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そうそう、花嫁の持ったブライダル・ブーケの行方を
このシリーズ(?)の締めくくりに書いておかないと。
お支度の仕上げに花嫁はブライダル・ブーケを手にする。
会食の前に、ヴェールとケープを取っての撮影後
会食の最中は花嫁と花婿のテーブルの中央に置かれ
(途中でガサッと倒れて、全員で大慌てしたことは内緒)
ブライド・メイドを務めた、従弟の娘、中2のSちゃんにトス。
Sちゃんはこの日、ずーっとブーケを離さずに持ち歩き
夜はブーケを抱いて寝たらしい。
花嫁のドレスの裾を持つSちゃん
花嫁のドレスのトレーンが美しく広がっていたのは
Sちゃんがきちんと裾を整えてくれたからだ。
花嫁がドレスを着替えるまで裾を整えてくれていたSちゃんには
ブーケをもらう権利が充分にあると思う。
ま、他に独身の女子がいなかったし(笑)
それから
花婿のブートニアと
(椿母が、素敵だったと満足していた)
花嫁のヘッドドレスは・・・
(この髪型の評判がやたら良いので、再びアップ)
この日、土湯の温泉に泊まった椿弟夫婦。
K子ちゃんがフローラテープとワイヤーを外し
一晩洗面所に置いて楽しんでいたらしいが
次の日、チェックアウトの時に
「このままここに置いて帰るのは忍びない」と
椿弟に泣いて訴えたそうで(ウソ)
困った椿弟が、ケーキのような箱に入れて
二人で実家に持って帰ってきた。
それを託された椿母と椿は、それはそれは気を使い
二人で考えられる限りのアレンジをした。
何しろ花だけ、なのだから、これで納得してもらうしかない。
ガラスの皿に水を張ってバラを並べたところへ、氷を入れ
さらに、椿母が家にあるアップルミントの葉を適当に摘んできた。
それをまた椿がグリーンと白の配置を考えて並べ直した。
とは言っても全然大したことはない。
それにしても、昔から物を持ち歩くのが大嫌いな椿弟が
よくもまあ、バラの花を箱なんかに入れて持ち帰って来たものだ、と
椿と椿父、椿母は後で大笑いした。
ブートニアのリボンも広島に持ち帰ったし ・・・ぷぷぷ。
他人の結婚式の話など、面白くも何ともないと思うのだが
これは自分の記録用としても残しておきたいので
もうしばらくお付き合い下さい。
教会での結婚式の後はふぐすま駅前にあるTホテルで
式に参列した人、つまり親族だけの昼食会、という段取りだ。
披露宴ではなく、全員でお昼ご飯を食べる、という
簡単な形になった。
まず、それぞれの席にはメニューと紅白饅頭(の入った箱)
この紅白饅頭は普通の饅頭よりサイズが大きく
私は1個全部は食べられない。
紅白饅頭ってシブイと思わない? 実は椿母は紅白の「すあま」を
付けたかったらしいのだが、私は「すあまのない国に行きたい」と
思うほど、すあまが嫌いなので、これを調達する店の職人(従弟)に
「アンタが紅白饅頭を機械じゃなくて、手で作るのよ!」と談判したのだった。
椿 「あのさ、じょうよ饅頭にはできないの?」
従弟 「あのね、ふぐすまではそういう上品な饅頭は売れないの。
だから普通の饅頭です。」
椿 「フーン、じゃあ、いいよ。 んー、じゃあ焼き型で寿とか入れてよ。」
従弟 「焼き型 !? そんなもの蔵の奥の奥見ないとなぁ・・・」
椿 「フーン、それもダメなのか。」(チッ)
などというやりとりが1ヶ月ほど前にあったのだ。
ハッ、そうそう、お昼ご飯でしたね。
アミューズ
アスパラの生ハム巻き、鴨の軽いロースト、クリームチーズサーモン
サーモンにはハート型に抜いたトーストがのっている。
お椀
薄葛仕立て 子柱真丈
赤く色紙状に見えるものはピーマン。
これこそ和洋折衷だわ。
お造り
鮪、鯛八、甘海老
メニューに書いてある通りに書いておきますよー。
でも、私、これを食べた記憶がすっぽりと抜けている。
オマール海老のテルミドール
煮物
里芋、帆立餡かけ
実は既にここらへんでお腹いっぱい。
これはたぶん1/3ほど残したはずだ。
牛フィレ肉のポワレ
シャンピニオンのフリカッセ マスタードソース
私たちのテーブルでは「フリカッセとは何ぞや?」という
話題で盛り上がった。
さらに可愛いことにK子ちゃんの甥の小6の子は
「牛フィレ肉のポワレ」と「シャンピニオンの・・・」が
上記のように書いてあったため、これを2皿だと思い
「なんか1皿抜けてるなあ・・・」と悩んでいたらしい。
あ、それでもわたくし、これはベイクド・トマト以外は
きちんといただきました。
酢の物
水雲酢
またしても「水雲酢とは何ぞや?」と言う話題で
テーブルが盛り上がったが、これは「もずく」と
海老、カニ、青菜、クコの黄味酢だった。
この時は写真を撮るのをすっかり忘れてしまって
さんざん食い散らかしてから 「あっ、写真!」と
思い出し、食わずに飲む椿父のテーブルに行き
写真を撮ってきたのだった。
留物
末廣押しずし
これはもう半分残した。限界だ。
デザートとコーヒー
苺、キゥイ、オレンジ、ブルーベリー&ラズベリー
バニラアイスクリーム、レアチーズケーキ(か?)
新郎新婦のデザートは特別だった。
チョコレートで「おめでとうございます」と書いてある
ホワイトチョコの板が。
・・・でも、ブルーベリーとラズベリーは?
(K子ちゃん情報によると、持ってくる前に椿弟が食べてしまったらしい)
このお皿は、椿弟が「これはちょっと・・・」とか言って
こちらのテーブルに持ってきた。
中学生や小学生もいるテーブルだったので
全員でお皿を回して残らず平らげたのだった。
決して私が弟を脅して巻き上げたわけではないので
誤解のないように。
せっかく皆さんがコメントに「ケープが見たい」とか
「ブーケも素敵」と入れてくださったので。
そして、ちゃっかりと花嫁のお支度の部屋に入り込んでしまったので。
花嫁支度を披露してしまう。
(K子ちゃん、いいよねー?)
まず、お花屋さんから届いたままのブーケ
まあ!窓がハート型じゃないの!さすがはブライダルブーケだ。
実は(まさかとは思ったが)花婿のブートニアを確認するために
このハートの窓から中を覗き込んでしまった椿だった。
だって、それは弟だもの、心配だ。
丁寧にカラーが施された花嫁のネイル
短くそろえた爪と控えめなカラーが清楚だ。
ヴェールを被る前の髪型。
これ、私はとっても好きだ。
この髪を作ったのは福島でも一番上手な美容院の
そのまた一番上手な先生なのだ。
26年前にはこういう髪型ってなかった。
やっぱ、もう1回するしかないのか?
ブライダル・ブーケ
花嫁と私と従弟の奥さんの3人で綿密(?)な打ち合わせを重ねて
オーダーしたブーケ。
花嫁の希望の、白いバラと白いミニバラ、トルコ桔梗
そして白いブルースターも入っている。
グリーンは斑入りのアイビー。
従弟の奥さんに頼んで、彼女がブライダルブーケを作った同じ花屋さんに注文。
大き過ぎず、花嫁の希望通りの上品なブーケが出来上がってきた。
チラッと見えるレースの手袋の刺繍もなかなか凝っている。
ああ、手袋も撮っておけばよかった。 今頃言っても、もう遅い。
そして、椿母製作のケープ
実はこのケープの両側にはそれぞれボタンが付いていて
そのボタンを止めるとボレロになる、という優れものなのだ。
この時はボタンを止めずにケープとして使用。
後ろ姿を拡大すると、こんな。
この糸はK子ちゃんがチョイス。
椿弟はわずかにラメが入っているものが良いと言ったらしいのだが
K子ちゃんは、真っ白な糸を選んだ。
ショートヴェールにはスワロフスキーのクリスタルビーズ#5301の
6ミリ玉、クリスタル(クリスタルABか?)が所々に縫い付けてある。
縁取りのないショートヴェールが、このドレスにはぴったりだ。
(思い出したので忘れないように書いておく)
そして、このケープの仮縫い(寸法とデザイン合わせ)の時に使用した
黒い糸で同じ形に編んだボレロが、母親から椿に与えられた。
結婚式で奮闘したご褒美だって。
それにしても、椿母の作ったもので今回ほど素敵だと思ったものはない。
もう、椿母は今回に限っては、うんと威張ってもかまわない。
さて、式もクライマックスになり
聖水で祝福された指輪の交換である。
新郎から新婦へ
「この指輪をもって娶るなり」
新婦から新郎へ
「この指輪をもって嫁ぐなり」
ま、実は「この指輪は私の愛と忠実のしるしです」と
言いながら交換しているのだが、私はこの言葉が
大好きなので、勝手に変えてみた。
次は絶対にこう言うぞーっ!(え?)
新郎新婦のための祈りが捧げられる
跪く、という姿はとても美しいと思った一瞬。
そして、婚姻証書への署名、「ガリラヤの風かおる丘で」が歌われ
共同祈願、主の祈り、平和を願う祈り、と続き
聖母マリアへの讃歌「あめのきさき」という美しい聖歌を歌う。
式の終わりに新郎新婦と会衆への祝福が行われ、式は終了する。
新郎新婦が退堂して、教会の鐘を鳴らす。
「これ、いつまで鳴らすんだ?」と言う弟に、椿は写真を撮りながら
「永久に鳴らしてろ!」と言い放った。(ちょっと羨ましい)
式を終えた二人はとびきりの笑顔だ。
この写真、椿父が
「とても良いが、水道まで写っている」と評した。
どれどれ? まあ、ホントだ。
そんなの、素人なんだからわかんないよ~。
しかし、椿弟はジャン・レノみたいなヘアスタイルで
ちょっとコワイ。
これが小さい時はホントに可愛かったのだ。
ああ、あの可愛らしかった弟は今いずこ。
そしてフラワーシャワーを浴びて花嫁と花婿は進む。
この後、全員でもう一度聖堂の中に戻り記念写真を撮った。
May Bride の巻は、これにて終了。
コイツらは、今、世界で一番幸せな二人なのである。
願わくば、椿のように「あーあ、失敗したぁ」と思うことなく
添い遂げてもらいたいものだ。
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椿
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自己紹介:
老後はミモザ館(やかた)の
女主人になることを夢見つつ
4匹の猫と暮らす。
(いつの間にか5匹に)
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