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11月23,24日は従姉の住む葡萄の里の「お子安さん」だ。
(子安地蔵の例大祭?)

昨年初めて行って、ご馳走があまりにも素晴らしかったので
今年は私から頼み込んで押しかけた。

例によって従姉作の目に毒なご馳走をご覧下さい。
ほんっと、私だけ食べてきて申し訳ない。
そう書かずにはいられないご馳走だった。


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「お着きのお菓子」(?)はこれ。

山梨の銘菓「黒玉」と芋ようかん。
黒い塗りの盆に黄色い芋羊羹と、色づいた庭の紅葉が映えて美しい。






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従姉の娘が上手に巻いた洋風巻き寿司。
中味は玉子焼き、カニかま、きゅうり、ツナ、プリーツレタス。





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従姉自慢のお赤飯。
ぜひクリックで大きくしてもち米の一粒ひとつぶの
つやつや具合を確かめて。






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私と夫の大好きな豚肉と牛蒡の八幡巻と伊達巻

なんだか巻物ばかりになっちゃって、と従姉は言っていたが
お祭りだからおめでたくていいのではないかしら。(意味不明)






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自家製の大根を使った煮物。
八幡芋、鶏肉、玉蒟蒻、人参は花形の飾り切り。
この家で作った大根が、シビれるほど美味い!





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ベビーリーフに塩胡椒、生ハムとカッテージチーズをのせて
ワインビネガーをかけたサラダ。
イタリアンレストランで出したら人気が出そうだ。
夏の料理教室の後に食べたサラダの何倍も美味しい。





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私も1品持参。
作る度に味と出来具合が違う、へなちょこの煮豚。




まだまだ、ご馳走がありますのよ。

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チーズと青紫蘇をササミ巻きフライ
(確かに巻いたものが多いわ)
付け合せのトマトの赤、オレンジ、黄色の取り合わせが
料理をいっそう引き立てる。




ずらっと並んだご馳走

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お腹が空いてる時にこれを見た人には申し訳ないと思う。




そしてデザート

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この家のデザートは昔から「寄せもの」と決まっている。

春は牛乳羹に苺、夏はペパーミント、今回はキゥイ。
私はこの家のこれが大好き。
食事の最後まで楽しみがある。

いや、これに限らずなんでも好きで楽しみなんだけど。



食べる以上に楽しいのは、みんなでご馳走の準備をすることだ。
それはまた次回に公開。




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このブログは食ブログではないが
私の場合、人三倍くらい食い意地が張っているので
いきおい、食べ物がテーマになると力が入る。

私の思いが乗り移るせいか、写真も食べ物に限っては
美味しそうに撮れるような気がする。

単に食べ物に対する気迫なのだろうか。



と、いうワケで、週末はおなじみ山梨の従姉宅で
昼ご飯をご馳走になってきた(違うって)

さて、今回は従姉が
あらかじめリクエストを聞いてきたので
夫がどうしても食べたい、と言ったものが食卓に上った。



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豚肉と牛蒡の八幡巻き。

これは、私も従姉の作ったものが大好き。
何でも上手に作る人だが、毎回感心しまう。




そして、私が大好きな

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ふっくらと焼きあがったお手製の伊達巻。

私はこの世の食べ物の中で上位5番目に入るほど伊達巻が好き!
もちろん今回作ってくれたのは偶然なのだが
このふっくらとした断面、見ただけでうっとりとしてしまう。
もう、売って歩きたいほどだ。


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庭の葉蘭をお皿に敷いて、南天の葉をあしらい
このように彩りも美しく盛り付け。

あー、私も見習わなくては。




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旧家に代々伝わる漆器に八幡芋の味噌煮。

青柚子のすりおろしたものを茶筅でハラッと一振り。
オクラの断面も美しい。
まるで懐石料理のような盛り付けだわ。




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お刺身もたっぷり。




そして、ちらし寿司。

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私だったら、表面に錦糸玉子を散らしただけで満足してしまうが
さすがは従姉だ。
さらに、皿には葉蘭が敷かれ、蒲鉾、イクラ、三つ葉が美しく散らしてある。
ここまで手をかける、というか考えることは私には不可能だが
今回は勉強になった。
ま、私が作るときには助手を調達しようと思う。




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まあ! なんて美しい。
月並み過ぎるがお花畑のようだ。


たらふくご馳走になっただけでなく
自家製のピオーネのジャム、桃の瓶詰め、梅干
栗の渋皮煮、そして何種類もの葡萄を山のように
お土産にもたせてもらい、帰宅したのだった。

(画像はぜひ、クリックで大きくしてごらん下さい。)




新栗の季節だ。

今年はどうしても食べたいものがあって小布施に行った。



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小布施堂本店



この本店と姉妹店「蔵部」でしか出さない「朱雀」

しかも9月16日~10月中旬まで。
時間は9時~12時
さらに、予約、持ち帰り不可
「栗の状況によってはお出しできないことがございます」という。

なんでも、その食べ物は
採れたての新栗を蒸して素麺状に裏ごししたものを、栗餡の上に
ふわりと盛ってある、らしい。
新栗の繊細は風味を損なわぬよう、注文を受けてから栗菓子工場に
取りに走る。
栗の郷にあっても、新栗の仕込み期、仕込み場界隈でのみ味わえる
究極の味。砂糖も何も加えず、栗そのものを味わう、というではないか。

これは食いしん坊の私としては食べずにはいられない。

いくら「栗の状況によってはお出しできない・・・」とは言っても
まさかこの栗シーズン真っ盛りの土曜日、朝一番に行ったら
食べられないことはあるまい、と思い、朝の9時めがけて小布施に行き
朝ごはんも食べずに、小布施堂本店に直行した。

それでも、私が入店したのは9時半だったが、既に30人ほどの人が
入っていて、私たちは空いていた最後の1テーブルに着いた。

そしてあたりを見回すと、例外なく全員が「朱雀」をもくもくと口に運んでいるのだった。

こんなにたくさんの人が注文したのでは、私の分の朱雀が
なくなってしまうのではないか?と心配したほどだ。

さて、店の一番奥の落ち着いたテーブルに案内されて
店内をキョロキョロ見回すと


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(これは食べ終わってから撮影したので客が帰った後)

椅子も証明も凝ったオシャレなもので
店内にはバッハのピアノ曲が流れている。




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テーブルの上の照明には和紙の貼ってあるスタンド。





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スタンドの下の敷物は龍村だ。 さすがだわね。

落ち着いたモダンな店内に、期待は嫌が上にも高まる。




さて、そうこうしているうちに「朱雀」が運ばれてきた。

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抹茶とのセットで1050円。

覚悟はしていたが、あまりの栗の盛りのよさに
ちょっとドキドキする。




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ガラスの箸置にも、銀のスプーンの中にも栗の模様が。

銀のスプーンは素敵なのだが、これで栗を食べるとぼってりと厚いため
私は食べ難い。 もちょっと考えた方がいいと思う。


さて、素麺状の栗を口にいれると・・・栗そのもの。
モンブランのようにバター、砂糖もクリームも入ってないため
もさもさっとした感じだ。




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箸をまん中に入れて、栗餡に素麺状の栗をまぶして食べると
とても美味しい。

だが、栗餡に対して、味のついていない素麺栗が多すぎる。
小布施の新栗で、それもここ小布施堂でしか味わえないと思うと
ありがたくって、残さずに食べようと思うのだが
お茶、あるいは抹茶がなくてはだんだん辛くなっていくる。
もちろん、口数も少なくなってくる。



ついには

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なんと、この食い意地が張っている私が残した!
これ以上は到底無理だ。

周りの人は全員残さず平らげている。
みんないったいどういう胃をしているのだろう?
不思議でならない。
やはり朝食の代わりに食べたのだろうか?
それにしても1皿全部とは・・・。

道理で、店内が静かだったのは落ち着いた雰囲気というだけでななく
客がひたすらに栗素麺を食べていたからか。

この私が注文したものを残した、という屈辱感はあったが
同時に「残すほど充分に食べた」という妙な満足感もあった。


     栗の菓を飽くほど食べてまた来年    椿


この「朱雀」 2,3人で1皿を注文することをお勧めしたい。
そのくらいの量だと、最後まで美味しく新栗を味わえると思う。


この時季の安曇野一帯の私の印象は
「黄緑色の田んぼ」 だ。

だいたいここらへんをドライブするというのは夏が多いため
稲の穂が少し出たくらいの田んぼが黄緑色に見える。
そして、それがずーっと広がっている。

余談だが、私の祖母の名前は「穂見」(ほみ)という。
農家だった祖母の父、つまり私たちの曽祖父は
当然、毎朝田んぼを見回っていた。
その年、初めて稲に穂が付いたのを見た日に祖母が
生まれたので「穂見」という名前をつけた、らしい。

穂見さんの誕生日は8月13日だから、その頃に穂が付く
というのは、ちょっと遅いのではないか、という心配がある。
祖母の生まれた年は冷夏だったのだろうか。

とまあ、安曇野の黄緑色の田んぼを見ると必ず祖母のことを
思い出してしまう。
それは祖母にとって幸せなのか、余計なことなのか。
若い時分に「小町」と言われていた穂見さんが亡くなったのは
もう37年も前のことだ。

と、私は毎度余計なことばかりを書きすぎる。


この週末に安曇野のTという蕎麦屋で昼食を食べた。

安曇野の蕎麦屋は、どこに入ってもそれほどのハズレは
ないと思うのだが、田んぼの真ん中の、普通の民家が
そのまま蕎麦屋になっている外観が、いかにも、で
思わず入ってしまった。

結構有名な蕎麦屋のようだ。

普通の家の座敷に通される感じ。


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箸置きは、ただの小枝のようだが
黒文字の木かもしれない。

店内にはジャズが流れている。
ごくごく普通の農家の作りの蕎麦屋にジャズ・・・。
不思議、というよりも、なんか可笑しい。


私は天ぷらとざる蕎麦を注文。

天ぷらは今が旬の夏野菜だ。

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さつま芋と赤い肉厚のパプリカ。



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茄子の右隣はズッキーニ。
上の緑色のものはアスパラガスとインゲンの巨大なもの。
(名前がわからない)



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南瓜もほくほくだ。


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旬の夏野菜にはすごいパワーがあると思う。
さっくりとした衣に包まれた野菜を口に入れると
ほこほこした歯ざわりと、甘い水分がいっぱいに広がる。
「あぢぢぢ・・・」 舌がヤケドしそうだ。

この天ぷらを食べられただけでも、ここに来た甲斐が
あるというもの。

だけど「塩で召し上がって」などと言うのは余計だわ。
私は邪道と言われても、蕎麦つゆを付けて食べたいのよ!


さて、肝心の蕎麦

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安曇野の清流の水で茹で上げ、さらした蕎麦。

画像がないのが残念だが
薬味にはもちろん安曇野の山葵が添えられている。


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私は特別に蕎麦が好きという訳でも、通でもないので
この蕎麦についてあれこれ言うことはない。

蕎麦より天ぷらの方が美味しかったかなー。



しかし、私の場合、食べ物の写真に迫力がある
(と自分では思っている)のは、私が食べ物に
人一倍の執着心を持っているからに違いない。

愛とはまた違った感情だわ。



お楽しみのランチは料理教室と同じ場所。
(いや、レストランを料理教室に使った、と言うのが正しい)

テーブルと椅子をセッティングしている間、参加者は

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緑濃いぶどう畑を見渡せる一軒家レストランのテラスで


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シニアソムリエの、ぶどうとぶどう畑とワイナリーの話を聴く。

雨じゃなくて良かった。


さて、いよいよお待ちかねのランチ。

小野リサのボサノバが流れる中で、ソムリエがオリジナルの
カクテルを披露。

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洒脱な楽しいトークも肴のひとつね。




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今、真っ盛りの桃とスパークリングワイン、ヴィネガーを
使ったカクテル。
グラスに飾った桃の美味しかったことと言ったら(笑)

他にも、食事の間には「南野呂」の甲州とマスカットベイリーAが
ふんだんにサービスされた。
飲めないということが、本当に残念でならなかった私。



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ワインヴィネガーに漬け込んだキュウリ、パプリカ
茗荷のピクルス。



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先ほど作ったクリームチーズのディップも
グリーンのガラスの器に涼しげに盛り付けられて。



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赤い胡椒とローズマリーをあしらった豚肉のリエット。

煮ただけのものを食べた方が良かったんじゃないか、との
陰の声もあり。(言ったのは私と従姉だ)



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各種ディップは、レストラン自家製の天然酵母のパンに良く会う。

ぶどうパンには5種類のぶどうが入ってるとか。
私は噛みしめ系のパンが好きなので大喜び。



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箸袋のイラストもワイナリーらしく、ぶどうの葉っぱ。



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野菜とゆで玉子のサラダ。

めいめいが塩、胡椒、ワインヴィネガーを好みで使って食べる。
ワインヴィネガーが美味しいので、オイルがなくても
(生野菜嫌いな)私でも十分にいける。




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記事にはしていないが、教室で作ったガスパチョを
グラニテにして、ラタトゥイユに添えて。

なんでも、これを食べながらペティヤンを飲むと
すっきりした味のペティヤンが甘く感じるとか。

私は似た野菜は好きなので、冷えたラタトゥイユを
あっという間に平らげた。
(これに限らず、なんでも食べるのは早い)



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ぶどう畑で炭火をおこして焼いた、鶏肉
富士桜豚のソーセージ、ぶどう葉包み。

つけ合わせの野菜もすべて炭火で焼いてあり
青々としたぶどうの葉の上に盛り付けられいる。



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さきほど、料理教室で夫が混ぜた
ヴィネガー入りサルサソースをかける。

炭で焼く、ということは、食べ物に素晴らしい風味を付ける
ということを認識した一皿だった。



締めくくりは、今が旬の山梨名産の桃を使ったデザート。

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一宮の旬の桃&桃とバナナのスープのデザート。
これも隠し味にワインヴィネガーが使われている。

仕上げにコーヒーがなかったのが残念だが
すっかり満腹になった私たちは、自分たちで作った
茄子のディップと豚肉のリエット、40年ものの
ワインヴィネガーをお土産にもらい
ほくほくと帰宅したのだった。



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