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だいたいこの時季にオアフに行くと
プリンス・ロット・フラ・フェスティバルにぶつかる。
場所はここだ。
巨大なモンキー・ポッドの木がある 「モアナルア・ガーデン」
この木が合歓の木の一種であることはあまり知られていないが
内側から見ても、なかなか味がある。
鳥なんかもたくさん止まっていて「母なる木」のようだ。
さて、このフラ・フェスティバルは誰でも無料で見ることができる。
ま、年に1回のフラ教室の発表会のようなものだ。
それでも、ハラウ(教室)の指導者によってフラが全然違うのには驚く。
出演することに意義がある、という趣の楽しい老人会の(ような)フラ。
踊りが揃ってないところがまた、それっぽくて和める。
華やかな衣装とぱっとした明るさがウリの婦人会の(ような)フラ。
みなさま、とてもお綺麗です。お世辞じゃなくて。
そして、フラとは神への祈りだったのだ、と認識させられるフラもある。
古典フラをカヒコというらしいのだが、イプという瓢箪を叩くだけの楽器で
肉声だけのチャントが流れる中、壮麗なフラが繰り広げられる。
火山の神、ペレに捧げられるフラは息を呑むような迫力で
私たちを圧倒する。
どちらが好きか、と聞かれれば古典フラが好きなのだが
楽しい現代フラももちろん、フラの心は同じなのではないかと思う。
と、なんとも優等生的なオチになってしまった。
ハワイに来た女性旅行者のほとんどが
滞在中に1度は髪に花を挿して歩くのではないだろうか。
これはジャスミンだと思う。香りがそうだった。
ショップの店員、レストランの従業員、ホテルのフロントの女性。
いわゆるブランドショップの店員以外は、年齢を問わず、たいていの
ロコの女性が花をつけているように思える。
赤いジンジャー。
彼女たちがつけている花はほとんどが生花で、Duke'sの従業員は
毎朝、新しいガーデニアの花が手渡される。
ルームキーパーの年配の女性の花はプルメリアの造花だったりする。
ヒルトンホテルで見かけた花。
ハワイの空気の中で彼女らが髪にさした花は眩しく
旅行者の目にはとても美しく映る。
黄色いハイビスカス
そして旅行者はABCストアなどで髪に挿す造花を買う。
自分もロコになったような気持ちで花を挿すのか
単に髪に花を挿す、のが美しいと思うのか
他人を見て「私も」と思うのか。
これがプルメリア。 とても良い香りがする。
私も毎年髪に挿す花を買おうと思うのだが、結局買わない。
買ってもいいが、その花をハワイ以外で付けることはできない。
ハワイで挿すからこそ美しく見えるからだ。
極楽鳥花
そこで、私たちは街中で木から落ちたばかりの
比較的キレイは花を拾い、ピンで髪に挿す。
生の花だから潔いし、だいいち、エコでいい。
(ケチなだけか?)
街のあちこちで見かけるこの花は シャワーフラワー
今年はやたら髪に花を挿している旅行者が目に付いた。
造花とはいえ、やっぱり大きな花を挿していると目を引くし
私はとても羨ましかった。
夜のノースショアに咲いていたガーデニア(梔子)
ハワイにもガーデニアが咲くことに感動した私は
ロコが好んで挿すこの花がどうしても欲しくなり
よりにもよって最終日の夜、ABCストアで
八重のガーデニアの花を購入してしまったのだった。
バカと言われようと何と思われようと
来年、これを髪に挿してこの街を歩くつもりでいる。
いや、実際に触れ合ったワケではないんだけどね。
小さい時から動物園は大好き。
なので、ハワイでも動物園には行ってしまう。
ここワイキキ動物園は旭山よりずっと以前から
行動展示をしている楽しい動物園だ。
一昨年も行ったが、大興奮状態で写真を撮りまくった。
今年は・・・それでも必要以上にシャッターは押した。
まあ、動物園と言えばゾウ
うまい具合に鼻で砂を体に吹きかけている瞬間。
ウチには、このサルとよく似た猫がいる。
園内を優雅に歩く孔雀。
ボーっと立っている私の横を頭を振りながら通っていく。
毎回、この動物の顔を見ると「?」という不思議な気分になる。
この「?」な気分は何故だろう。
ダチョウには威嚇され・・・
いや、ホントにコワイわ~。
ゾウと並ぶ動物園の代表格、キリン。
ミーアキャットの集団での砂浴び。
この動物ってこんな俊敏な動きもできるのね。
画面ではわかり難いが、金網に頭をつけているのが1頭
奥で腹を空に向けて暑がっているのが1頭。
トラは大きい猫であることがよーく理解できる。
今回はノースショアでアオウミガメとも触れ合った(だから違うって)
ハワイのウミガメは保護されているので
こちらから近寄ったり、触ったりしてはいけないらしい。
ウミガメが寄って来たら、触れないように人間が逃げる。
海草を口いっぱいに頬張っている姿は迫力がある。
これを目撃した全員が思わず「オオ~ッ!」と声が上げる。
各国共通の気持ち(?)らしい。
夕暮れ、砂浜に上がって来てまどろむウミガメ。
ウミガメの寿命というものがどれほどのものかは知らないが
簪などにならずに、無事に天寿を全うしてもらいたい。
エスカレーターで2階にあるフロントに上がると
どーん、と、このホテルの名前にもなっている「アウトリガー」が
ディスプレイしてある渋いホテルだ。
このホテルは「モンステラ」をテーマにしてあるらしく、あちこちに
モンステラのモチーフがある。カーペットもモンステラ柄。
アウトリガーの舳先には、オアフ島を目指すアウトリガーの絵
フロントと同じフロアにあるHula Grill
壁一面に絵がかかっている先にはChucks Steak House
お値段が手ごろなので、滞在中に1度はここでステーキを食べる。
部屋のドアにもモンステラのレリーフ。
ここのホテルのベッドは高くて、小さい私には「よじ上る」という感じになる。
しかし海外はどうしてこうも不要な(と私は思う)枕がたくさんあるのだろうか?
いったい一人で4つも、どうやって使うのだろうか?
パイナップルのスタンド。
ドレッサーの上のスタンドはフラ・ガール。
シックなブロンズ色だ。
私のビーサンが脱ぎ捨ててあるのはご愛嬌、ということで。
バス・ルームはこんな感じ。
コーヒーバッグ、ティーバッグなどアメニティは
感心するほど充実している。
大理石の洗面台とアメニティに感動して
真剣な顔をしてカメラを構えている私が鏡に写りこんだ。
こういう、どうでもいい写真を撮るのは得意なのだが
ここ一番、という時に限って、すっかり写真のことを
忘れてしまう私なのだった。
冬になると「神の波」と呼ばれるビッグ・ウェーブが押し寄せ
世界中から腕利きのサーファーたちが集まるノース・ショア。
しかし普段、この一帯はかつてサトウキビや
パイナップル栽培で栄えたことを彷彿とさせるレトロな看板や
古びた素朴な建物が並ぶ、ノスタルジックな街だ。
どうでもいいことだが、私はハワイイの地名の中で
「ハレイワ」と「ラハイナ」という地名が郷愁的な響きを
持っていて、いっとう好きだ。
ノース・ショア、ハレイワの街の入り口にはこんな看板が。
このサーファーは時々交代するようだ。 彼らも疲れるのだろう。
ランドマーク、白い橋を渡ってハレイワの街に入る。
普通の家のようなショップが立ち並ぶ。
ブーゲンビリアの大木の脇に止めてある車はボロいが
ハレイワの雰囲気にはぴったりだ。
この街で、「でかバーガー」が生まれた。
お味は鎌倉とほとんど変わらない。
店内は、もちろん日本の店の方が比べ物にならないくらい清潔だ。
でも、せっかく行ったからには話のタネに食べないといけない。
そしてここには、かの有名な店がある。
ここのシェイブ・アイスを食べるためだけにハレイワに来る人もいると言う。
あ、もしかして私のこと?!
大人も子供もシェイブ・アイスが大好き!
もちろんオバサンだってシェイブ・アイスが好きだ。
このフレーバーで売り出して大ヒットしたという「レインボウ」
ストロベリー、レモン、パイナップル。
日本のかき氷のシロップとは違うが、後口が爽やかで
見た目ほどのどぎつさはない。
今年は「グリーンティ」フレーバーも加わったが
日本の「抹茶」を想像すると、これは全然別物だ。
ハワイで売っているアリゾナのグリーンティを飲むと
だいたいアメリカ人の緑茶に対して考えているイメージが
解るが、あくまで「グリーンティ」であって「緑茶」ではなく
断じて「抹茶」ではない。
でも、これはこれでなかなか美味しい。
そして、ハレイワの街を私がはずせない理由はもうひとつ。
どこぞの家にいるような顔の猫だ。
この地域は地域猫とでもいうべき猫がたくさんいる。
のんびりした街に猫が溶け込んでいる風景こそが
私にとってのノスタルジックなのだ。
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女主人になることを夢見つつ
4匹の猫と暮らす。
(いつの間にか5匹に)