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ウチのミモザが、今見ごろだ。
ゆっくり起きたし、休日だし、朝昼兼用に花巻を作ろう、と
思い立った。
粉を煉って成形して、最終発酵はお湯を張った蒸し器に
10分放置。
全然膨らんでない。 だが20分放置しても大きさに変化がないので
エイヤッと蒸しに入った。
10分ほど蒸せば、この前作ったくらいの大きさに膨らむに違いない。
じゃ、その間に、と
ミモザ館にはほど遠いミモザや、咲き始めの沈丁花を撮影した。
朝、何も食べてないので、かなりお腹も空いた。
さあ、そろそろ花巻が蒸しあがった頃だ、と
家の中に入り、蒸し器のフタを開けた。
なんと、そこには衝撃の花巻が!
えっ・・・(絶句)
この、すいとん、あるいは讃岐うどんを丸めたような物体は?
どうして膨らんでないの? イースト菌もきちんと入れてるし
古い材料も使ってないし・・・。
失敗したものなど見たくもなかったが、それでも口に入れてみた。
ぐちゃっとしていて、びっくりするほどしょっぱい。
この前作った時、こんな味じゃなかった。
どうして?
もう、これを私が作ったとは言いたくない。
作ったのはマイクママです、と言いたい。
腹ぺこではあったけれど、失敗したままで終わるのは
あまりにも悔しいので、作り直すことにした。
レシピをよくよく読み直してみたら ええっと、小麦粉100グラムに
塩は1グラム・・・あらっ?、5倍の5グラムも入れてた!
「小さじ1杯の5分の1」、の「5分の1」を見落としていた。
5倍の量の小さじ1杯を景気良く入れたのだ。 塩っ辛いはずだ。
砂糖が多いならイースト菌も膨らむだろうが
塩が5倍も入っていたので、膨らむ許容範囲を超えたのだ。
きっと・・・たぶん。
さて、気を取り直して再度粉を煉る。
今度は塩の量もきちんと1グラム。
成形して、お湯を張った蒸し器で最終発酵させる。
ん、今度は大丈夫だ。
この段階で、さっきの蒸し上がりよりも大きく膨らんでいる。
少しほっとして蒸し器を火にかける。
10分経過。 フタを開けた。
よかったぁ、きちんと膨らんでる!
今度は最初に作った花巻よりも膨らんだ。
そして、レシピに「放置する」と書いてあるのは、ただ放っておくのではなく
濡れ布巾などをかけて「発酵させる」ということだったのだ。
と、レシピをあっちこっちひっくり返しながら読んでわかった。
今回は、形を作っている時も今までとは手触りも違って
ふっくらした感じだった。大きさも違っていた。
形もまあまあ、何も付けずにこのままで充分に美味しい。
時には失敗も必要。
人生もそうだが、成功してばかりではつまらない。
ニンゲン、反省しながら成長していくのだ。
それにしても、これは今までの菓子作り人生で最大の失敗だ。
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もちろん、今まで作ったことはない。
だから、いまいち要領良くないのはしょうがないことだ。
小麦粉、白玉粉、砂糖、紅麹パウダーで色をつけた
生地をフライパンで焼く。
一番弱い火で表面を乾かすように焼く。
この前に、オリジナル桜餅用の白い皮を
10枚焼いていたので、コツがつかめてきた。
薄焼き玉子の要領だ。
オリジナル用、白い皮。
大きさも焼き加減もまちまちで、この画像を載せるのは
ちょっと、と思ったのだが、勇気が湧く人もいると思うので。
この時はタネの量、火加減、裏返すタイミングが
手さぐりだったため、2枚も失敗した。
よっぽど全部捨てて焼きなおそうと思ったのだが
材料も時間ももったいないので、不本意だが
このまま使おうと決めた。
次はもっと上手に焼けるはずだ。
これはもう、自分で言うのも何だが、なかなかだ。
前世は桜餅職人だったのかもしれない。
オリジナル用の桜あん、普通のこしあんを丸める。
ピンクの皮を桜型で抜いたものはオリジナルの飾り用だ。
丸めたあんを皮にのせ、はしからくるくる巻く。
この後に、塩抜きして水気をペーパータオルで拭いた桜の葉を巻く。
椿オリジナルの桜餅。
白い皮で桜あんをくるみ、ピンクの桜をのせる。
ピンクの桜あんが透けて見えるのを期待したが
皮が下手くそだから、ダメだ。
オリジナルは桜あんを使っているので
桜の葉っぱ使わない。
その代わりに型抜きした桜を使う。
関東風、長命寺系の桜餅。
桜の葉っぱで巻くため、皮が下手でもごまかしが効く。
こちらの中味はこし餡。
残りの桜あんとこし餡は、冷凍保存した。
この桜餅は、比較的簡単に作れることが判ったので
今年の桜の季節の客人は否応なしに、この桜餅で
もてなされることになる。
弥生3月、雪が降ったりはするものの
空気がなんとなく春めいてきたので
和菓子を作ってみる気になった。
お正月の伊達巻、先日の花巻あたりからの流れか
あるいは、ひな祭りにやたらあちこちのブログで
ピンク色の和菓子を目にしたせいか。
思い立ったら行動は早い方だ。
昨日はさすがに雪が降っていたので
まっすぐ家に帰ったが
今日は幸い天気も回復したので、帰りに
新宿に寄り道して、製菓材料専門店で
あれこれと買い揃えてきた。
小麦粉とこの白玉粉で皮を焼く。
石臼びき製法の極寒製白玉粉。
思っていたより高い。
小麦粉と白玉粉にこれをほんのちょっと混ぜて色を付ける。
天然の紅色粉なんて初めて見た。
そこらへんで売っている食紅と値段が変らないので買ってみた。
ほんのり朱色っぽいピンクになるのだろうか。
こしあんと桜あん
このこし餡は、食べると「雷に打たれたような・・・」気持ちになるほどの
ものらしい。 本当だろうか。
餡だけ食べても美味しいということは、作る前から成功が約束されて
いるようなものだ。
さくら餡とはどんなもの? と言う方のために
こういうものです。
塩漬けの桜の葉っぱ。
これらの材料を使って2種類の桜餅を作る。
1つは私のオリジナルだ。
オリジナルの桜餅に必要なものがこれ。
桜の抜き型
職人が作ったという桜の抜き型を買おうとしたら
なんと、鬼スダレよりも高かった。
いくらなんでも、桜の抜き型ひとつに1,800円も出せない。
たしか、クッキーの抜き型が私の製菓道具の中にあったはずだ、と
ゴソゴソ探したら、 あった。
理想はもう少し小さいのが良いのだが、素人なのでこれで充分。
この抜き型は、たぶん私が高校生の時に買ったものだ。
私ったら、変なところで物持ちがいいのね。
ま、とりあえず皮を焼いてみて、その出来具合で
餡や葉っぱを使うかどうか判断しよう。
食べる物を作るのが好きなのは、どうやらそういう血筋らしい。
(もちろん例外もいるが) 良い例は山梨の従姉だ。
そして、凝り性なのも、どうやら血筋らしい。
以前にうっかり
「マカロンとダックワーズ、ビスコッティが好き」
などと書いてしまったものだから
(おまけに、このどれかをもらうと機嫌が良い、
とまで書いた、あーあ。)
最近のいただきものは、その手のものが多い。
メレンゲ系のお菓子勢ぞろい。
いや、好きなので、ふふふ、と笑ってしまういくらい嬉しい。
もちろん独り占めだ。
画像はないが、先日お料理を一緒に作ったアンナちゃんから
「シダレサクラ」という桜の花と葉入りの、ピンクと白のダックワーズが
献上された。
こんなに一人で食べて大丈夫なのだろうか。 体重が。
讃岐の名産、「研ぐ」と言われる作り方の和三盆の打ちもの。
薄い黄色、白、ピンク。 扇面には松竹梅。
桜の花とつぼみ、若葉。
日本に生まれて幸せだ、と思うのはこういう美しいものを
目で眺め、口に運ぶ時だ。
舌にのせるとすっと溶けて、滋養のある甘味が喉に滑り込む。
この時季、何と言っても一番元気な色を放つのは
赤いイチゴだ。
牛乳豆腐にもミックスフルーツの缶詰ではなくて
生のイチゴを使う。
見るからに生き生きして、元気いっぱいな感じだ。
まだ小粒のものは少し酸っぱいが
路地ものが出てくると、不ぞろいのイチゴでも
美味しくなる。
4月いっぱいは生で食べ、連休頃はジャムにして
ギリギリまで楽しむ。春を惜しんでいるのかもしれない。
春は気持ちが何となく浮き立つ季節。
元気な彩りの食べ物からは元気をもらう。
桜が咲くまで、あと少しだ。
餃子の包み方は人によって様々だが
「これは・・・!」と感心した包み方があって
その包み方を教えてもらった。
とても美しい包み方なので、ぜひ挑戦を。
餃子の皮は大判を使用。
あんを餃子の真ん中にこの程度。
(ピンボケだ)
皮のへりに沿って丸を描くように水をつける。
このまま、ヒダを取らずに折りたたみヘリを押える。
たたんだ皮の上側(半円形)にまた水をつける。
水をつけたヘリを片側から折り、ヒダを寄せていく。
はい、このように包んでいきます。
まるで、お店で食べる「点心」のように美しい餃子のできあがり。
たたんだヒダは、まるで白いブラウスのフリルのようだ。
上から見ると、ごちら側にも均等にヒダが寄っている。
こんなに美しく包んだ餃子を見たら、食べる人も
感激すること請け合いだ。
さあ、この週末に包んでみましょう!
私はこの時は写真を撮っただけで、包むのは他の人に任せ
花巻を作っていた。いや、言い訳だが。
そして、みんなが帰った後で、残ったあんで(こっそり)作ってみた。
・・・全然上手く作れなかった。
時間がかかっただけだった。
なので、この包み方は他人に任せて
私は別の作業をするのが効率的だ、という結論を出した。
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椿
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自己紹介:
老後はミモザ館(やかた)の
女主人になることを夢見つつ
4匹の猫と暮らす。
(いつの間にか5匹に)
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