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ほとんどの店が午後6時に閉店する。
このあたりに住む猫のディナータイムはそれからだ。
店が閉店すると、縁の下や木陰から
わらわらと猫が集まってくる。
ハワイのユメたちに会った後
もう一度、と思いマツモト・グローサリー・ストアに行ってみた。
すると、店の裏口から男の人が出てきて
猫にフードを振る舞い始めた。
あら?!
もしや、この人はマツモトのご主人、スタンリーさんでは?
やっぱり、そうだ。
私たちの熱烈好意的な視線に気づいたマツモトさんは
猫にウェットフードを振る舞いながら
このストアの敷地内にいる猫について
楽しそうにり始めた。
話しながらも、猫にフードを与える手は一時も休めない。
屋根の上にもフードのトレイを置く。
何でも、仲間外れになってしょっちゅう屋根の上にいる猫らしい。
お世辞にも衛生的とは言えない裏口だが
毎日、営業が終わると水がまかれ、掃除をする。
猫のフードのトレイもその都度洗う。
よくよく見ると、フードのトレイは
シェイブアイスのラージサイズの器だったりする。
マツモトさんは猫たちに声をかけながら
この猫の名前がappleだということ
この猫と兄弟だということ。
猫の名前は2度聞いたが忘れた。
小さいクロちゃんのお母さんが
左上のシャム猫だ、ということなどを話す。
中でも姿のキレイな猫はSocietyで大概里親が見つかるが
容姿がそれほどでもない猫は、そのままここで飼うことになること。
たくさんの猫がいるので、医療費がかかって大変、アハハ、とか。
さらに状態の悪い猫は自宅で飼う。
今、自宅には5匹の猫がいること。
生き物が好きでコックローチも殺せないこと。
を、片言の日本語で話してくれる。
そこで、私も
「ウチには3匹の猫がいますが、そのうちの2匹は
ソサエティからもらってきた猫です。」
と言ったら、マツモトさんの表情がさらに柔らかくなった。
マツモトさんと写真を撮る。
断っておくが、私は世界的に有名なシェイブアイス店のご主人と
写真を撮ったつもりはない。
おそらく日本で知っている人はほとんどいないと思われる
Hawaiiの片田舎で猫助けをしている男性と写真を撮ったのだ。
マツモトの敷地は広く、猫専用の小屋もある。
追い立てられる心配もない。
ご主人も従業員も猫を可愛がっている。
猫もこの中で暮らしていく分には
それなりの平穏な生活ができるだろう。
マツモトさんは日本の大震災の時から
ずっと、多額の寄付を続けてくれている、ということも
後から知った。
マツモトのシェイブ・アイスの秘密はこれだ。
美味しいに決まっている。
機会があったら、ぜひ北海岸のマツモトで
美味しいシェイブ・アイスをどうぞ。
北海岸にのんびり暮らす猫たちに
今年も会ってきた。
と、北海岸への道のりの途中
有名なガーリックシュリンプのワゴン近く
テントを張っただけの土産物店にいた子猫。
もう1匹。
よそ者を徹底的に警戒する、という素晴らしい教えを
きっちりと親に叩き込まれたらしく
近寄るとさっと逃げてしまった。
ノースショア マーケット プレイスの中にある
環境に配慮した商品作りで世界的に有名なPatagoniaには
猫の食事処が常設されている。
今年の新顔。
どっかで見たことのある顔だと思ったが
・・・あん胡ちゃんに似てる。
夕方、6時過ぎから表での活動を開始する猫たち。
ああ、いたいた。 みんないた。
サルトル先生もお達者で。
うん、昨年も会ったね。
一昨年、小さいクロちゃんだった猫かな。
昨年、見かけなかったので心配していた顎の黒い猫も!
サビ猫も元気。
昨年は子猫で、ハワイのユメにガードしてもらっていた猫。
すっかり青年猫に成長した。
今年もハワイのユメがさりげなく、遮るように
この猫の前に現れ、私を見た。
いや、私、怪しいものではありませんって。
昨年からのお気に入りの猫。
ウチのユメに一番顔つきが似ているのはこの猫だ。
あまりにも可愛いので意味なくもう1枚。
キレイな娘さんになっちゃって。
可能なら連れて帰りたいくらいだ。
5年前にはあどけない顔をしていたハワイのユメも
今や貫禄充分。 このあたりの顔役になったようだ。
私たちが近寄ると、必ず一番前に陣取り
他の猫たちを守るようにどっかりと寝そべる。
今年は、手を伸ばして頭を撫でようとしたら
もしかしたら、それができたかもしれない。
でも、せっかくのこの雰囲気を壊したくない、と思い
写真を撮っただけにした。
もしかしたら、1年に1度現れて
ワケのわからない名前で呼びかける日本人を
覚えていてくれたのかもしれない。
と、言ったらオチになりすぎる。
猫に限ってそんなことは無い。
またね、と言っても
その約束は絶対、とは言えない。
それでも
「また、ね!」と声をかけて
なるべく後ろを振り向かないようにして
この場を立ち去る。
と、こうして毎年、再訪の目的ができるのだ。
「いただきます」のおいしいHawaii
北海岸、ハレイワの街に土日だけ開店するフリフリチキン。
もうもうと立ち込める煙の中、鶏が焼きあがっていく。
串が奥から一番手前に来ると鶏は串から外され
大まかにカットされる。
1ホールをカットしたもの。
肉汁がたっぷり、表面はパリパリで
炭の風味が皮に移ったのがまた良い匂い
サイドメニューのパイナップル入りコールスローが大好き。
鶏のお供にこのコールスローは絶対に必要だ。
毎度お馴染み
日本にも支店のあるスペアリブの店の
オニオンリング。
大まかにざっくり切って、ソースを付けてどうぞ。
ハーフサイズのベイビー・バック・リブ。
2つ選べる付け合せは
コーンとセロリシード入りコールスロー。
一見大きそうだけど、ほとんどが骨だから
心配ご無用。
ガーリック・シュリンプの店。
ワゴン車の前にはいつも長蛇の列。
毎年値上がりしているような気がする。
肝心のガーリック・シュリンプの画像がないので
ワゴン車の画像でお茶をにごす。
ザ・カハラ
アフタヌーン・ティのお菓子。
シンプル・ティー・サービスには
三段重ねは登場しない。
コナ・コーヒー風味のチョコレート・ムース
ショートブレッドも、(期待を裏切って)美味しい。
カイルアにあるダイナーの リリコイ・パンケーキ。
私はこのパンケーキが一番好き。
パッション・フルーツのソースに
オレンジピールがアクセントになっている。
もちろん、これも2人でシェア。
パンケーキは今やこの島を代表する食べものひとつになった。
カラカウア通りの超有名なパンケーキ屋さんもいいけれど
少し鄙びた郊外の街のパンケーキの方が
私は好きだ。
ウミガメのいるビーチを通って行く。
世界的に有名なマツモト・グローサリー・ストアで
シェイブ・アイスを食べるためだ。
もちろん、それでだけが目的ではないが
三分の一くらいは、そうだ。
老いも若きも、実に嬉しそうな顔をして
シェイブ・アイスを食べている。
マツモトのシェイブ・アイスには魔法がかかっているからだ。
それについては別の記事で。
北海岸の中でも有名な店
ストロング・カレント と
グラス・スカート・グリル。
こうして写真を撮ってよくよく見ると
建物はとってもボロい。
しかし、それはハレイワのほとんどの店に共通していて
きっと「町並み保存地域」か何かになっていて
古い建物を取り壊さない条例が
あるのかもしれない。
Surf-N-Sea しかり、
マツモト・グローサリー・ストアだって
例外ではない。
以前から気になっていたのだが
7月のこの時期、ハレイワの街では
”BON DANCE" の開催日を書いた幕を見かける。
日系移民が多い地域なのかもしれない。
今年はマツモトのショウ・ウィンドウにも
貼り紙があった。
O-Bon Festival と横文字で書いてあると
まったく別の行事のようだ。
少し考えて、お盆のことだ、とわかる。
O-Bon Service の後にBon Dance
これが2日間。
2日目のBon-Danceが終了したら
Toro Nagashi がある。
ハレイワの街に入る時に必ず通る白い橋
あの橋の下を、日本式のLanternが流れて行くのだろうか。
北海岸で、私が象徴的に見えるのが、生垣のティアレ。
日本の梔子とは花びらの形が違う。
ティアレは、すっきりとして、凛として
時折、ハッとするような香気を漂わせる。
夜に見かけるこの白い花は
ノスタルジックな街に似合う。
ところで、ノースショアのユメは、♂らしい。
Hawaiiでの耳カットは、♂が左で♀が右、ということを
マツモトのご主人、スタンリーさんが教えてくれた。
昨年、すっかり虜になってしまった魅惑のホテル・カハラ。
Hawaii滞在中、2度、アフタヌーン・ティをした。
最初は、オールド・ハワイを思わせる”ヴェランダ”で。
2度目はヴェランダの外、プールが見えるテラスで。
アフタヌーン・ティはポットサービスの紅茶のみ、から
お菓子かサンドイッチを選ぶ シンプル・ティ・サービス
いわゆる「三段重ね」のお皿のクラシック・ティ・サービス
「三段重ね」に苺とシャンパンが付いたロイヤル・ティ・サービス、があり
紅茶は8ドル、と思ったほど高くはない。
ベルナルドの磁器も砂糖壺も
ジャムの入った器も、硬質な上品さが涼しげで
それは熱帯のホテルにふさわしい。
この日はクラシック・ティ・サービスをオーダ-。
憧れの「三段重ね」だが
このスタンドは立て付けが悪く不安定なのが惜しい。
サンドイッチも自分で選んだはずだが
思っていたのとは違うスタイルで登場すると
もう、何がなんだかわからなくなる。
ハムとマンチェゴチーズ。トマト(入ってたっけ?)
穀米ブレッド。
エンダイブにチキンのサラダ、ブドウの薄切りをのせたもの。
見た目は美しいがタラゴンは、私には「?」な感じだ。
お茶とお菓子を楽しみながら視線を外に向けると
こんな、静かで明るいプールと海が目に入る。
オマケ
三段スタンドはスコーンとサンドイッチが片付くと
若く可愛い姉さんがてきぱきと片付けてしまう。
しかし、俄カハラ・マダムはカップを手に嬉しそうだ。
04 | 2025/05 | 06 |
S | M | T | W | T | F | S |
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女主人になることを夢見つつ
4匹の猫と暮らす。
(いつの間にか5匹に)