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9月のことを今ごろアップするのは気が引ける。

山梨の従姉宅を訪問したときのご馳走だが
なにしろ、お土産にもらってきた大量の葡萄も
昨日ですべて私の腹の中に納まってしまった
というほどの時間が経過してしまった。


センスの良い従姉宅に行くと
リフォームが済んでお洒落になったキッチンの
カウンターの上に、いつもちょっとした花が
飾られている。

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庭に咲いている花を、こうやってちょっと摘んできて使う、
というのが私の憧れなのだが、ウチの花壇は花が少ないので
もったいなくて気軽に摘めないのだ。



さて、お待ちかねのご馳走。

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私の大好きな茄子。

ここの家で作っている茄子は土のせいか
甘くて柔らかくて、とっても美味しい。
それは私の父も昔からそう言っているほどだ。
この茄子は、ホント申し訳ないがほとんど私が平らげた。



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おなじみ、従姉の作ったお赤飯。

目にも美しく、口に運んでも程よい固さ。
たくさん食べた上に、お土産にまでもらってきてしまった。
もちろんソレは夫と争うようにして食べた。



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葱、人参、椎茸、蟹などの具がどっさり入った玉子焼き。

すばらしい厚さで、それがこの玉子焼きの魅力なのだが
作っている時には 「いったいコレをどうやってひっくり返そうか」と
ちょっとした議論になったのだ。
結局、従姉がアラよっとばかりに、フライ返しで上手に返した。
素材と調味料がうまい具合に馴染んで
玉子好きな私には、うっとりするような玉子焼きだった。



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里芋の煮たのに鶏のそぼろ出汁をかけたもの。

パラリとかかった青味はすだち。
柚子とはまた違う香気がある。私はすだちも好き。
すだち以前に、この里芋と鶏そぼろというのが大好きだ。
まったく、センスの問題だと思うのだが
こういう、滋味ともいうべき味を見習わなくては、と思う。



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彩りも鮮やかな、牛肉と野菜とキノコ炒め。

赤と黄のパプリカ、緑のアスパラ。
れんこん、エリンギ、そして牛肉。
まったく、見た目も味も申し分ない。


この他にも、たっぷりのお刺身や
エノキと三つ葉の味噌汁もあったのだが
食べるのに夢中で写真を撮るのを忘れた。


そういえば、さっき夫が言った。
「今年はもう山梨に行かないのか?
 いや、11月くらいの寒さって温泉に入るのに
 ちょうどいいと思うんだよなあ。」

従姉宅での昼食が済んだら
従姉のご主人と一緒に
秘湯と言っても差し支えないような温泉に行くのが
夫の「きまり」になっているのだ。

実際は、私たちに体よく追い出されているのだが
それは、ここだけの話だ。






 

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温泉街散策から帰ってきた私たちを
待っていたかのように、
テーブルには夕食の皿やら鉢が
並べられていく。

今回の献立は、ネットによると

一、季節の前菜
一、お吸い物
一、お刺身三種
一、伊予牛の牛鍋
一、炊き合わせ
一、季節の焼き物
一、海鮮陶板焼き
一、茶碗蒸し
一、季節の酢の物
一、鯛釜飯
一、香の物三種
一、季節の果物 蒟蒻水晶餅

では、紹介しましょう。

実はどの画像がどれに当てはまるのか
不明なものもあるが、とにかく。

まず季節の前菜

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トウモロコシ豆腐 
他に白和えとゴーヤのピリ辛。


そして、これもたぶん前菜の範疇だろう。

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しばらく考えて仲居さんに聞いてみた。
「あのぅ、コレは何ですか?」
「マグロのヅケのお鮨です。」
「ああ! はい、なるほど。」
2段になっている蓋つきの陶器に入っているのだが
2段目に入っていたのは、ガリのみ。


お吸い物

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2番目に書いてあるけれど、これはデザートの前に
運ばれてきた。
ま、普通ご飯と一緒なので、そうでしょうね。


お刺身三種

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マグロとイカと鯛。

瀬戸内の鯛はウマイ!
ちょっと変ったところで
一口大の、菊の花をゼリーで固めたものが添えられていた。



次、伊予牛の牛鍋
ああ、これは、コレだ!

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四国の味付けは、決して薄味では無い。

「ねえねえ、もしかして生玉子を付け忘れたとか?」
「それともこれはスキヤキというものではないの?」
などと、ちょっとしたことで盛り上がったりする。
いや、盛り上がったと思っているのは私だけかも。



炊き合わせ
は、コレね。
って、パズルじゃないんだから。

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南瓜と穴子とオクラ。

私はこういうの、とても好き。
かぼちゃとアナゴ、大概の女の人は好きだと思う。



季節の焼き物
散々考えたのだが、たぶんコレだ。

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茄子と2色のパプリカを焼いて、軽くマリネしたもの。

私は茄子が大好きなので、やたら嬉しがる。



海鮮陶板焼

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これはもう、間違いない。

魚には小骨があるから注意して食べるように、と
先に口に入れた弟から言い渡される。
親切に私に言ってくれた、と思ったは間違いで
K子ちゃんに言ったのかもしれない。



茶碗蒸し

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実はこれが出てきたのは食事も終わりの方なのだが
その前に弟が
「これから天ぷらとか揚げ物なんて出てこないだろうな?
 出てきても、とても食べられないよ。」
「そうだよね。」
「うんうん、そうだよね。出てきたらどうする?!」
と、いうことになって、食器を下げに来た仲居さんに恐る恐る聞いてみたのだ。
「あのー、料理はあと何が出てくるのでしょうか?」
「この後は茶碗蒸しと(えっ?!) お吸い物、デザートです」
「あっ、そうですか。では、もう全部持ってきてください」

そして、私たちは
「やたら料理の品数が多くなくて良かった」と
口々に言ったのだった。



季節の酢の物

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ホタテを軽く炙ったものと、長芋、エビに
ジュレになった二杯酢がかかっている。。
酢の物、という範疇に入るのはコレしかない。



鯛釜飯

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四国と言えば鯛めし。

この釜飯は鯛の切り身と栗としめじ。
お焦げも香ばしく、塩味がもう少し薄ければ
さらに高得点なのに。 残念。

この釜飯を私はカオルとシェア。



そしてデザートは大粒の葡萄1粒とメロン1切れ。
透き通った蒟蒻の中にピンクの餡いりの一口饅頭。

葡萄好きのカオルのために
全員が葡萄をカオルに提供したり
どこかの家にメロン好きの猫がいるよね、
でも、今回はメロンの皮は無いよ、と笑ったり
蒟蒻の饅頭は子供はダメだ、と言ったりして
楽しく食事を終えたのだった。



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そういえば、カオルには特別に「うどん」を別注文したのだが
彼は「知らないところに全員で泊まる」ということに興奮してしまい
せっかくのうどんもほとんど食べずに、上機嫌で遊びまわっていた。

大人だったら夜中にお腹が空いて
ラーメンでも食べたに違いない、という感じだ。


夕食が済んだら、またお風呂。

夜行バスでいまいち睡眠が足りなかった私は
布団に入り、目を閉じた1秒後に墜落した。




7月も末の末、時分の桃を狙って
山梨の従姉宅を訪問。

桃の話は次回にするとして
従妹(妹の方)が嫁いだ人は
さるワイナリーの工場長だ。

昨年、そのワイナリーに新しいレストランが
オープンした。
このレストランのシェフには
東京のホテル〇洋銀座のシェフが就いた。
こんな、と言っては失礼だが地方には珍しい。

今回は従姉の手料理ではなく
そのワイナリー併設のレストラン「ゼルコバ」で
ランチをご馳走になった。

内装などの紹介は次回、ということにして
とにかく、食事だ!


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シェフからのプレゼント
豚肉のリエット、ワインビネガーのピクルス添え。

リエットが手間ヒマかかることを知っている私たちは
2年前の料理教室のことを思い出して盛り上がる。
ピクルスは糠付けに似た風味で、私は好きだ。




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とうもろこしのグジュール

初めて聞いたが、生のトウモロコシをジューサーに通して
それを火にかけ、ゆっくりとかき混ぜると
トウモロコシの澱粉成分でとろりとなる、とのこと。
旬のトウモロコシは甘く、生クリームの上に
感じるか感じないか、というほんの少しの塩が降ってある。
これはウマイ!
エスプレッソくらいの量、というのもちょうど、だ。




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天然酵母のパン。

山梨は醸造が盛んな土地なので、醸造に使う酵母を
使った美味しいパン屋が多いらしい。
このパンは外注している、ということで
天然酵母特有の風味を持つ、噛み応えのあるパンだ。





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一宮の桃と道志村のクレソンのサラダ
黒胡椒とバニラのドレッシング


胡椒とバニラなんて、意外な組み合わせだが
フランスでジャムの仕上げに胡椒をパラパラと振るように
二種類の桃に胡椒とバニラが不思議と合う。

しかし、従姉妹と私は
「ちょっと、この桃、ずいぶん小さいのを使ってるけど
 こんなの、どこで買ったのかしら?!
 何所かからもらったのでも使ってるのかしら?」
などと(ちょっと)身内の気安さでヒソヒソと話す。




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スープは 彩りトマトを使ったガスパッチョ。
温かい赤ワインベーコン添え。

スープの浮き身のプチトマトは
赤、グリーン、黄色の3色。
赤ワインベーコンは富士桜ポークを使ったもの。

ベーコンはとても柔らかく、燻製の良い香りがする。




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メインは甲州牛の炭火焼 ピサラソース。

バジル香る南仏風のソース、ということ。
付け合せの野菜も地元の野菜だそうだ。
肉が美味しいのはもちろんだが
野菜が甘くて美味しいのにはびっくり。
特に玉ねぎ。




お楽しみのデザート

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器の中はぶどうジュースと赤ワイン。
その中に巨峰の皮を剥いて半分に切ったものが
いくつか泳いでいる。
さらに、浮いているものはオレンジのパルフェ(アイスクリーム)

この組み合わせも素人の私たちは考え付かないが
なんとも幸せな組み合わせで、私はうっとりする。





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これも美味しいと評判のコーヒー。



もう、満足満腹の素敵なランチだった。




夏の和菓子到来。


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「ほおずき」

皮は羽二重に近い歯ざわりの餅。
中は白のこし餡。

実際のほおずきが茎から赤くなっていくように
先がうっすら緑がかっている。

そうだ、ちょうど今頃のほおずきの色はこんな感じだ。

茎は牛蒡を甘く煮て細く切ったもの。
最初は黒文字でも細く切ってあるのかと思ったが
よくよく見たら牛蒡。
 
やるな、鶴屋八幡。





こちらは「宵待草」

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黄色い花びらの部分は、たぶん関東の桜餅と同じ
あのクレープ状のものだと思う。

中身はつぶ餡。
外側の薄い皮の歯ざわりのバランスから言って
絶対にこし餡だと思っていたら、意外だった。

でも、この皮は、見た目ほどはかなげではないので
つぶ餡のちょっと舌に残る具合が、なかなかいい。





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宵花火 という美しい名前のついたこれは
餅がうっすらと浅葱色からうす紫のぼかしになっている。
花火の模様は(多分粉砂糖と卵白と色粉)で
紙の抜き型を使ったものだと思う。
上手に説明できなくてごめんなさい。 
職人ではないので。
中身はこし餡。




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ぼかしが綺麗なので、こちらからも1枚。



目に涼し、口に美味し。

四季を楽しみ味わうことのできる私たちは
なんと幸せな民族だろう。




和菓子は日持ちしないから、と
洋のゼリーもいただきました。


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こちらも層になっていて、目にも美しいゼリー。


生菓子はあっという間に私の腹に納まってしまったが
こちらのゼリーは「お楽しみ」として
しばらく冷蔵庫で待機してもらおう。







前回小布施に行った時は丁度栗の時季で
店が満員だったため断念した傘風楼。

さあ、今回はあの時の敵を取るよ!(意味不明)
とばかりに、強い意志を持って12時前に
傘風楼に入る。

注文するのはいつも同じで
パスタかピッツァ、リゾットから1品を選び
それに前菜とデザート、飲み物が付いているコースだ。


まず、サーヴィスで、この店の石窯で焼いたフォッカッチャが
オリーヴオイルと岩塩を添えて、テーブルに乗る。

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チーズの良い香りのするパンに
オリーヴオイルはぴったりだ。




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前菜はいつも、だいたい同じだ。

野菜入りのキッシュ、魚のマリネ、キノコのソテー
それにグリーンサラダ。



パスタとピッツァは散々迷って1品ずつ選び
それぞれシェアすることに決めた。

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野菜とりどりのピッツァ。

パプリカ、ズッキーニ、茄子、玉ねぎなど、
色とりどりの野菜がピッツァを彩る。

野菜だけのトッピングだが爽やかで軽くて
これは気に入った。



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ピッツァは軽めのものを選んだので
パスタはキノコのクリームソースにする。

コレはかなり当たりだった。
ニンニクが効いて、単調な味のキノコの味が
くっきりしたものになっている。
これはぜひ、とお勧めしたい。



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飲み物は小布施ワイン、小布施牛乳、小布施りんごジュースなど
土地名産のものがあるが、デザートを楽しみたいので
エスプレッソでなく、普通のコーヒーをチョイス。




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プティ・フールのような、栗風味の落雁がひとひら
添えられている。

私は小布施堂の落雁が一番美味しいと思っているので
これは嬉しい。



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お楽しみのデザート。

パンナコッタにキゥイ、イチゴ、ラズベリー、ブルーベリーなどのソース。

更にお皿にはフルーツソースとココアでお化粧がしてある。
パンナコッタにココアを付けて食べても美味しい。


ああ、今回もとても美味しかった。

今度は栗の季節に!


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