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一筋の陽が射す中、猫は夢の中で祈る。
「クリスマスには鶏のササミが食べられますように・・・。」
だが、この猫は神を信じるものではない。
と、今年もナオミさんからアドベント・カレンダーが届いた。
ちょっと期待していたので、嬉しくて早速バリバリと開ける。
今年はドイツ製のアドベント・カレンダーだ。
塀に囲まれた街の真ん中に教会のような建物がある。
猫も一緒に、この門を開けて、街の中に入ってみましょう。
そこにはクリスマスを待つ風景。
大人も子供も猫も犬も、クリスマスを待つ浮き浮きした気分が
このカレンダーからうかがえる。
私の大好きなお菓子屋さんもあるわね。
24日の窓はカレンダーの中心にある教会(たぶん)の
ステンドグラスの窓だ。
私は、この窓を開けたらどんな絵があるか、の見当をつけた。
たぶん、間違いないと思う。
明日から24日のクリスマス・イブまで
このブログの読者は私と一緒に、カレンダーの窓を
ひとつひとつ開けて、クリスマスを楽しみに待つハメになる。
純粋に待つ気持ち、それが待降節の意義だ。
待降節の間はできるだけ良い行いをして
幼子の誕生を待たなければいけないのだが
この歳になった今では、良い行いなど絶対に無理なのが寂しい。
とにかく、私の今の一番の関心事は
12月1日限定発売、エスティのグッド・アズ・ゴールド2009という
メイクアップ・キットを、お昼休みに銀座まで走って買いに行かねば
ということなのだ。
私はめったに茶碗など割らないのだが
最近、猫の茶碗の上にトースターで使う鉄板を落とした。
砥部焼きの高級猫茶碗は、贈り主である弟によると
生活食器でなかなか丈夫らしい。
だから、何とも無いだろうと思っていたが、夫が見つけた。
「オイ、猫の茶碗のフチが欠けてるぞ、誰がやったんだ?」
・・・ 私だ。
半額でも千円近くする値段の食器だ。
ちょっと青くなったが、まあ、猫は気にしないだろうと思い
そのまま使ってもらうことに決めた。
ところが、だ。
23日に弟から小包が届いた。
ちょっとドキッとした。
開けてみてさらにびっくりした。
ヤダッ! 猫の茶碗(と同じ)じゃないの!
ウチのどこかに、隠しカメラでも仕掛けてあるのだろうか?
もう、こうなったら玉砕覚悟で自己申告するしかない。
弟に電話した。
椿 「あ、もしもし、私。 この度はたいそう結構なものを・・・もごもご」
椿弟 「あれは高いので、そのつもりで心して使うように」
椿 「・・・あのー、実はね、高級猫茶碗のフチを欠かしてしまってね。
見てたの?」
椿弟 「いや、別に見てない。 だったら早くそう言ってきなさい。」
椿 「いやー、B級品とはいえ高級茶碗だから申告し難くってさ」
はい、今回送ってもらったものは猫のものと同じ形。
でも、柄は違う。 これが5個。
今度からウチに来たお客様は、この茶碗で何かしらが供されることになる。
もうひとつ、会社関係で付き合いのある業者の女性管理職の方から
羊毛から作るというフェルト手芸の「玉」をプレゼントされた。
猫がきっと喜ぶでしょう、とのことで
こんなに可愛いシールまで貼ってくれてある。
ま、シールを喜ぶのは人間だが。
複雑に色が交じり合ってとても美しい。
猫が手荒く遊んでも大丈夫なように、ぎっちり硬く作ったとのことだ。
んじゃ、早速。
はいっ、遊びなさい!
チャーが一番に飛びついて、興奮して玉を転がし始めた。
まあ、ずいぶん軽い身のこなし。
興味があると、こんなに敏捷に動くとはねー。
あまりの動きの早さにシャッターを押す手がついて行けない。
現在は3匹でフェルト玉争奪戦真っ最中の音が階下から聞こえている。
猫は玉を純粋に、人間は茶碗を複雑に喜んだ、というワケなのだ。
みんなでご馳走の準備をするのはなかなか楽しい。
もっとも指揮を取る従姉は、かなり必死だろうと思う。
私なんか見ているだけだから、単純に楽しい。
さながら、あの運動会でよく聞く「天国と地獄」(音が出ます)が
流れているような感じだ。
♪ ラン、らーん、ララララ ・・・ ♪
伊達巻製作中
♪ らんらん ララララ ♪
八幡巻き製作中
♪ らんらん ララララ ♪
紫蘇とチーズ入りササミカツ製作中。
♪ ララララララララ・・・ ♪
従姉の背中が必死だ。
♪ らん、らーん、ララララ ♪ (もう、いいって)
ちょっとここは雰囲気が違うな。
さて、今回は特別に巻き寿司の作り方を公開しましょう。
中味の製作は従姉、巻くのは従姉の娘だ。
この手はお母さんである従姉とそっくりの手なのよ。
もう、すっかり慣れた手つきだ。
中味の彩りもポップな感じ。
はいっ、ここが一番肝心なところ。
お見事!
海苔がつやつやと光って美味しそう。
と、私は写真を撮っていて、邪魔をしていただけだった。
ま、作りたくなったら、この写真の通りにやってみればいい。
ほとんど不可能だと思うけど。
昨日までマクロモードというのだとばかり思っていた。
ずいぶん前に買った「Nikonではじめるデジタル一眼レフ」
という本を見たら(いちおうこんな本を買っていた)
例のチューリップマーク、あれはクローズアップモードと
いうらしい。
全然知らなかった。
っていうか、せっかく買った本もきちんと読んでいなかったいうことだ。
今更どうのと言ってもしょうがない。
今回は秋バラをクローズアップモードで撮った写真をどうぞ。
うっわー、目がチカチカする。
外側の花びらが茶色になっていたので
縦に切り取った。
一重のバラは蘂を撮るにはちょうどいい。
素人の私がこんなことを言うのは何だが
アラーキーの「花曲」のようなエロティックな花の写真を
撮ってみたい。
だが、アラーキー曰く、写真には被写体に対する思いが現れる。
私は花に対してアラーキーのような気持ちを抱いてないので
一生かかっても無理ってことだろう。
(今回も画像をクリックで大きくしてどうぞ。)
この連休はふぐすまの実家に帰っていた。
両親もいつまでも元気でいるかわからないので
元気なうちにできるだけ顔を見せておきたい、という思いがある。
例年だとお彼岸の頃はいくら東北の福島とは言え
夏の名残があったが、今回は「すっかリ秋」という感じだった。
店の前のプランターに父親が植えていた花。
名前は知らないが、まあまあ可愛い。
ふーん、コンデジでも結構キレイに撮れてるじゃないの。
店にディスプレイしてあった秋のカーディガン。
手が込んでいると思うが、私はこういうのは着ないので
写真を撮るだけにしておく。
編み物教室のテーブルの上にあった犬。
消臭毛糸で作ってあるらしい。
母が作ったにしては可愛いが、耳が寝ている。
接着剤が接がれかけているのだ。 でも、言うと母は怒るから言わない。
私が帰っているから、というわけではないが
野菜をどっさり頂戴した。
さやインゲン。
もいだばかりのインゲンはあっという間に茹であがる。
いつも東京で茹でているのと同じ次官茹でると
くたくたになってしまう。注意が必要だ。
ピーマン、形は悪いが香りがしっかりしていて
肉厚だ。
ピーマンだかしし唐だか、解らないほど大きいしし唐。
母はピーマンとしし唐が嫌いだ。食べるとお腹が痛くなるとか。
1月16日生まれの人はピーマンが苦手なのだろうか、と
ちょっと可笑しくなる。
素麺の木箱に山盛りにのいちじく。
母が早速コンポートを作る。
私はこれが大好きなので、蜂蜜の空き瓶にぎゅうぎゅうに詰めて
持ち帰ってきた。
仕上げのブランデーが効いて、どこぞの一流ホテルのデザートのようだ。
いや、ホント。 こればかりは母を褒める。
それから、聞いただけでちょっと興奮するようなもの。
庭で走り回っている烏骨鶏が産んだ玉子、だと。
普通のニワトリの玉子の2/3くらいの大きさだが
しっかりした殻で、ぎゅっと旨みが凝縮しているような外見だ。
残念なことに、私の滞在中に食卓に上ることはなかった。
ま、コレステロール値が高くなるから別にいいけど。
そして、今回は通常より長く実家にいたため
母親が私の存在に飽きてしまったらしく
帰ってきた昨日あたりは機嫌も良くなかった。
やはり実家というものは、ちょっとの間の滞在というのが
お互いのために良いのだろう。
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女主人になることを夢見つつ
4匹の猫と暮らす。
(いつの間にか5匹に)