忍者ブログ
05

1 2 34 5 6 7 8 9 1011 12 13 14 15 16 1718 19 20 21 22 23 2425 26 27 28 29 30 31
×

[PR]上記の広告は3ヶ月以上新規記事投稿のないブログに表示されています。新しい記事を書く事で広告が消えます。


最近の到来物で、感心したものがあった。

6cd62551.jpg

緑茶に乾燥した栗がブレンド(?)してあるお茶。

淹れると栗の甘い香りが漂う。
味は紅茶と緑茶の中間のようだ。
2煎めを淹れ終わって、急須に残った栗のカケラを
口に入れると(入れるなって)ほんのり甘い。

微妙な立場のお茶だが、それゆえにケーキにも
煎餅にも、羊羹にも合う。
不思議な味わいの美味しいお茶だ。




9b0a82b9.jpg

これは刻んで煮たりんごと白あんを寒天で固めた
羊羹のようなお菓子。
秋から冬への入り口の今にぴったりの和菓子だ。


そして最近思い出したのだが
実は私はビーズ職人ではなくて、ケーキ職人だったのだ。
前世がそうだった、というのではなく、ケーキ作りが好きで
ずーっとマメに作っていた。ところが、家を引っ越して
オーヴンが変って以来、この3年ほど、何も作っていなかった。
しかし、この夏、スコーンを作ろうと思ったのをきっかけに
ハッと我に帰り(?)またケーキを作り出した、というわけだ。




8e84bfd2.jpg

そういうわけで、ラップで包んであるが、フルーツケーキと柚子のパウンドケーキ。

柚子のケーキは生地に柚子茶を混ぜ込んだ。
フルーツケーキの中身は、私がカルバドスに漬けたドライフルーツだ。
これも、だんだん手順を思い出してきたので、粉を計ったり篩ったりの
作業が早くなってきた。




4a619001.jpg

今、自分の中で気になっているのがロールケーキだ。
どうも、スポンジに塗る生クリームの量が多いようで
2回作って2回とも。巻いている途中出クリームがはみ出て
難儀した。
これはコーヒークリームのロールケーキだ。
紙を外した写真は撮れない。 見た目がちょっと。
だが、スポンジには洋酒の入ったシロップを塗ってあるので
ほとんど甘くない苦めの生クリームとスポンジのバランスが
絶妙で、大人のロールケーキになった。

いや、これも自分で言うのは何だが、味だけは良かった。
今度からクリームの量は少なめに。そしてはみ出たクリームは
全部ヘラで取り除けばよいのだ。
どうして、作っている時にそれを思いつかなかったのだろう?!




9f492865.jpg

バターやクリーム系のお菓子をテーブルにのせると
すっ飛んでくるのがこの猫だ。

飼い主は絶対にくれない、ということを認識しているので
いちばん甘い顔をする客人に迫る。
餌食になるのは大概、妹分のT子だ。


PR

フランスからヌーヴォーが到着し、成田で
検疫をしている記事が新聞に載る季節になった。

国内ももちろん、新酒の季節だ。
ご存知のように、私は下戸なのだが山梨の従妹(妹の方)の
ご主人が、山梨の醸造メーカー、Lの工場長なので
従姉一家、私と夫で(台風の中)行ってきた。


0b5c5076.jpg

入り口でチケットを買うと、ワイングラス、ノベルティのボールペン
袋に入った天然酵母のパン1切れ、チーズ2種類の詰め合わせが
手渡される。
このワイングラスに好きなワインを注いでもらい、終日飲み放題
というわけだ。
食べ物はチケットを購入し、模擬店でチケットと引き換える。



9c5495cd.jpg

台風の影響で雨風が強いので、工場内に模擬店やテーブルが並ぶ。
今年は開始前から列ができるほどの盛況だったようだ。
壇上ではLの社長の挨拶中。




a6bcee71.jpg

夫は喜んで、あれこれと飲んでいたが
私は「甲州」ブドウの絞りたてをもらう。
絞りたてのブドウ果汁というのは、独特の渋みがある。

この後はヴィネガーで作ったドリンクをもらう。
こういう時は下戸なのが残念だ。



食べ物は

4422b3ae.jpg

山梨らしく「ほうとう」
寒かったせいもあるが、これはかなり美味しい。



c1a40823.jpg

ラクレット。
スイス料理だが、こういう場であるのは珍しい。



ada7093c.jpg

従妹の長男も借り出されて、から揚げとポテトのブースで
にこにこしながらお手伝い。
もちろん、工場長の妻である従妹も受付でチケットを売ったりと
忙しい。



46cd0ff8.jpg

売っていたのはコレ。

東京の大学に来ているのだが、このために
呼び戻された?らしい。

やはりワインメーカーの一番のイベントは
この新酒祭りのようだ。
社長夫人もスタッフとして、ゴミを集めて回る。
大変だわあ。


453960fd.jpg

甲州牛のステーキ。
少し冷めても、肉が柔らかくて驚いた。

先ほどのラクレットと、このステーキは、ワイナリーに併設の
レストランのシェフが作っている。
普通の模擬店とはやはり感じがが違っている。

他にも富士桜ポークのソーセージの炭火焼なども
あったが、寒くて(?)写真を撮るのを忘れた。


天気もよく、暖かければもっとゆっくりしたかったところだが
台風の影響の雨と風で寒かったので、早々に引き上げた。



従姉の家に戻っても、美味しいものが待っていた。


4be416df.jpg

従姉特製ちらし寿司

いつも思うのだが、酢の加減と中の具の味付け
錦糸玉子の具合が申し分ない。
やっぱり、持って生まれた天分なのだろう、と
感心する。


この後は、従姉のご主人と夫が温泉に出かけ
私たちはお茶を飲みながら、カオルの君のDVDを観て
きゃあきゃあと喜んで過ごした。

それでも、台風が心配なので早々に引き上げてきたが
雨風は強かったものの、おかげで高速道路は空いていて
楽に家に戻ってきた。

しかし、食事の時間でもないのに、私たちが一日出かけて
家に戻ると、猫がいっせいに 「ご飯~!」 と騒ぎ立てるのは
何故なのだろう? 



昨日、日曜日は、仕事で知り合ったお友達を
お招きしてのアフタヌーン・ティ。

ティ・スタンド上段のケーキをお客様に依頼。
私は2段めと3段目を用意した。

f23b69ec.jpg

サンドイッチは、玉子、きゅうりとトマト、パストラミハムときゅうり。

パストラミにはマスタードを効かせ過ぎ、きゅうりとトマトのは
マヨネーズ味が少し薄かった。
私はもう少しマヨネーズの味がした方が好みだ。
今回は耳をあらかじめ切り落としてあるパンを使ったため
切り口が揃っていて、見た目には申し分ない。




ab462184.jpg

ドライフルーツと胡桃いりパウンドケーキ。

洋酒漬けドライフルーツの量が、気持ち少なかったので(この前使ってしまった)
新宿の製菓材料店Kでドレンチェリーとスペイン産バレンシアオレンジミンスを
調達してきて使用。 
赤が入ると色どりはキレイだが、いちじくのぷちぷちした食感が
ほとんど感じられなかったのが惜しい。





1a202ced.jpg

スコーン。
これはもう、お手のもの。(そんなことを言っていいのか?)
今回も満足のいく焼きあがりだ。




91d6e564.jpg

お客様にお願いしたのは
「タルトっぽいもの、とモンブランのようなもの」

ブール・ミッシュの系列店のベリーのミニタルト。
小さくて可愛らしくて、アフタヌーン・ティにぴったりだ。





ca0574b4.jpg

ミニ・モンブランの土台はメレンゲを焼いたもの。
サクサクした歯ざわりが驚きで、濃厚なマロンクリームと
マッチしている。




1357d2b0.jpg

アフタヌーン・ティ・スタンドにはこのように盛りつけた。

今回、お客さまが1人だったため、ティーカップとソーサー
ケーキ皿はミントンのものを使用。
これもバブルの頃に購入したものだ。





お客様は、普通サイズのケーキもお土産に持ってきてくれた。
私の希望でジェリーみたいなもの、とモンブラン(また!)と
いうのを忠実に調達してくれたのだ。


3f987bb6.jpg

薄いグリーンのクラッシュゼリーはライムの味。
中にはオレンジとピンク・グレープフルーツ、梨のコンポートが
1房ずつ入って、赤いゼリーはグレナデン・シロップと赤ワイン。
プルプルとろとろのゼリーは私好みの固さで、大満足。





8fd80014.jpg

こちらのモンブランの土台は、サクサクしたショートブレッド風。
薄いダークチョコレートのほろ苦さが、マロンクリームや
生クリームの風味をよりいっそう引き立てて、感心する。

栗のお菓子を食べると、秋だなあ、と思う。
モンブランを食べるのは秋に限る。

そして女性客をもてなすのに、アフタヌーン・ティは
格好のものなのだ、と認識した。
スコーンさえ焼きあがってしまえば、女主人は紅茶に
気配りをしていればいいのだから、楽だ。

これからの客人は、しばらくはアフタヌーン・ティで
もてなされることになるだろう。
ちょっとお気の毒さま、ではあるが。







渋温泉に泊まる時には、小布施でランチ、という
お楽しみがある。

ところが生憎のお天気にもかかわらず、小布施は
まあ人の多いこと、多いこと。

栗菓子を買う店も行列ならば、レストランもすべて行列。
お目当ての傘風楼などは店の外まで人が並んでいた。
このままでは、ランチにはありつけない、と思い
行きがけに見つけた、町営駐車場のお向かいの
フレンチレストラン「風水楼」に駆け込んだ。

値段設定も少し高めなこと、とメインストリートから
かなり外れている、ということもあって比較的空いていた。
客の年齢層はかなり高く、私たちが一番若いくらい。
60~70代くらいの人がほどんどだ。

フロアに通される前に
「お時間は大丈夫ですか?」と聞かれたので
きっと、コースの品がゆっくりと運ばれるのだろう、と
思ったが、それもあって年配の人が多いのかもしれない。

店内は大正のレトロモダンをイメージしているようだ。
ウェイトレスは大正のカフェー風な着物とエプロンで
なかなか趣があっていい。


8214f672.jpg

水の入ったワイングラス。




6235d94c.jpg

ナプキンには風水楼の紋が金糸で刺繍してある。




1101e6c9.jpg

テーブルの上にはピンクの竜胆。




私たちは、前菜、メイン、デザートのライトコースをチョイス。
(それ以上になると、ランチのお値段としては相当お高い)


02fab12f.jpg

前菜、旬の秋刀魚のムース。

プチトマト、オクラ、玉ねぎのみじん切りが散らしてあり
2種類のソースが添えられている。
もともと秋刀魚は独特の臭みのある魚だが
玉ねぎと、このソースを付けて口に運ぶとガラリと
味が変るのには驚いた。

こういうことを言うのはどうかとも思うのだが
そのままで食べると、アニモン缶のような匂いと
味(?)が鼻に抜ける感じがしたのだ。
秋刀魚は好きだが、これはいまいち得意ではない。




8ab1b69a.jpg



メインは肉か魚をチョイス。

これは私が選んだ鯛のムニエル 秋野菜のソテー添え。
素材の味は申し分ないのだが、ソースがカレー風味だったのが
私には、ちょっと。
私はカレーは大好きだが、カレー風味のものは好きではない。





902417d9.jpg

こちらはバラ肉のソテー 秋野菜添え。

ソースはこちらの方がずっと美味しそうだ。
添えられている野菜は茄子、いんげん、さつまいも
かぼちゃ、ジャガイモ、ゴーヤ、赤いパプリカ。

フレンチはさすがに重く、パンをおかわりしたせいもあり
もう満腹だ。





d0f0bd8c.jpg

お楽しみのデザート

温かく軽いスフレ(?)の中には、栗の渋皮煮がまるごと入っている。
これは美味しい。
添えられているチョコレートアイスクリームとオレンジ果実の
相性も抜群だ。





438c7c76.jpg

コーヒーカップはイタリア風の形。




821deea7.jpg


シュガートングの模様がアンティーク風で素敵。


次回は傘風楼のイタリアンか甘精堂の栗おこわあたりを・・・。
そして、並ばずに、ゆっくり栗菓子を選んで買いたい。






なんだか9月はスコーンばかり作っていたような
気がするが、過去の記事を見た限りでは
やはりスコーンばかり作っていたのだろう。

スコーンや粉モノの洋菓子はもちろん好きだが
和菓子だって好きだ。
ある程度の年齢になると、生クリームたっぷりは
少々重い。
すこし涼しくなったら、温泉饅頭よね、などと思ってしまう。


と、思っていたところに、今日いただきものがあった。
以前にもいただいたことのあるものだ。


4c187cc0.jpg

鹿の子というこの和菓子の名前は
本当に鹿の小の背中の斑点のようで
よくぞまあ付けたものだと感心してしまう。

虎豆がきっちりと味を主張していて私は好きだ。



6aa5cd8c.jpg

冬、コタツの中で食べるのと、秋口の今、味わうのとでは
全然違う。 お店でもそれはもちろん考えて作っているのだろう。




ffafcd1d.jpg

鮎は夏の名残の落ち鮎か。 
黄身しぐれと豆大福も。

和菓子で知る秋の到来、とでも言えばいいのだろうか。




34e4bc4d.jpg

あー、忘れてた。

鮎の皮のカステラ部分を、ひとかけら。
猫の食べ物ではないので、それで勘弁して。



カレンダー
04 2025/05 06
S M T W T F S
1 2 3
4 5 6 7 8 9 10
11 12 13 14 15 16 17
18 19 20 21 22 23 24
25 26 27 28 29 30 31
私のこと
HN:
   椿
性別:
女性
趣味:
読書など
自己紹介:
老後はミモザ館(やかた)の
女主人になることを夢見つつ
4匹の猫と暮らす。
(いつの間にか5匹に)
最近のコメント
[05/14 椿]
[05/08 micmac]
[04/03 椿]
[04/03 nana-bata]
[09/27 naomi]
リンク
アーカイブ
ブログ内検索
バーコード

19  20  21  22  23  24  25  26  27  28  29 
前のページ 次のページ
忍者ブログ [PR]