だったようだが
先日の強風で折れてしまった。
ワイナリーの葡萄はまだまだ青い。
お目当ての桃をいただきました。
普通の桃(という種類は無い)と果肉の黄色い桃。
真っ赤でツヤツヤしていて、トマトのように見えるが
きちんと桃なのだ。
黄桃。
とにかく、出荷、という言葉がぴったりするくらい
大量の桃と、畑でとれたての野菜をもらって
行きよりもかなり重い車になって帰ってきたのだった。
次回は緑の葡萄の時季を狙っている。
この島での最後の朝ごはんのために
部屋を出ようとして、何気なく海を見た。
ちょっと! こんなことってある?!
まるで作ったような展開に私たちは呆然とする。
それも、ダブル・レインボウ!
作り事だとしたら、あまりにも出来すぎ、で
こんなストーリー展開にはならない。
海からシェラトン・ホテルの方向へ。
虹はここから始まる。
すべてのことがしっくりと納まった、という思いで
さて、この気持ちにふさわしい朝食を。
たっぷりのアイスティーとハワイイの果物。
2枚のパンケーキには
マカデミア・ナッツとパイナップルが練りこんであるバターと
たっぷりのメープルシロップを添える。
お皿に乗っているパンは鳥に振舞うもの。
ニンゲンの朝ごはんがすんだら
鳥にも最後の朝ごはんを振舞う。
時折パラつく雨のせいで
ダイヤモンド・ヘッドあたりも、すっきりとは見えない。
ピンク・パレスも見納め。
そして正面を向く。
ああ、もう、なんと言えばいいのだろう。
この旅は、この瞬間にこの虹を見るために
計画されていたのではないか、と言い切っても
許されるのではないか、と私は思う。
また、来年だね、とお互いに顔を見合わせて
私たちは波乗りの島とサヨナラする。
旅の道順はすべて、この島の風に訊いた。
(いや、何もこんな夢見る乙女みたいなことをしなくても)
じゃ、また。
この島で道や行先に迷ったら
風に訊いてみるといい。
風が「あっちだよ」と示してくれた先には
ワクワクすることが必ず待っている。
ホテルの部屋にある フラ・ガールのスタンド。
置く場所がないが、1台欲しい。
クアロア牧場のビーチから見るチャイナマンズハット(島)
ここもカイルアと並ぶ風の強い場所だと思う。
ハワイイの昔話に「ラビット・アイランドの話」というのがある。
手前の、長い岩のような島は鯨の背中、ということだ。
こちらも「ラビット・・・」に登場するウミガメの島。
(実際は島ではなく、陸)
夕方、岩場に自生する海草を食べるリアル海亀。
このポーズを撮るには、忍耐とタイミングが必要だ。
カフクの有名はエビ屋台の脇のプルメリア。
土壌のせいだと思うが
落ちた花はワイキキあたりのとは違い
強く、長く香っている。
落ちている花を髪に挿して歩いていると
時々ハッとするような香りが鼻腔に入ってくる。
それは夜までも続いた。
ノース・ショアに入る道端にある、あまりにも有名な看板。
サーフィンをしているのは女性だ。
街の反対側の入り口の看板では
少年がサーフィンをしている。
最初は2箇所に看板があるとは思わず
人の部分を時々変えているのだろう、と
思っていた。
言われてみたらアリそうじゃない?
しかし、良く見たら看板の上の矢印の方角が逆だ。
タンタロスの丘から見たホノルル市内。
展望台まで行って眺めると、こうなる。
カヤックをしない代わりに、カイルアの裏手の山を途中まで登った。
ここは、軽い気持ちとビーサンで登ってはいけない。
きちんとスニーカーを履いて登ろう。
上りより下りの方が大変なのは、どこでも同じだ。
カイルアの商店街のウィンドウには
犬猫の里親会のポスター。
日曜日の夕方、ホテルのビーチサイドは
陽気なダンスパーティの会場になる。
深夜まで続く歌声と笑い声と歓声とダンス。
明日は月曜日なのに、と思うが
そうか、バカンスに来ている人たちには関係ないのだ。
ラナイから下のダンスパーティ会場を覗き
視線を海の向こうに移す。
そこには「夕陽に赤い帆」
♪ ラー・ララーラ・ラ~・ラ~ ♪ とあの有名な曲が聞こえて来そうだ。
島を抜ける風が教えてくれることは、いつも正しい。
予告:次回でこの漫然とした旅行記は終了です。
夜景で有名なタンタロスの丘に
昼間行ってみた。
なんと、意外な、嬉しいことが待っていた。
出会ったのは、定期的に当番で餌をやる人たちと地域猫。
偶然に餌をやっている人に会い、少し話をした。
(猫飼いの猫好き、という思いは全世界の共通言語だと思う)
全部で8匹いるらしい。
全員耳カットしてある。
猫たちは餌をくれる人の車を認識しているようで
「おなじみさん」の車が到着すると大騒ぎをして
歓迎の意を表す。
お腹がいっぱいの時でも行動は同じだ。
日本製の立派なカメラで撮った猫たちの写真も
見せてもらったりして。
私が出会った2人はお洒落なマダムだった。
この猫もそうだが、白黒ブチの猫も
白い毛は真っ白で、家猫であるウチの猫の方が
黄ばんでいるくらいだ。
小屋でもあるのだろうか。
とにかく、食と愛が充分のようなので安心した。
陽が沈んでまもなく、シェイブ・アイスでおなじみの店の裏手では
ここで世話になっている猫たちの夕食時。
彼らにはきちんとした寝場所と充分な食事が与えられている。
もちろん、きちんと耳カットもしてあるが
目にする猫の数は毎年増えているような気がするが
気のせいだろう。
こんな時間にここに来たのは、初めてなのだから。
でもまあ、ここには猫専用の一軒家もあるし
世話をする人も決まってるし、スポンサーもいることだし
私が下手に心配する必要はない。
まあ! ハンサムさん。
あれ? こんな猫、ウチにいたような・・・。
しっぽがフサフサで超美形な猫。
ドライフードの後にウェットフードも振舞われる。
みんな、猫のためにもココで並んでシェイブ・アイスを食べてね。
ハワイ一美味しいから。
さて、ノースショアでのお馴染みさんたちは元気かな。
あーっ、 いたいた!
お元気そうで何よりです。
キミ、大きくなったね。
この時は暑い昼間だったので縁の下にいたけれど
この猫は昨年、パタゴニアで見た猫だと思う。
アンタって、その特徴的な模様ですぐ判る。
変ってないようだね。
ハワイのユメも元気。 ああ、良かった。
この時は日影の縁の下で昼寝の最中。
このマーケットプレイスにも、きちんと猫の餌場があり
猫たちは耳カットがしてある。
冬のないハワイイの気候は、地域猫に優しい。
この記事の結句をどうしよう?
どうしよう、とは言っても
旅行者である私が言えることは、これだけだ。
とにかく元気で。 また逢いましょう!
昨年泊まったピンクパレスの中にあった
歴史を感じさせるパナマ・ハットの店 NEWT
今年も行ってみた。
ピンクパレスの正面玄関から入ると
ホテルの中にもNEWTのディスプレイがある。
ああ、もうホントに、なんて素敵な雰囲気なんだろう。
今年の一押しの男性用ハット
なんと、このリボンの部分が、全てびっしりと鳥の羽根。
大きさをきっちりと揃えて染めてあるのだろう。
しかし、2,3枚の羽ではなく、びっしりとリボン状に使うなんて
いったい誰が考えたのか。
この、女性用のハーフ・レースも素敵だが
昨年、私が息を飲んだ帽子とは少し形が違う。
この店のパナマ帽を愛した人は、世界中に数限りない。
帽子と一緒にディスプレイされている写真に、それが伺える。
若き日のクラーク・ゲーブルや
こちらは、パパ・へミングウェイか?
ハニー・ムーンでお越しになったらしい。
恐れ多いが、なんてお美しい妃殿下(当時)
いつまでもディスプレイに見入ってないで、と
実際の店の前に行ってみる。
商品の中にはアロハシャツも。
それがまた品が良くて渋いんだ。
後ろにディスプレイしてある男性用の
ハーフ・レースの帽子にも鳥の羽根。
もう、こんな帽子が似合う人がいたら
フラフラと付いて行ってしまいそうだ。
今年は、中に日本人の客が入っていたので
私も思い切って店の中に入ってみた。
店の中でカメラのシャッターを押すということは
この店の格と雰囲気が許さない。
これはウィンドウのディスプレイ
フル・レースとつばの広い女性用の帽子。
さすがにフル・レースの値段は見なかったが
優雅なつばの広い帽子。
これは、値段だけを考えたら買えないものではなかった。
いや、この帽子にこの値段だったら、と
私でも充分に買える値段だった。
残念ながら、東京に戻って被って行く場が無い。
この格調高い、素敵な帽子を
ただ眺めるだけのものにしてしまうのは
作った職人に対して申し訳ない。
なので、これは
私がもっと女を上げた時
胸を張って堂々と店に入り、凛とした振る舞いで
ためらいなく買うことができるまで、のお楽しみに
することにした。
最高級のモンテ・クリスティの帽子を被るのにふさわしい、と
自分が納得できるまで、女を磨くのだ。
待ってろよ、NEWT!
待ってろよ、ハーフ・レースの帽子!
04 | 2025/05 | 06 |
S | M | T | W | T | F | S |
---|---|---|---|---|---|---|
1 | 2 | 3 | ||||
4 | 5 | 6 | 7 | 8 | 9 | 10 |
11 | 12 | 13 | 14 | 15 | 16 | 17 |
18 | 19 | 20 | 21 | 22 | 23 | 24 |
25 | 26 | 27 | 28 | 29 | 30 | 31 |
女主人になることを夢見つつ
4匹の猫と暮らす。
(いつの間にか5匹に)