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山梨の従姉宅の初夏のご馳走。

 

お茶と一緒にまず柚子羊羹。
添えられた緑の葉が清々しい。





この家で作ったプリーツレタスがたっぷりのサラダ。

アボカド、パプリカ、トマト、スモークサーモン。
トマトを口に入れると、味が濃く美味しい。
何でも、相当に高いトマトらしい。

オリーブオイル、ワインビネガーで食べる。





従姉自慢の赤飯。

今回も良い出来。
南天は黄緑で初夏を語る。



 

蕗、しいたけ、高野豆腐の煮物。

細い蕗を上手に剥いたなあ、と感心。
ふっくらと煮上がった椎茸の味も素晴らしい。

荒野豆腐の木の芽はこの季節のもの。



 

私が作った煮豚。

いつも思うが盛り付けで印象がこれほど違うとは。





海老、レンコンの春巻。

これは私が巻いて揚げるのを手伝った。
肉が入っているのより、こっちの方が好き。





今回の一番はこれ。

焼き鳥丼、と言いながら焼き鳥は使っていない。
ササミの酒蒸しを裂いたものと
オーブントースターで焼いた椎茸を切り
軽くよそったご飯に乗せ、柚子をたっぷり加えた醤油をかける。

これが、めちゃくちゃ美味しくて
 「これ、美味しいねえ。」と
夫と何度も確認しながら口に運ぶ。
 
このタレの割合を従姉に聞いて、絶対に作りたい。
海苔や青紫蘇を混ぜるなんて小細工は
しない方がいいのだろう。

柚子はとっくに終いだが
高知あたりから柚子酢を取り寄せてでも作りたい丼だ。





たっぷりの刺身も載った食卓。
サヤエンドウの茹でたのがまた甘い。
採りたての贅沢を味わう。



 

前日に苺農園から大量にもらってきたという苺の寒天。

従姉はこの寒天が得意で、毎回外れがない。
同じように作ったつもりでも私は上手にできない。


たらふくご馳走になり
地鶏の卵やワインビネガー、レタス、赤飯などをいただき
気持ちのよい夕方の空気の中を帰ってきた。

そして、次に狙っているのは桃の季節だ。

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前回の記事と同じホテルの中華。

今までも何度かアップしたことがあるが
この店もお気に入りなのだ。



3月なので、和紙のマットの絵はすみれ。
前月はスィートピーだった。(前回の記事参照)





蒸し鶏のサラダ。

いつも感心するのは、野菜、特に玉ねぎの美味しいことだ。





海老チリ。
毎回登場するが、これはこの店の自慢料理なのだとか。

周りの海藻の緑が海老チリの鮮やかなオレンジ色を
さらに引き立てている。
もちろん、海藻も食べる。私たちは。



 

クリームチーズの春巻と普通(?)の春巻2種類。

クリームチーズの意外な美味しさはもちろん
普通の春巻も筍がシャキシャキして味も良い。
うまく分析できないが、この春巻は好きだ。





麻婆茄子。

これは是非ご飯の上に乗せて食べたい。
単品で食べるのはもったいない。





牛肉のオイスターソース炒め。

赤と黄のパプリカ、サヤエンドウの緑が鮮やかで
肉と一緒に食べるとこれまたいいお味。
野菜の方が美味しいかもしれない。



 

炒飯とザーサイ。

普通の炒飯、と言うことだが
その言葉通り、素直にオイシイと思う。



 

とうもろこしと玉子のスープ。

とうもろこしの粒感はまったくないが
とうもろこしの甘味が十分あって
とろっとろで玉子がふわっとして
これは美味い。

これ、今度真似して作ってみよう。
絶対、同じようにはできないと思うけど。


お楽しみのデザートは2種類。



「なんとも懐かしい味がしますよ」と供された蒸しカステラ。

「マーラーカオですよね?」
 と聞いたら、びっくりしたような顔で
「そうです、マーラーカオです。」
 と返された。

いや、マーラーカオくらい知ってるし。



 

杏仁豆腐ではなくてマンゴープリン。

杏仁豆腐が切れていたのだと思う。
一度、ここのマンゴープリンが食べてみたかったので
嬉しかったが、この店にしては普通だと思う。
今までに見たことがないプリンが出てくると思った。

今回は昼間にスキーをしたり走ったりしたので
苦しいほどの満腹感はなく、食後の散歩も不要だった。

こうして記事にしてみると
諏訪地方ってかなりの質の「食」があるんだなあ。

諏訪湖畔のホテルの2月の夕食。

前回と前々回のホテルとはまた違うが
このホテルは温泉の種類が豊富で
格式もそれほど高くなく、お気に入りのホテルだ。

席に着くとまもなく運ばれてきたひと皿

 

色とりどりの前菜。

「ねえ、2月だから節分見立てなんじゃない?
 福っていう蓋の小鉢の中は豆だし、鰯に柊だよ。」と
思わず声に出して言ってしまったら
サービスしてくれたイケメン兄さんが
「はい、柊の下の海老は鬼の棍棒、だそうです」
と、ひとこと。

大豆の煮豆に昆布と鰹の出汁が染みて最高だ。
クリームチーズにスモークサーモン、筍
蟹と練り物、栗の寄せ物。
節分見立ての鰯も申し分なく、鬼の棍棒の海老も
舌の上で元気に弾む。

左にちらっと見えるのは炊合せ。
菜の花、にんじん、真蒸。
そして、例外なく「かりん酒」





お造り
カンパチ、まぐろ、太刀魚。
ウドと薄赤いプリプリした海藻が春の予感、ということなのだろうか。



 

諏訪湖のワカサギ、さつまいも、まいたけの天ぷら。

これは夕食会場で板さんが揚げて、揚げたてが供される。
「いくらでもお代わりをどうぞ。」と言われて
絶対にお代わりいくぞ!と密かに気合を入れる。
しかし、ワカサギは3尾もあり、ぱらりと塩で食べるのだが
油ものをそうそうは食べられない。

さらに、撮るのを忘れていたが
お造りの時に、ご飯と赤だしも先に出してもらっている。





的鯛、蕪のすり流し。

角切りの筍、山葵、菜の花。
春の味だ。
山葵を溶かした汁が美味しく、行儀が悪いが
汁もキレイに平らげる。

豆で鬼を追い出した後の立春見立て?
 
 
 


止椀は温かいにゅうめん。

薬味はしいたけの甘辛煮、シソ、小梅のカリカリ
卵焼き、しょうが、万能ネギ。

ツルツルとお腹に滑り込んでいく。


デザートは



ピーナッツのムース。
こちらも節分の「豆」にちなんだものなのだろう。

りんご、苺、オレンジ添え。

この他にエスプレッソ、紅茶が自由に飲め
諏訪湖を眺めながらの楽しい夕食だった。


前回に続き、諏訪湖畔に泊まった際の宿の夕食
(前回とは違う)

この旅館は諏訪湖畔の中でも1度は泊まってみたいと
思っていた宿で、有休を取りお得プランを利用しないと
普通ではちょっと泊まれない旅館だ。

館内はかなりの広さで、浴場に行くまで
あるいは、浴場から部屋に戻るまでに
冷えてしまうほどだ。
諏訪湖の寒さは半端じゃない。


 

前菜はもずく、目の前の諏訪湖のワカサギの唐揚げ
紫芋の豆腐に雲丹と花山椒。
手前の箸袋の文字は、歌人、島木赤彦のもの。



 

炊合せは岩魚、里芋、インゲン、茄子、生麩。
器が素晴らしいね。



 

諏訪湖畔のホテルでは夕食時に必ず一口の「かりん酒」がでる。
(後でお品書きで確認したら梅酒でした)
  
  
  


お造り。
水前寺海苔のように固めた海藻がキレイだ。



 

席に着くと「ご飯」の釜に火が付けられる。
添えられた「寒しじみの時雨煮」は
炊き上がったご飯に混ぜるものなので
食べないで下さいね、とひとこと。





このコースの目玉のひとつ、黒毛和牛の酒蔵すき焼き。
 酒粕の割り下もなかなか。締めにはうどんを入れる。





もうひとつの目玉。

野沢菜の「おやき」に蟹たっぷりのあんかけ。
蟹がたくさん入り、野沢菜のおやきも好きだが
別におやきに蟹をかけなくても・・・。
もちろん、味は文句がない。





揚げ物は鮟鱇、海老、ワカサギ。
かぼちゃ、稲穂を抹茶塩で。

米の固い部分を前歯でガチッと噛んでしまい
咄嗟に「ねえ、私の前歯、取れてないよね?!」と
焦って聞く。
今度からは無闇に口に入れないようにしよう。



最後に釜の蓋を取り、炊き上がったご飯にしじみを混ぜる。



うす揚げ入りの安曇野米のご飯はお焦げも香ばしい。





お腹ははちきれそうだったのだが
この飯茶碗は「大きい杯」くらいの大きさで
この茶碗にちょうど2杯の量。

野沢菜の漬物と沢庵、赤だしもお腹に収まり
ちょっと動けないな、というほどだ。


でも、デザートは別腹。



落花生のババロア、ふじりんご、苺。

ああ、美味しかった。
部屋でゆっくり休んで、また温泉三昧ね。
と話しながら、食事処を後にしたのだった。


食べたものの画像がたまったまま
整理していなかった。

写真の上手下手はともかく
せっかく撮ったことだし、食べたことだし
「あの時は何食べたっけ?」という話になる場面もあるので
記録の意味でアップすることにした。
(だから、昨年末まで遡る)


昨年末、初滑りの時の諏訪湖のホテルのフレンチ。

このホテルのフレンチは東京のそれと遜色がないほど
いや、それ以上にステキなのだ。

以前にも書いたが、半年に1度くらいは定期的に
ここのフレンチを食べに信州を訪れたい、と思うほど。


今回はクリスマスの直後なのでこんなメニュー。



毎回、信州の地のものを意識的に使用した構成だ。



 

テーブルセッティング。

前回の反省もあり、下戸の私だが
素晴らしい料理の予感に「泡」をグラスで注文する。





アミューズはチーズのシュー生地にフォアグラのムース。
クリームチーズに自家製ピクルス。
ここのシェフはフォアグラが得意のようだ。

ほらね、お供に「泡」があって正解じゃないの!と息巻く。





ネギのエチュベ、ホタテとヒラメのスモーク。

ホタテとヒラメはもちろんだが
野菜のネギがびっくりするほど甘く美味しい。
最後の一口はネギと決めて食べる。
ネギって主役を張れるものだったのね。



 

ソバ米のリゾット。
さやえんどう、まいたけの揚げたの
馬肉の生ハム添え。
他に栗が入っていて、それが甘味を添え
これまた「泡」の一口が美味しい。




 

的鯛のポワレが山芋と蕪のスフレの上にのり
周りはビーツで色をつけたスープ。

カリッとした的鯛とスフレの舌触りのコントラスト
そして美しい色のスープを楽しむ。





牛ほほ肉の赤ワイン煮込み。
ピンクの泡が赤ワインのカプチーノだ。

春の予感の菜の花のソティが目に鮮やか。
これはもう、間違いのない美味しさ。
ソースもパンにつけて平らげる。

ああ、顔が赤いけど「泡」を頼んで良かった。
酒の楽しさってこういうことなんだろう、と
飲めないながらもしみじみと思う。




目にも美しいデザートは
りんごの薄切りをパイ生地に乗せて焼いたもの。

焼きたてのアツアツにアイスクリームが添えてある。

このデザートの名前は「サンセット」
諏訪湖に沈む太陽、と夕暮れの空。
チョコレートは初島をイメージしている、ということ。
 
テネシー・ウィリアムズの「欲望という名の電車」で
主人公のブランチが
「過ぎていく一瞬一瞬を呼び止めたいような美味しさ」
という言葉を発する場面があるが、まさにそれ。

そう思ったのは、吉祥寺のフレンチレストラン「P」の
キャラメル・アイスクリーム以来だ。

ああ、素晴らしい食事だった、と
しみじみ、心から感動したコースだった。


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